スペース・トラッキン
「スペース・トラッキン」(Space Truckin') は、イギリスのロック・バンドであるディープ・パープルの楽曲。1972年にリリースされた6枚目のスタジオ・アルバム『マシン・ヘッド』の収録曲として発表された[1]。この曲は、ライブ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン』にも収録された[2]、バンドの最も有名な曲のひとつであり[3]、2003年にはマーティン・ポポフの著書『The Top 500 Heavy Metal Songs of All Time』(「史上最高のヘヴィメタル曲500」の意)でも取り上げられた[4]。
「スペース・トラッキン」 | |
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ディープ・パープルの楽曲 | |
収録アルバム | 『マシン・ヘッド』 |
リリース | 1972年 |
録音 | 1971年 |
ジャンル | ヘヴィメタル ハードロック |
時間 | 4:34 19:54(ライヴ・イン・ジャパン) |
作詞者 | イアン・ギラン |
作曲者 | リッチー・ブラックモア ロジャー・グローヴァー ジョン・ロード イアン・ペイス |
その他収録アルバム | |
ライヴ・イン・ジャパン |
歌詞の内容は、イアン・ギランらしい「コミック的なユーモア」を表したもので、惑星の間を飛び回る宇宙の長距離ドライバーが過ごす休日を、日常生活として歌っている[5]。
元々は4分半程度の曲だが、ライブでは後半以降が即興演奏となって20~25分もの長さになり、30分を超える場合もあった。
バンドの本国イギリスをはじめ、アメリカ合衆国や日本などの主要な音楽市場ではシングルとしては発売されなかったが、一部の国ではシングルとしてもリリースされた。メキシコでは『ライヴ・イン・ジャパン』におけるこの曲の音源を、7インチ盤に33回転1/3の再生速度で収録した、A面/B面それぞれ9分50秒というシングルが1973年に出た[6]。
おもなカバー
- オーヴァーキルは、1999年のカバー・アルバム『カヴァーキル (Coverkill)』でこの曲を取り上げた[7]。
- ドリーム・シアターは、2006年に『ライヴ・イン・ジャパン』を再現するコンサートをおこない、オフィシャル・ブートレグ・シリーズのひとつとしてリリースしており、「スペース・トラッキン」も収録されている[8]。
- 2012年のトリビュート・アルバム『ディープ・パープル マシン・ヘッド・トリビュート:リ・マシンド (Re-Machined: A Tribute to Deep Purple's Machine Head)』では、アイアン・メイデンが「スペース・トラッキン」をカバーしている[9]。
脚注
- Deep Purple – Machine Head - Discogs (発売一覧)
- Deep Purple – Made In Japan - Discogs (発売一覧)
- Google Buchsuche. STEELcyclopedia - The Titans of Hard Rock. Von Taylor T. Carlson
- Google buchsuche: Martin Popoff. The Top 500 Heavy Metal Songs of All Time
- Jürgen Roth und Michael Sailer: Deep Purple, die Geschichte einer Band. Verlagsgruppe Koch GmbH/Hannibal, 2005. S. 177.
- Deep Purple – Space Truckin' - Discogs
- Overkill – Coverkill - Discogs (発売一覧)
- Dream Theater – Official Bootleg: Made In Japan - Discogs
- Various – Re-Machined A Tribute To Deep Purple's Machine Head - Discogs (発売一覧)
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