鄭載勳

鄭載勳チョン・ジェフン、 韓国語: 정재훈、1980年1月1日 - )は、大韓民国ソウル特別市出身の元プロ野球選手投手)、野球指導者。

鄭 載勳
Jae-Hun Chung
斗山ベアーズ 1軍投手コーチ #73
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
出身地 ソウル特別市
生年月日 (1980-01-01) 1980年1月1日(43歳)
身長
体重
179 cm
81 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2003年 2次ドラフトで5位
初出場 2003年
最終出場 2016年8月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴
  • 斗山ベアーズ (2018 - )
国際大会
代表チーム 大韓民国の旗大韓民国
WBC 2006年
チョン・ジェフン
各種表記
ハングル 정재훈
漢字 鄭載勳
発音: チョンジェフン
ローマ字 Jeong Jae-hun

経歴

第一次斗山時代

2003年に斗山ベアーズから指名を受けて入団した。

2004年に中継ぎ兼抑えとして重要な役割をなしていた車明珠が退団すると出番が増えていき、欲2005年は30セーブで最多セーブのタイトルを獲得した。この活躍から翌年の2006 ワールド・ベースボール・クラシック韓国代表に選ばれた。

2006年は38セーブを挙げた。だが故障などによる球威の低下で、2008年途中からは先発中継ぎとして起用されるようになった。

2010年は中継ぎの柱として活躍し、23ホールドで最多ホールドの個人タイトルを獲得した。

2011年は中継ぎ兼抑えに起用され、オフにFA(フリーエージェント)を申請し、2012年からの4年契約を結んだ。

しかし2012年は肩の故障でたった4試合の登板と期待を大きく裏切った。

2013年から2014年は2年連続50試合以上に登板しリリーフとして活躍した。

ロッテ時代

2014年12月、ロッテ・ジャイアンツから斗山へとFAで移籍した張元準の人的補償選手としてロッテへと移籍した[1]

ロッテでは思うような成績を残せず、2015年11月27日に戦力均衡を目的とした2次ドラフト(各チーム40名の保護選手以外から3名まで指名可能)で古巣の斗山から指名され復帰し、わずか1年でロッテを去った。同年3月28日のKTウィズ戦で通算500登板記録を樹立したのが唯一の見せ場だった[2]

第二次斗山時代

2016年は斗山で中継ぎとして起用され韓国シリーズ優勝に貢献した。

2017年は高齢である上に肩の故障により試合に出場できなくなったため、育成選手として契約したがシーズンを通じて一度も一軍で登板できず、同年限りでの現役引退を表明した。

引退後

引退した後もチームに残留し、2018年より斗山のコーチに就任する。

プレースタイル・人物

速球にはあまりスピードがないが、主戦変化球である落差の大きなフォークをはじめとする高水準な変化球を武器に三振の山を築くスタイル。

変化球のコントロールが巧みであり、追い込んでから落ちる変化球で三振をとることがうまい。

詳細情報

年度別投手成績

年度チーム平均自責点試合完投完封勝利敗戦セーブホールド投球回被安打被本塁打四球死球奪三振失点自責点
2003斗山10.8050001003.12140344
20043.144300310377.1744335663027
20052.0951001630056382225601513
20061.33530023380543332846598
20072.4452005325059542325542216
20083.2342003318053442164392219
20094.443200550493.1996297804846
20101.7363008422378522284891615
20112.874500268962.2475223652320
20124.50400010043110132
20133.4455004114752.1463173382620
20145.3754001521553.2506196563332
2015ロッテ(G)7.11100000006.116160585
2016斗山3.2746001522352.1433175562119
通算14シーズン3.1455500354413984705.16014127451677280246

背番号

  • 41 (2003年 - 2017年)
  • 73 (2018年 - )

脚注

外部リンク

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