東埔温泉
東埔温泉(とうほおんせん、ピンイン:dōngpŭ wēnquán)は台湾南投県信義郷東埔村にある温泉。なお本項目では隣接する野湯楽楽谷温泉についても記載する。
東埔温泉は古くは沙里仙温泉とも呼ばれ、阿里山と日月潭の中間に位置する。この地から八通関古道を経由して玉山へ向かえるため登山客も多い。
玉山国家公園の北西側入り口に近いため、彩虹瀑布、雲龍瀑布、乙女瀑布、溪谷、父子断崖、八通関古道などにアクセスできる。東埔温泉はその全域が布農族の伝統的な支配領域に属す。
泉質
東埔温泉は二箇所の源泉がありいずれも自然湧出している。水温は49℃と66℃、PHは約7.5。炭酸水素イオン約193ppm、ナトリウムイオン約179ppmを含有する弱アルカリ性の炭酸水素塩泉である。[1]
楽楽谷温泉
楽楽谷温泉(らくらくたにおんせん、ピンイン:lèlègŭ wēnquán )は南投県信義郷にある海抜1302メートルの野湯。東埔温泉から八通関古道の下方、陳有蘭溪の溪谷中に位置する。[3]
楽楽(lèlè)は布農族の言葉で「温泉」を指す。
参考文献
関連項目
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