富水駅
富水駅(とみずえき)は、神奈川県小田原市堀之内にある、小田急電鉄小田原線の駅である。駅番号はOH 44。
富水駅 | |
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東口駅舎(2006年10月) | |
とみず Tomizu | |
所在地 | 神奈川県小田原市堀之内242 |
駅番号 | OH44 |
所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | ■小田原線 |
キロ程 | 77.8 km(新宿起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[小田急 1]5,916人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月1日 |
歴史
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 開業。「直通」の停車駅となる。なお、各駅停車は新宿 - 稲田登戸(現・向ヶ丘遊園駅)間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。
- 1945年(昭和20年)6月 - 従来、新宿 - 稲田登戸間のみの運行の各駅停車が全線で運行されることとなり、各駅停車の停車駅となる。同時に「直通」は廃止される。
- 1946年(昭和21年)10月1日 - 準急が設定され、停車駅となる。
- 1960年(昭和35年)3月25日 - 通勤準急が設定され、停車駅となる。
- 1964年(昭和39年)11月5日 - 通勤準急が廃止される。
- 1983年(昭和58年)3月22日 - 一部の急行の停車駅となる。
- 2008年(平成20年)3月15日 - 新松田駅以西に準急が乗り入れなくなったため準急の停車駅から外れる。
- 2014年(平成26年)1月:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[1]。
- 2018年(平成30年)3月17日 - 小田原駅から本厚木駅まで各駅に停車する急行について、新松田で各駅停車から急行に種別変更する形態となるため、急行の停車駅から外れる[2]。また、当駅から箱根登山線への直通列車が廃止される。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。東西の両ホームに別々の改札口が置かれており、ホーム間は跨線橋で接続されている。西口は終日、東口は時間帯により駅員無配置となる[3]。当駅を含む開成 - 小田原間の途中4駅はホームの有効長が120m(20m車6両分)であり、10両編成の列車は当駅に停車することができない。
2015年度には、隣の栢山駅・螢田駅の他に開成駅・足柄駅と共に行先案内表示器の設置が計画され[4]、秋頃に改札口付近への設置を完了した。
トイレとAED(自動体外式除細動器)は、1番ホーム側にある。
利用状況
2022年度の1日平均乗降人員は5,916人であり[小田急 1]、小田急線全70駅中67位。足柄駅、南新宿駅、螢田駅に次いで4番目に少ない。
近年の乗降人員・乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[7] |
1日平均 乗車人員[8] |
出典 |
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1995年(平成 | 7年)3,578 | [* 1] | |
1998年(平成10年) | 3,472 | [* 2] | |
1999年(平成11年) | 3,399 | [* 3] | |
2000年(平成12年) | 3,355 | [* 3] | |
2001年(平成13年) | 3,291 | [* 4] | |
2002年(平成14年) | 3,275 | [* 5] | |
2003年(平成15年) | 6,324 | 3,214 | [* 6] |
2004年(平成16年) | 6,554 | 3,286 | [* 7] |
2005年(平成17年) | 6,664 | 3,336 | [* 8] |
2006年(平成18年) | 6,812 | 3,401 | [* 9] |
2007年(平成19年) | 6,840 | 3,420 | [* 10] |
2008年(平成20年) | 7,003 | 3,501 | [* 11] |
2009年(平成21年) | 6,910 | 3,442 | [* 12] |
2010年(平成22年) | 6,711 | 3,344 | [* 13] |
2011年(平成23年) | 6,671 | 3,326 | [* 14] |
2012年(平成24年) | 6,865 | 3,417 | [* 15] |
2013年(平成25年) | 6,966 | 3,468 | [* 16] |
2014年(平成26年) | 6,816 | 3,399 | [* 17] |
2015年(平成27年) | 6,899 | 3,445 | [* 18] |
2016年(平成28年) | 6,850 | 3,419 | [* 19] |
2017年(平成29年) | 6,849 | 3,417 | [* 20] |
2018年(平成30年) | 6,808 | 3,400 | [* 21] |
2019年(令和元年) | 6,796 | 3,397 | [* 22] |
2020年(令和 | 2年)[小田急 2]5,080 | ||
2021年(令和 | 3年)[小田急 3]5,501 | ||
2022年(令和 | 4年)[小田急 1]5,916 |
駅周辺
- 小田原市役所桜井窓口コーナー
- 城北タウンセンターいずみ住民窓口
- 二宮尊徳(二宮金次郎)生誕地
- 尊徳記念館
- 鉄心斎文庫・伊勢物語文華館
- 小田原富水郵便局
- DNPアイ・エム・エス小田原(旧:コニカミノルタ小田原サイト)- 2016 (平成28)年1月31日をもって閉鎖され、2020年6月に解体された[9]。なお、当駅から東へ小田原アリーナや富士見大橋付近に進むと、DNPグループの子会社である「相模容器」(小田原工場)があるものの、こちらは引き続き存続。
- ビーバートザン富水店
- 小田原市総合文化体育館・小田原アリーナ
- 伊豆箱根鉄道大雄山線相模沼田駅 - 西へ約1.5 km、徒歩20分程度。
その他
脚注
注釈
出典
- (PDF)『小田急線・箱根登山線・箱根ロープウェイ・箱根海賊船にて 2014年1月から駅ナンバリングを順次導入します! 新宿駅から箱根・芦ノ湖まで通しのナンバリングにより、わかりやすくご利用いただけます』(プレスリリース)小田急電鉄/箱根登山鉄道、2013年12月24日。 オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブ 。2021年5月9日閲覧。
- (PDF)『2018年3月、新ダイヤでの運行開始』(プレスリリース)小田急電鉄、2017年11月1日 。2017年11月5日閲覧。
- 駅係員の配置時間は、7:15 - 11:15、13:15 - 18:15、19:30から終電までである
- “富水駅のご案内 駅立体図”. 小田急電鉄. 2023年6月3日閲覧。
- 統計 - 小田原市
- 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- 神奈川県県勢要覧
- 当初は「小西六前」から始まり、「コニカ前」→「コニカミノルタ前」→「DNP前」の順で改名した。箱根登山バスの管轄路線の中でも停留所名が複数回変更した希有な例である。現行停留所の「富水郵便局前」になったのは、2020年3月10日からである。
- 小田原市広報令和4年3月号
- 路線廃止のお知らせ箱根登山バス 2021年3月12日(2021年7月31日閲覧)
- 小田急電鉄の1日平均利用客数
- “鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月2日閲覧。
- “鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2022年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月2日閲覧。
- “鉄道部門:駅別乗降人員・輸送人員ほか”. 小田急電鉄. 2023年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月2日閲覧。
- 神奈川県県勢要覧
- 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 21ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成12年度)- 223ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成13年度) (PDF) - 225ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成14年度) (PDF) - 223ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成15年度) (PDF) - 223ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成16年度) (PDF) - 223ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成17年度) (PDF) - 225ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成18年度) (PDF) - 225ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成19年度) (PDF) - 227ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成20年度) (PDF) - 231ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成21年度) (PDF) - 241ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成22年度) (PDF) - 239ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成23年度) (PDF) - 239ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成24年度) (PDF) - 235ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成25年度) (PDF) - 237ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成26年度) (PDF) - 239ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成27年度) (PDF) - 239ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成28年度) (PDF) - 247ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成29年度) (PDF) - 239ページ
- 神奈川県県勢要覧(平成30年度) (PDF) - 223ページ
- 神奈川県県勢要覧(令和元年度) (PDF) - 223ページ
- 神奈川県県勢要覧(令和2年度) (PDF) - 223ページ
外部リンク
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