2006年の日本グランプリ (ロードレース)

概要

既にアルバロ・バウティスタのチャンピオンが確定済の125ccクラスでは、ランキング2位のミカ・カリオがバウティスタとのバトルを制してシーズン3勝目を挙げた[1]。

250ccクラス決勝ではKTMの青山博一が、アレックス・デ・アンジェリスとのバトルを制して2年連続地元GP優勝となるシーズン2勝目を遂げ、表彰台の頂点で大泣きした。[2]。ポイントランキングトップのホルヘ・ロレンソは3位、同2位のアンドレア・ドヴィツィオーゾは4位フィニッシュとなり、両者のポイント差は27に広がった[3]。

MotoGPクラスでは、ドゥカティ・マルボロのロリス・カピロッシが日本GP2連覇となるシーズン3勝目を挙げた。2位にマルコ・メランドリ、3位にバレンティーノ・ロッシと続き、イタリア人ライダーが表彰台を独占した。この結果ポイントランキング上は、トップのニッキー・ヘイデンに対しロッシが12ポイント差に詰めてきた[4]。

MotoGPクラス決勝結果
順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 65 ロリス・カピロッシ ドゥカティ 24 43:13.585 1 25
2 46 バレンティーノ・ロッシ ヤマハ 24 +5.088 2 20
3 33 マルコ・メランドリ ホンダ 24 +8.378 3 16
4 15 セテ・ジベルナウ ドゥカティ 24 +9.712 5 13
5 69 ニッキー・ヘイデン ホンダ 24 +11.944 7 11
6 24 トニ・エリアス ホンダ 24 +18.108 6 10
7 26 ダニ・ペドロサ ホンダ 24 +19.937 9 9
8 5 コーリン・エドワーズ ヤマハ 24 +22.492 10 8
9 10 ケニー・ロバーツ・ジュニア KR211V 24 +26.824 14 7
10 6 玉田誠 ホンダ 24 +30.970 18 6
11 71 クリス・バーミューレン スズキ 24 +39.263 15 5
12 21 ジョン・ホプキンス スズキ 24 +39.440 13 4
13 64 秋吉耕佑 スズキ 24 +45.595 12 3
14 7 カルロス・チェカ ヤマハ 24 +49.571 17 2
15 77 ジェームス・エリソン ヤマハ 24 +1:09.085 19 1
16 66 アレックス・ホフマン ドゥカティ 24 +1:11.748 20  
Ret 56 中野真矢 カワサキ 23 アクシデント 4  
Ret 27 ケーシー・ストーナー ホンダ 12 アクシデント 11  
Ret 17 ランディ・ド・プニエ カワサキ 8 アクシデント 8  
Ret 8 松戸直樹 カワサキ 8 16  
Ret 30 ホセ・ルイス・カルドソ ドゥカティ 1 アクシデント 21  

250ccクラス決勝結果
順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 4 青山博一 KTM 23 43:36.310 4 25
2 7 アレックス・デ・アンジェリス アプリリア 23 +1.341 3 20
3 48 ホルヘ・ロレンソ アプリリア 23 +4.349 1 16
4 34 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ 23 +4.530 2 13
5 15 ロベルト・ロカテリ アプリリア 23 +14.864 7 11
6 73 青山周平 ホンダ 23 +24.111 5 10
7 80 エクトル・バルベラ アプリリア 23 +41.433 8 9
8 86 横江竜司 ヤマハ 23 +41.749 11 8
9 58 マルコ・シモンチェリ ジレラ 23 +41.881 15 7
10 87 ラタパー・ウィライロー ホンダ 23 +42.054 14 6
11 14 アンソニー・ウエスト アプリリア 23 +43.329 18 5
12 54 マヌエル・ポジャーリ KTM 23 +48.247 16 4
13 89 及川誠人 ヤマハ 23 +49.242 17 3
14 25 アレックス・バルドリーニ アプリリア 23 +59.084 22 2
15 37 ファブリシオ・ペレン ホンダ 23 +1:00.019 20 1
16 28 デューク・ヘイドルフ アプリリア 23 +1:04.360 21  
17 16 ジュール・クルーセル アプリリア 23 +1:06.599 29  
18 44 関口太郎 アプリリア 23 +1:22.509 28  
19 88 宇井陽一 ヤマハ 23 +1:23.416 27  
20 93 高橋江紀 ホンダ 23 +1:23.474 26  
21 23 アルトゥーロ・ティゾン ホンダ 23 +1:32.896 23  
22 24 ジョルディ・カルチャノ アプリリア 23 +1:33.263 24  
23 20 高橋巧 ホンダ 23 +2:03.029 25  
24 85 アレッシオ・パルンボ アプリリア 22 +1 Lap 32  
Ret 96 ヤコブ・シュムルツ アプリリア 17 10  
Ret 55 高橋裕紀 ホンダ 14 アクシデント 6  
Ret 50 シルバン・ギュントーリ アプリリア 6 アクシデント 9  
Ret 22 ルカ・モレリ アプリリア 5 31  
Ret 42 アレックス・エスパルガロ ホンダ 3 19  
Ret 8 アンドレア・バレリーニ アプリリア 1 アクシデント 12  
Ret 52 ダビド・デ・ヘア アプリリア 1 アクシデント 13  
DNS 21 アルノー・ヴァンサン ホンダ 30  

125ccクラス決勝結果
順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 36 ミカ・カリオ KTM 21 41:40.970 2 25
2 19 アルバロ・バウティスタ アプリリア 21 +0.185 1 20
3 60 フリアン・シモン KTM 21 +7.769 4 16
4 75 マティア・パシーニ アプリリア 21 +7.907 7 13
5 52 ルーカス・ペセック デルビ 21 +7.924 6 11
6 55 エクトル・ファウベル アプリリア 21 +8.078 3 10
7 71 小山知良 マラグーティ 21 +22.782 10 9
8 38 ブラッドリー・スミス ホンダ 21 +22.911 9 8
9 14 ガボール・タルマクシ ホンダ 21 +23.192 12 7
10 18 ニコラス・テロル デルビ 21 +32.403 18 6
11 32 ファブリツィオ・ライ アプリリア 21 +39.590 11 5
12 34 エステベ・ラバト ホンダ 21 +39.735 21 4
13 44 カレル・アブラハム アプリリア 21 +39.817 23 3
14 11 サンドロ・コルテセ ホンダ 21 +40.011 14 2
15 90 葛原大陽 アプリリア 21 +40.135 17 1
16 53 シモーネ・グロツキー アプリリア 21 +43.213 27  
17 26 ヴァンサン・ブライヤール アプリリア 21 +49.105 29  
18 20 ロベルト・タンブリーニ アプリリア 21 +54.960 26  
19 42 ポル・エスパルガロ デルビ 21 +55.641 20  
20 33 セルヒオ・ガデア アプリリア 21 +55.673 5  
21 87 ロベルト・ラカレンドーラ アプリリア 21 +1:06.921 34  
22 67 ブレイク・レイ＝スミス KTM 21 +1:07.536 33  
23 9 ミハエル・ランセデール KTM 21 +1:07.695 28  
24 43 マヌエル・エルナンデス ホンダ 21 +1:08.696 30  
25 45 イムレ・トス アプリリア 21 +1:14.767 25  
26 13 ディノ・ロンバルディ アプリリア 21 +1:17.503 40  
27 50 岩田裕臣 ホンダ 21 +1:18.114 32  
28 16 ミケーレ・コンティ ホンダ 21 +1:20.465 36  
29 37 ジョーイ・リットジェーン ホンダ 21 +1:23.274 39  
30 48 葛原稔永 ホンダ 21 +1:23.653 37  
31 51 浪平伊織 ホンダ 21 +1:24.235 38  
Ret 49 渡辺一馬 ホンダ 20 アクシデント 31  
Ret 12 フェデェリコ・サンディ アプリリア 17 22  
Ret 6 ホアン・オリベ アプリリア 12 19  
Ret 8 ロレンツォ・ザネッティ アプリリア 9 15  
Ret 47 富沢祥也 ホンダ 8 35  
Ret 35 ラファエレ・デ・ロサ アプリリア 5 16  
Ret 1 トーマス・ルティ ホンダ 3 アクシデント 8  
Ret 63 マイク・ディ・メッリオ ホンダ 3 アクシデント 13  
Ret 73 大谷和也 マラグーティ 2 24  
DNQ 24 シモーネ・コルシ ジレラ  
前戦
2006年のオーストラリアグランプリ		 ロードレース世界選手権
2006年シーズン		 次戦
2006年のポルトガルグランプリ
前回開催
2005年の日本グランプリ		 日本グランプリ 次回開催
2007年の日本グランプリ

脚注
  1. http://www.motogp.com/ja/news/2006/Kallio+takes+125cc+victory+whilst+Smith+achieves+highest+finish
  2. http://www.motogp.com/ja/news/2006/Aoyama+aiming+for+classification+improvement
  3. http://www.motogp.com/ja/news/2006/Aoyama+takes+popular+home+victory+whilst+Lorenzo+extends+lead
  4. http://www.motogp.com/ja/news/2006/Capirossi+repeats+for+all+Italian+podium+and+Hayden+lead+drops+to+12+at+Motegi

参考文献
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