ラファエレ・デ・ロサ
ラファエレ・デ・ロサ ( Raffaele de Rosa, 1987年3月25日 - ) は、イタリア・ナポリ出身のオートバイレーサー。
ラファエレ・デ・ロサ | |
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2009年 ドニントンパーク | |
国籍 | イタリア |
生年月日 | 1987年3月25日(35歳) |
出身地 | ナポリ |
ロードレース世界選手権での記録 - Moto2クラスに参戦 - | |
現在のチーム | G22レーシングチーム(第4戦まで) |
ゼッケン | 35 |
チャンピオン | 0 |
レース数 | 104 |
優勝回数 | 0 |
表彰台回数 | 2 |
PP回数 | 2 |
FL回数 | 3 |
通算獲得ポイント | 280 |
2011年の成績 | - (0ポイント) |
経歴
14歳の時にレースを始める。イタリア、スペインの国内選手権、ロードレースヨーロッパ選手権等に参戦した後、2004年のイギリスGPで、負傷したライダーの代役参戦としてホンダのマシンを駆ってロードレース世界選手権125ccクラスにデビューを果たす。
2005年にはマッテオーニ・レーシングからアプリリアを駆って125ccクラスフル参戦を開始。13ポイントを獲得してデビューシーズンをシリーズランキング23位で終えた。
2006年はマルチメディア・レーシングに移籍。パブロ・ニエトとヴァンサン・ブライヤールをチームメイトに迎えたこのシーズンはシリーズ16位に入った。翌2007年も同チームに残留し、ドミニク・エガーターのチームメイトを務めた。開幕戦カタールGPと第3戦トルコGPで4位に入り、またファステストラップを2回記録するなどの活躍を見せた(シリーズランキングは前年と同じ16位)。
2008年はアンヘル・ニエトJr.率いるオンデ2000チームに移籍し、再びパブロ・ニエトをチームメイトにKTMのマシンを駆ることになった。第6戦イタリアGPでは自身初のポールポジションを獲得するが、シーズンを通して転倒やマシントラブルが多く、シリーズランキングは18位に終わった。
2009年、デ・ロサは250ccクラスにステップアップを果たし、チーム・スコットで青山博一のチームメイトとしてホンダ・RS250RWを駆ることになった。開幕から安定して上位でのフィニッシュを続け、第15戦オーストラリアGPではクラス初のポールポジションから初表彰台となる3位を獲得、最終戦バレンシアGPでも3位を獲得し、前年度125ccクラスチャンピオンのマイク・ディ・メッリオを上回るシリーズランキング6位を記録、見事ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。
2010年は250ccクラスの後継となるMoto2クラスに、テック3チームから高橋裕紀のチームメイトとして参戦した[1]。しかしこのシーズン、デ・ロサは全クラス通して最多となる22度もの転倒を喫してしまい[2]、ポイントを獲得できたレースはわずか4戦、年間ランキングは27位にまで沈んだ。
2011年シーズンはかつてのチームメイトであるパブロ・ニエトが運営するスペインのG22レーシングに移籍、モリワキのシャシーを駆ることとなった[2]。しかし開幕から4戦連続ノーポイントという成績不振と、スポンサー獲得のためにスペイン人ライダーが必要というチームの台所事情から、第5戦カタルニアGPを前にカルメロ・モラレスにシートを奪われてしまった[3]。
ロードレース世界選手権 戦績
シーズン | クラス | バイク | 出走 | 優勝 | 表彰台 | PP | ポイント | |
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2004年 | 125cc | ホンダ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | - |
2005年 | 125cc | アプリリア | 16 | 0 | 0 | 0 | 13 | 23位 |
2006年 | 125cc | アプリリア | 16 | 0 | 0 | 0 | 37 | 16位 |
2007年 | 125cc | アプリリア | 17 | 0 | 0 | 0 | 56 | 16位 |
2008年 | 125cc | KTM | 17 | 0 | 0 | 1 | 37 | 18位 |
2009年 | 250cc | ホンダ | 16 | 0 | 2 | 1 | 122 | 6位 |
2010年 | Moto2 | テック3 | 17 | 0 | 0 | 0 | 15 | 27位 |
2011年 | Moto2 | モリワキ | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | - |
合計 | 104 | 0 | 2 | 2 | 280 |
脚注
外部リンク
- raffaelederosa.com 公式ウェブサイト(イタリア語)
- motogp.com ラファエレ・デ・ロサ経歴