豊幌駅
豊幌駅(とよほろえき)は北海道江別市豊幌にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はA10。電報略号はトホ。事務管理コードは▲130130[2]。
豊幌駅 | |
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駅舎(2018年9月) | |
とよほろ Toyohoro | |
所在地 | 北海道江別市豊幌 |
駅番号 | ○A10 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 313.5 km(函館起点) |
電報略号 | トホ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
902人/日 -2014年- |
開業年月日 | 1956年(昭和31年)11月1日[1] |
備考 | 無人駅 |
Kitacaの利用が可能であるが、カードの販売は行わない。
駅構造
無人駅であり、自動券売機および簡易自動改札機(Kitaca・磁気券ともに対応)が設置されている。豊幌町自治会が券売機の管理と駅舎内の清掃を受託している。地上駅で、2面2線の相対式ホームである。駅舎は南側にあり、北側のホーム(岩見沢方面)へは構内踏切で連絡する。
駅周辺
駅は石狩川左岸(南岸)に位置し、付近では支流の夕張川が石狩川左岸側に合流する形となっている。また、駅南側を夕張川支流の幌向川が流れ、駅付近で夕張川に合流する。これは大雨時に内水氾濫を起こしやすい地形であり、駅付近はたびたび浸水する被害を受けている。直近では1981年(昭和56年)8月の水害被害が大きく、駅前では3m近くまで浸水し建物1階部分は水没したという[6]。2020年代でも江別市作成のハザードマップにおいて駅周辺は最大10mの浸水が予想されており、地区内にこれを避ける高さの建物はなく適切な避難場所は設けられていない[7]。
駅舎は線路南側にある。主要な集落も駅の南側にあり、1980年代後半に形成された新興住宅地である。駅前を鉄道に並走するように国道12号が通過する。さらに南側を道央自動車道が通過するが地区内にインターチェンジは設けられていない。 駅の北側には鉄道に並行するように鉄道防風林がある。また住宅が点在し、石狩川が作り出した三日月湖も残る。北側も南側も集落を離れると一面の農地が広がっている。農地の種類は水田が多いが、畑も点在する。行政施設は公民館がある程度で警察や消防の駐在所はなく、商業施設も国道沿いにコンビニが点在する程度となっている。
- 石狩川
- 豊幌地区開拓記念碑
- 豊幌地区センター
- 開拓記念碑(豊幌神社内)
脚注
- 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、818頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、216頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- “「通報」●函館本線豊幌駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 10. (1978年9月29日)
- “豊幌|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2021年2月20日閲覧。
- 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月24日閲覧
- 史上最大の昭和56年の石狩川大洪水 石狩川振興財団. 2022年9月20日閲覧
- 防災あんしんマップ(洪水ハザードマップ・避難所・防災情報) 江別市総務部危機対策防災担当. 2022年9月20日閲覧
関連項目
外部リンク
- 豊幌|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|駅・鉄道・観光|JR北海道- Hokkaido Railway Company