本茶峠

本茶峠(ほんちゃとうげ、ふんちゃとうげ)は、鹿児島県奄美市名瀬町と同県大島郡龍郷町にある

本茶峠
所在地 鹿児島県奄美市大島郡龍郷町
座標
本茶峠の位置(日本内)
本茶峠
北緯28度23分38秒 東経129度33分9秒
標高 289 m
通過路 国道58号(本茶トンネル)
プロジェクト 地形

概要

標高は289m。名瀬中心部の東側に位置し、昔から交通の難所であった。峠の南側には国道58号の本茶トンネル(本茶バイパス)が通っているため交通量は少ない。峠の頂上部には気象庁名瀬測候所の本茶峠気象レーダー観測所が置かれている。奄美大島では県道や国道が整備される以前、北から順に長雲峠本茶峠朝戸峠和瀬峠三太郎峠網野子峠地頭峠と並ぶ南北に伸びる尾根筋を中心に、尾根筋から集落へと通じる切通が整備されていた。

歴史

大正6年(1917年)頃に本茶峠を超える新道が開通した[1]昭和61年(1986年)本茶トンネルが開通すると交通量は減少した。

脚注

  1. 参考資料:柳田國男著 『海南小記』 1925年(大正14年)

参考文献

  • 甲斐素純・前山光則・溝辺浩司・桃坂豊『九州の峠』葦書房、1996年9月25日。ISBN 4751206508。

関連項目

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