新道林駅

新道林駅(シンドリムえき)は、大韓民国ソウル特別市九老区新道林洞にある、韓国鉄道公社(KORAIL)とソウル交通公社

新道林駅
韓国鉄道公社の駅舎
신도림
シンドリム
Sindorim
所在地 大韓民国の旗ソウル特別市九老区新道林洞
北緯37度30分31.56秒 東経126度53分27.51秒
所属事業者 韓国鉄道公社(KORAIL・駅詳細
ソウル交通公社駅詳細
新道林駅
各種表記
ハングル 신도림역
漢字 新道林驛
発音 シンドリムニョク
日本語読み: しんどうりんえき
英語表記: Sindorim Station

乗り入れ路線

韓国鉄道公社の京釜電鉄線(首都圏電鉄1号線)、ソウル交通公社の2号線が乗り入れ、相互間の接続駅となっている。

韓国鉄道公社の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は京釜線であるが、当駅には電車線を走る一般列車のITX-青春と、1号線(京釜電鉄線)電車が停車する。

首都圏電鉄には駅番号が導入されており、京釜電鉄線は「140」、2号線は「234」の駅番号が付与されている。

歴史

  • 1984年5月22日 - ソウル特別市地下鉄公社(当時)2号線乙支路循環線・ソウル大入口~新道林~乙支路入口間開通と共に開業。韓国国鉄(当時)京釜電鉄線の駅も合わせて開業。
  • 1992年5月22日 - 2号線新亭支線・新道林~陽川区庁間が開通。
  • 2005年1月1日 - 韓国国鉄の上下分離とともに公社化され、京釜電鉄線は韓国鉄道公社の駅になる。ソウル特別市地下鉄公社がソウルメトロに改称し、2号線はソウルメトロの駅となる。
  • 2006年5月 - 2号線乙支路循環線ホームにホームドアを設置。
  • 2008年1月2日 - 2号線の3番線の使用を開始。(出勤時間帯のみ)
  • 2010年 - 京釜電鉄線にホームドアを設置。
  • 2011年12月 - 2号線新亭支線ホーム(4番ホーム)にホームドア設置。
  • 2012年1月 - 2号線3番ホームにホームドア設置。
  • 2013年2月16日 - 京釜電鉄線駅舎の新築工事により、2014年1月31日まで地下階段閉鎖。期間中は、2号線乗り換え時に永登浦駅方面に設置された仮設通路を通る必要があった。
  • 2015年 5月23日 - 京釜電鉄線の駅舎 新築竣工[1]
  • 2017年

駅構造

韓国鉄道公社

韓国鉄道公社 新道林駅
1番ホーム(2013年7月15日)
신도림
シンドリム
Sindorim
139 永登浦 (1.5 km)
(1.1 km) 九老 141
所在地 大韓民国の旗ソウル特別市九老区セマル路 117-21(新道林洞 420-26)
駅番号 140
所属事業者 韓国鉄道公社(KORAIL)
駅種別 配置簡易駅
駅等級 3級
所属路線 京釜電鉄線
キロ程 61.3 km(逍遥山起点)
電報略号 韓国鉄道公社駅コード:823
首都圏電鉄AFC:1007
駅構造 地上駅
ホーム 3面4線
乗車人員
-統計年度-
18,821人/日(降車客含まず)
-2010年-
乗降人員
-統計年度-
37,354人/日
-2010年-
開業年月日 1984年5月22日

ホーム階は1階である。島式1面2線と単式2面2線の合計3面4線を有する地上駅で、フルスクリーンタイプのホームドアが設置されている。元々島式2面4線であったが、混雑を減らすために単式ホーム(1番線)を増設して今の形になった。2番線のホームの1番線側はフェンスで仕切られている。ITX-青春運行開始に伴い、3、4番線ホーム永登浦寄りに、ITX-青春専用ホームが設けられた。京釜電鉄線と並行して駅南東側(4番線の横)に京釜線(列車線)の通過線がある。配置簡易駅で、駅等級は3級である。

かつては、KORAIL管轄の改札口はなく、地下1階(改札階)にあるソウルメトロ(当時)管轄の改札を共用していたため、改札の外に出るにはこの改札を通らなくてはならなかった。出口もソウル交通公社管轄で、3ヶ所ある。[2]

1号線ホームに行くには2号線を経由しなければならないのが不便という意見もあり、不便を解消するためにKORAIL用の橋上駅舎の建設が進められ、2015年5月に橋上駅舎の使用が開始され、出口が3か所増設され6か所になった [3]

のりば

ホーム 路線 種別 行先
1 1 1号線(京釜電鉄線) 緩行 ソウル駅清凉里議政府逍遥山方面
2 1 1号線(京釜電鉄線) 緩行 九老仁川西東灘天安新昌方面
3 1 1号線(京釜電鉄線)・京釜線 龍山急行(急行) 永登浦新吉鷺梁津龍山方面
ITX-青春 鷺梁津龍山方面
4 1 1号線(京釜電鉄線)・京釜線 東仁川・天安急行 九老東仁川水原天安方面
光明シャトル 九老加山デジタル団地衿川区庁光明方面
ITX-青春 水原天安鳥致院大田方面

ソウル交通公社

ソウル交通公社 新道林駅
乙支路循環線ホーム
신도림
シンドリム
Sindorim
所在地 大韓民国の旗ソウル特別市九老区セマル路117-21
所属事業者 ソウル交通公社
駅構造 地下駅
ホーム 3面4線
乗車人員
-統計年度-
63,009人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1984年5月22日
乗入路線 2 路線
所属路線 2号線乙支路循環線(本線)
駅番号 234
キロ程 37.6 km(市庁起点)
233 大林 (1.8 km)
(1.2 km) 文来 235
所属路線 2号線新亭支線
駅番号 234
キロ程 0.0 km(新道林起点)
(1.0 km) 道林川234-1

ホーム階は地下2階である。2面2線の相対式ホームが1面2線の島式ホームを挟む形の合計3面4線の地下駅スクリーンドアが設置されている。ソウル交通公社としては珍しくのりばの番号がつけられている。3番線と4番線のホームは乙支路循環線ホームと比べやや低い位置にある。

3番線は新亭支線を通じて新亭車両事業所に接続されている。元々は車両基地に入出庫する列車が通過する目的でのみ使用されたが、本線外回り列車による混雑を減らすために、2008年1月2日から平日の出勤時間帯(07:34〜08:23)のみ新亭車両事業所から出庫し、内回り方面に行く車両は3番線で乗客を扱うようになった。それ以外の時間帯には3番線ホームを閉鎖する。

全てのホーム中程にある下り階段はそれぞれのホームを結ぶ連絡通路である。この通路は改札口と連絡していない。

改札階は地下1階で、先述のとおり京釜電鉄線と共用している。出口も先述のとおり2ヶ所ある。[2]

のりば

ホーム 路線 行先
3 2 2号線 外回り新道林発 江南方面
(車両基地の入出庫線)
1 2 2号線(乙支路循環線) 内回り 弘大入口乙支路入口往十里聖水方面
2 2 2号線(乙支路循環線) 外回り ソウル大入口教大三成総合運動場聖水方面
4 2 2号線(新亭支線) 道林川陽川区庁新亭ネゴリカチ山方面

利用状況

大韓民国の鉄道駅の利用率が全国1位で、一日の流動人口は36万人に達している。ただし、乗換する乗客が多く、乗降人数はそれほど多くない。

近年の一日平均乗車人員推移は下記の通り。

路線 乗車人員 出典
2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年
1 京釜電鉄線 25524 17323 15412 14795 9299 11898 13607 14407 [4]
2 2号線 38364 39402 38745 37900 39023 40472 40736 42585 [5]
路線 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 出典
1 京釜電鉄線 17039 18020 18821 20523 21697 21612 21831 [4]
2 2号線 49201 52590 54335 58966 63009 65385 67774 [5]

駅周辺

隣の駅

韓国鉄道公社
京釜線
ITX-青春
鷺梁津駅 - 新道林駅 - 水原駅
1 京釜電鉄線
京仁線特急
鷺梁津駅 (136) - 新道林駅 (140) - 九老駅 (141)
急行・緩行
永登浦駅 (139) - 新道林駅 (140) - 九老駅 (141)
ソウル交通公社
2 2号線
乙支路巡環線(本線)
大林駅 (233) - 新道林駅 (234) - 文来駅 (235)
新亭支線
新道林駅 (234) - 道林川駅 (234-1)

脚注

  1. 대보실업, 신도림역 선상 역사 23일 개통, 《매일경제》, 2015.05.21.
  2. http://www.seoulmetro.co.kr/station/stationguide.action?eng=&searchValue=&stationId=0234&mainLine=2
  3. http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=001&aid=0002867164
  4. (朝鮮語) 정보공개 공개자료실 Archived 2011年7月22日, at the Wayback Machine., KORAIL (2005·2009년은 철도정보 일반자료실 Archived 2011年1月8日, at the Wayback Machine.)
  5. (朝鮮語) 수송통계 Archived 2010年1月26日, at the Wayback Machine., 서울메트로

関連項目

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.