伊尾木駅

伊尾木駅(いおきえき)は、高知県安芸市伊尾木にある土佐くろしお鉄道(TKT)ごめん・なはり線である。快速の停車駅。駅番号はGN26

伊尾木駅
ホーム全景
いおき
Ioki
GN27 安芸 (2.7 km)
(4.3 km) 下山 GN25
所在地 高知県安芸市伊尾木
北緯33度29分27.56秒 東経133度55分44.73秒
駅番号 GN26
所属事業者 土佐くろしお鉄道(TKT)
所属路線 ごめん・なはり線
キロ程 30.4 km(後免起点)
電報略号 イオ
駅構造 地上駅
ホーム 単式 1面1線
乗降人員
-統計年度-
50[1]人/日
-2019年-
開業年月日 2002年平成14年)7月1日
備考 無人駅

歴史

駅構造

ホーム(安芸駅方面を望む)

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路から見て北側にある。ホーム入口にスロープがある。休憩所あり。駅員無配置駅となっている。

駅周辺

周辺は住宅街となっている。また駅の前には小さな公園がある。

駅から徒歩10分ほどの距離に「伊尾木洞」があり、天然記念物に指定されたシダ植物の群落を見ることができる。

ごめん・なはり線は基本的に高架・トンネルを多用した近代的な路線だが、伊尾木付近は未着工の状態に近く、建設費を抑えるために地平区間とし、駅周辺に踏切が設置されている[2][3]

イメージキャラクター

いおき トラオくん

名称は「いおき トラオくん」でモニュメントはホーム上屋横に設置されている。映画『男はつらいよ』の主人公・寅次郎がモチーフになっている。映画『男はつらいよ』シリーズは、一度も高知でロケを行ったことがないことから、地元有志の「寅さんを土佐に呼ぶ会」が誘致活動をしていたが、1996年(平成8年)に第49作『寅次郎花へんろ』の製作が決まり、伊尾木の住民らは秋からのロケを心待ちにしていた。しかし渥美清が急逝、『花へんろ』は幻に終わった[3]

国道の裏通りにはモデルにした「寅さん地蔵」がある。寅さんが来なかった見返りとして、有志によって作られた寅さん地蔵には寅さんファンやお遍路さんが旅の安全を祈願していく。

隣の駅

土佐くろしお鉄道
ごめん・なはり線
安芸駅 (GN27) - 伊尾木駅 (GN26) - 下山駅 (GN25)

脚注

  1. 高知県 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  2. 『全国鉄道事情大研究 四国篇』301頁。
  3. 『全国鉄道事情大研究 四国篇』305頁。

参考文献

  • 川島令三全国鉄道事情大研究 四国篇』草思社、2007年8月17日、300-312頁。ISBN 978-4-7942-1615-1。

関連項目

外部リンク

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