フィリッポ・トルトゥ
フィリッポ・トルトゥ(Filippo Tortu,1998年6月15日)は、イタリア出身の短距離走の選手[1]。100mの前イタリア記録保持者で自己ベストは9秒99。2020年東京オリンピック4×100mRの金メダリスト。
| |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
選手情報 | |||||||||||||||
フルネーム | フィリッポ・トルトゥ | ||||||||||||||
ラテン文字 | Filippo TORTU | ||||||||||||||
競技 | 100m,200m | ||||||||||||||
種目 | 短距離走 | ||||||||||||||
生年月日 | 1998年6月15日 (23歳) | ||||||||||||||
出身地 | イタリア | ||||||||||||||
居住地 | イタリアサルデーニャ | ||||||||||||||
身長 | 187cm | ||||||||||||||
体重 | 77kg | ||||||||||||||
100m | 9秒99 (2018年) | ||||||||||||||
200m | 20秒10(2022年) | ||||||||||||||
| |||||||||||||||
編集 |
経歴
イタリアのミラノで生まれたがサルデーニャ出身。8歳のころにスポーツを始め、陸上とバスケットボールを習っていた。
2010年と2011年にミラノの大会で優勝した。その為バスケットボールか陸上競技かどちらを専念するのか迷ったが、優勝したこともあり陸上競技に専念することにした。
2018年にマドリードで行われたIAAFワールドチャレンジミーティングスではイタリア選手初の9秒台となる9秒99をマーク、ピエトロ・メンネアが持つイタリア記録を39年ぶりに更新した。
カタールのドーハで行われた2019年世界陸上競技選手権大会・男子100mでは決勝進出を果たし、10秒07で7位に入った。男子100mにおけるイタリア選手の過去最高成績に並んだ。
2020年東京オリンピックでは、4×100mリレーでアンカーを務め、イタリア新記録の37秒50で金メダルを獲得した。ゴールの様子は、同国選手のピエトロ・メンネアの1980年モスクワオリンピック男子200m決勝でのゴールを彷彿とさせるものだった。
自己ベスト
種目 | 記録 | 風速 | 開催場所 | 年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
100m | 9秒99 | +0.2m | スペインマドリード | 2018年 | 前イタリア記録 |
9秒97 | +2.4m | イタリア | 2019年 | 追い風参考記録 | |
200m | 20秒10 | +0.3m | アメリカ合衆国 オレゴン | 2022年 | |
60m | 6秒58 | イタリアアンコーナ | 2019年 |
脚注
- “IAAF: Filippo TORTU | Profile”. iaaf.org. 2018年10月9日閲覧。
外部リンク
- フィリッポ・トルトゥ‐国際陸上競技連盟のプロフィール(英語)
- フィリッポ・トルトゥのヨーロッパ陸上競技連盟のプロフィール
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.