ニュースLIVE! ゆう5時
『ニュースLIVE! ゆう5時』(ニュースライブ! ゆうごじ)は、NHK総合テレビジョンにて2022年4月4日から放送されている報道番組[2]。通称は『ゆう5時』、新聞番組表では『[N]ゆう5時』とクレジットされている。
ニュースLIVE! ゆう5時 | |
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ジャンル | 報道番組・情報番組 |
司会者 |
小田切千 片山千恵子 |
ナレーター | 目黒泉 |
オープニング |
蓮沼執太 『ニュースLIVE! ゆう5時 テーマ』[1] |
エンディング | 同上 |
製作 | |
制作 | NHK |
放送 | |
放送チャンネル | NHK総合テレビジョン |
映像形式 | リアルタイム字幕放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2022年4月4日 - 放送中 |
放送時間 | 月曜日 - 木曜日 17:00 - 17:57 |
放送分 | 57分 |
回数 | 178(2023年6月29日まで) |
公式サイト | |
番組年表 | |
前作 | ニュース シブ5時 |
関連番組 | ニュース きん5時 |
概要
2015年度から2021年度まで放送された『ニュース シブ5時』(以下、『シブ5時』)を「日本列島の今をライブで伝えるニュース」をコンセプトに改題・リニューアルした番組で、その日の出来事を短くまとめたニュースと日本各地の生中継を取り入れて、その日の空気を感じられるような番組を目指す[3][4]。出演者は『シブ5時』の最末期から大幅に入れ替えられた一方で、前述の中継コーナーが新設された以外の番組内容のほとんどは『シブ5時』から引き継がれたため、実質的には形式的なリニューアルに留まった。例えば、『シブ5時』で大相撲中継に伴う休止期間前最後の放送と休止期間明け最初の放送で放送されていた「シブ5時相撲部」は、「ゆう5時相撲部」[5]とタイトルを変えた以外はそのまま引き継いでいる。また、番組公式ツイッターアカウントも『シブ5時』から引き継いだほか、2021年4月から金曜17時台に開始された『ニュース きん5時』(大阪放送局制作、以下『きん5時』)との姉妹番組関係も継続されている[注 1]。
2022年度は『連続テレビ小説』アンコール枠からステブレレスで接続していたため、番組冒頭で再放送を観たキャスター陣が「朝ドラ受け」を行うことがあった[6][注 2]。『連続テレビ小説』アンコール枠は、2023年度からは『NHK地域局発』『時論・公論(再放送)』の後の時間帯である14:45 - 15:00に移動したため「朝ドラ受け」は当番組では行われなくなった。
2022年度以降、各ニュース番組の冒頭で『NHK NEWS』の共通オープニングが流れているが、本番組と『きん5時』では流れていない。
2023年4月より、初代キャスターの高瀬耕造(NHKアナウンサー)が大阪放送局へ異動し、『きん5時』の司会を担当[7]。これに伴い、後任として「NHKのど自慢」の司会を10年間にわたり務めてきた小田切千(同局アナウンサー)が本番組のキャスターに就任[8]。
放送時間
- 月曜日 - 木曜日 17:00 - 18:00[注 3]
- 『ニュース シブ5時』時代と同様、祝日・年末年始や大相撲・高校野球などのスポーツ中継時は休止。また、国会中継のある日は中継終了後から時間繰り下げ・短縮して放送される[注 4][注 5]。
- 2022年7月までの大相撲期間中は、祝日を除き17:00過ぎに取組の合間を縫う形で代替の『NHKニュース』を数分間14時・15時・16時のアナウンサーが担当し放送した。2022年9月より大相撲期間中は、祝日を除き17:00過ぎに取組の合間を縫う形で糸井羊司が担当する『ゆう5時ニュース』を数分間放送する。
- 『ニュース シブ5時』時代は16:50 - 18:10の放送だったが『ゆう5時』は17:00 - 18:00に短縮された。17:00までは『連続テレビ小説・アンコール』が従来より10分繰り下げ(16:30 - 17:00)となった。その一方、18:00以降は関東地方では『首都圏ネットワーク』を、近畿地方では『ほっと関西』を、2023年度から北海道地方では『ほっとニュース北海道』を、それぞれ放送し、その他の地域は東京・放送センターからの裏送りで『NHKニュース』を放送している。
- 18:00から総理記者会見が行われる場合、一部地域では18時台のローカルニュースワイド番組を繰り上げ放送する関係上、17:30頃の最新ニュースコーナーが終わった後の部分をネット返上とする場合がある[注 6]。
生放送のため、コーナーの開始時間が前後する場合もある。タイムテーブルは、日により前後する。
時刻 | 放送内容 |
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17:00 |
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17:01頃 |
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17:20頃 |
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17:25頃 |
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17:30頃 |
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17:35頃 |
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17:48頃 |
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17:49頃 |
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17:55頃 |
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17:56 | エンディング |
17:57 |
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18:00 | 番組終了 |
上述の事象以外での休止・時間変更の事例
- 2022年4月27日:北海道・知床半島沖での観光船沈没事故に関する観光船運営会社社長の記者会見が夕方に行われ、16:48頃から当時放送中だった『夜ドラ・卒業タイムリミットダイジェスト』を打ち切って[注 7]17:34まで特番扱いの『NHKニュース』として会見の模様を生中継したため[9]、当番組は17:34開始の短縮放送となった。また、この影響で内容が大幅に変更され、知床の事故の続報やその他の当日の主なニュースを伝えただけでこの日は番組終了となった。
- 2022年4月28日:16:30 - 18:00に『第98回競泳日本選手権「第1日」』を中継のため、休止。
- 2022年8月8日 - 18日:『第104回全国高校野球選手権大会』を中継のため、休止。祝日であった11日を除き、17:00過ぎの攻守交代の合間を利用して代替の『NHKニュース』を数分間放送した。ただし、3試合開催日で17:00以前に中継が終了した10日と準々決勝前の休養日となった17日は17:00 - 17:05に代替の『NHKニュース』を単独番組扱いで放送し、17:05 - 18:00の間は特集番組やミニ番組の埋め合わせで穴埋めした。
- 2022年8月22日:『第104回全国高校野球選手権大会・決勝 仙台育英×下関国際』の中継延長のため、20分繰り下げ・短縮(17:20 - 17:57)。
- 2022年11月9日:番組放送中の17:40頃に茨城県で最大震度5強を観測する地震が発生し、地震発生以降は予定を変更してその情報を伝え、更には急遽放送時間を13分拡大して18:10まで放送した[注 8]。この影響で17:57 - 18:00の気象情報、18:00 - 18:10の『NHKニュース』が休止となった(後者は関東地方・近畿地方を除く)。また、関東地方では『首都圏ネットワーク』、近畿地方では『ほっと関西』が共に18:10開始の短縮放送となった。
- 2023年3月28日・29日:『第95回記念選抜高校野球大会』3回戦(4試合日のみ)、準々決勝を中継のため、休止。
- 2023年4月4日 - 6日:『第99回競泳日本選手権』を中継のため、休止(開幕前日の4月3日も休止)。
現在の出演者
リポーター、プレゼンター
プレゼンターには、レギュラー出演者以外にも単発で東京アナウンス室のアナウンサーが出演する場合もある。詳細は後述を参照のこと。
ナレーター
- 目黒泉(2022年4月4日 - )
コーナーレギュラー
いずれも『ニュース シブ5時』から続投。
- 能町みね子(エッセイスト、「ゆう5時相撲部」)
- 赤井麻衣子(フリーアナウンサー、「ゆう5時相撲部」、「相撲部だより」)
- さばいどる かほなん(「知って得する!防災知恵袋)
歴代の出演者
気象キャスター以外はNHK放送センター所属のアナウンサー[12]。
期間 | キャスター(MC) | ニュースリーダー1 | リポーター・プレゼンター | 気象キャスター | |||
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男性 | 女性 | 男性 | 女性2 | ||||
2022.04.04 | 2023.03.30 | 高瀬耕造 | 片山千恵子 | 糸井羊司 | 宮﨑慶太 | 佐藤あゆみ 森田茉里恵 | 田中美都3 どーもくん |
2023.04.10 | 小田切千 | 糸井羊司 | 宮﨑慶太 佐藤俊吉 瀬田宙大 | ||||
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脚注
注釈
- なお、『きん5時』では同番組司会の武田真一(NHKアナウンサー)が担当するヘッドラインニュースのコーナーで使用しているテロップや関東地方でのカスタム時刻表示のデザイン、17:30頃に『正午のニュース』を兼務するアナウンサーが最新ニュースを伝える点が『ゆう5時』と共通しているほか、当番組の公式Twitterアカウントも『きん5時』と共通のアカウントである。
- 『シブ5時』では原則、朝ドラ受けはされなかった。
- 17:57 - 18:00は各地の放送局から気象情報のため、実質的には17:00 - 17:57。ただし、関東地方での時刻表示は18:00まで当番組仕様のカスタムフォントとなっている。
- ただし、野党の審議拒否などで流会となり中継出来なくなった場合や17:00以前に中継が終わった場合は通常通り17:00開始となる。
- 国会中継がある日はEPG上での終了時刻が17:57と表記され、本編終了後の17:57 - 18:00に放送される地域の気象情報がEPGやNHKプラスの配信カレンダーでは単独番組扱いで記載される。
- なお、『シブ5時』時代もそうした日に一部の地方局が番組の一部をネット返上する場合があったほか、全国一律で放送終了時刻を繰り上げる短縮放送の対応を取ったこともあった。
- なお、『卒業タイムリミットダイジェスト』は翌28日の2:19 - 2:34(27日深夜)に未放送部分も含め、改めて放送された。
- ただし、NHKプラスでの見逃し配信は通常通り当番組としては18:00までで区切られ、18:00 - 18:10の部分については『ニュース「茨城県で震度5強 津波の心配なし」関連』という別番組扱いで配信された。なお、関東地方では当番組仕様のカスタム時刻表示が18時台非対応だったためか、18:00以降は通常フォントでの時刻表示となった。
- 17:25頃の気象情報は屋外からどーもくんと共に出演し[10]、放送終了後の17:57からの関東甲信越の気象情報はスタジオに戻り単独で出演する。
出典
- 蓮沼執太の2022年4月4日13時19分のツイート、2022年4月8日閲覧。
- “NHK高瀬アナ「おはよう日本」から新「ニュースLIVE!ゆう5時」へ“異動”「朝ドラ送りももう…」”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2022年2月9日). 2022年7月27日閲覧。
- “4月からの新番組をどどーんとご紹介!”. NHK_PR. 日本放送協会 (2022年2月9日). 2022年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月8日閲覧。
- “2022年度 新番組一覧” (PDF). 日本放送協会 (2022年2月9日). 2022年2月11日閲覧。
- “王鵬に独占インタビュー!(ゆう5時相撲部)”. ニュースLIVE! ゆう5時. 日本放送協会 (2022年5月17日). 2022年7月27日閲覧。
- “高瀬アナ、新番組で「再放送の朝ドラ」受け 「笑った」「突然クイズを」”. J-CASTテレビウォッチ. ジェイ・キャスト (2022年4月5日). 2022年7月27日閲覧。
- “NHK退局する武田真一アナ担当「ニュースきん5時」の後任に高瀬耕造アナ 大阪放送局勤務へ”. nikkansports.com. 日刊スポーツNEWS (2023年2月8日). 2023年2月8日閲覧。
- “NHK 退局の武田真一アナ“後任”に高瀬耕造アナ 「ニュース きん5時」”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2023年2月8日). 2023年2月8日閲覧。
- “土下座で謝罪「知床遊覧船」社長が初めて記者会見「お騒がせして大変申し訳ありませんでした」”. 中日スポーツ. 中日新聞社 (2022年4月27日). 2022年7月27日閲覧。
- “ニュースLIVE! ゆう 5 時” (PDF). 日本放送協会. 2022年7月27日閲覧。
- 『ニュース シブ5時』→『ニュースLIVE! ゆう5時』同様に、11時・12時・13時台の定時ニュース担当者が東京・渋谷からニュースを担当し、18時台の定時ニュースも後続する。当日午後に発生した臨時ニュース等の関係で出演できない場合は、原則として金曜当日の『NHKニュース7』サブキャスターが代役を務める。2023年3月31日までは、11時・12時・13時台の定時ニュース担当者が、17:30のニュースにおいて、東京のスタジオから立った状態でニュースを読み上げていた。2023年4月14日からは、『ニュースLIVE! ゆう5時』同様に17:30のニュースはAI自動音声による放送に完全移行となったため、冒頭のニュースコーナーのニュースナレーターのみでの参加となり、立った状態での顔出し出演は廃止された。
- “NHK高瀬耕造アナ「おはよう日本」から夕方ニュースへ「朝ドラ送りも終わり」”. デイリースポーツ online. デイリースポーツ (2022年2月9日). 2022年2月9日閲覧。
- “The Crossroad 市村正親さん”. ニュースLIVE! ゆう5時. 日本放送協会 (2022年7月12日). 2022年7月27日閲覧。
- “The Crossroad 飯尾和樹さん”. ニュースLIVE! ゆう5時. 日本放送協会 (2022年4月14日). 2022年7月27日閲覧。
- “The Crossroad 小林聡美さん”. ニュースLIVE! ゆう5時. 日本放送協会 (2022年4月22日). 2022年7月27日閲覧。
- “The Crossroad 広末涼子さん”. ニュースLIVE! ゆう5時. 日本放送協会 (2022年5月25日). 2022年7月27日閲覧。
外部リンク
- ニュースLIVE! ゆう5時 - NHK
- ゆう5時(金曜はきん5時) (@nhk_yu5) - Twitter
NHK総合 月曜日 - 木曜日 17:00 - 17:57(大相撲期間、高校野球期間、祝日を除く) | ||
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