アジアハイウェイ8号線
アジアハイウェイ8号線(アジアハイウェイ8ごうせん)は、アジアハイウェイの路線の一つで、 総延長は4,435km[1]である。
アジアハイウェイ | |
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AH-8 | |
アジアハイウェイ8号線 | |
地図 | |
路線延長 | 4,435km |
起点 | ロシア連邦レニングラード州ヴィボルグスキー地区トルフィノブカフィンランド・ロシア国境 (欧州自動車道路E18号線と接続) |
主な経由国 | ロシア アゼルバイジャン イラン |
終点 | イランフーゼスターン州バンダレ・エマーム・ホメイニー |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
起点はロシア連邦レニングラード州ヴィボルグスキー地区トルフィノブカで、ヴィボルグからカレリア地峡を通りサンクトペテルブルクに向かった後、サンクトペテルブルクから南東に進路を変え、ノヴゴロド、モスクワを通り、ボルゴグラードからはボルガ川南岸沿いを通る。カザフスタン国境近くのアストラハンからはカスピ海沿いに南下し、カルムイク共和国やダゲスタン共和国を通り抜けてアゼルバイジャンに入る。
ヨーロッパからアジアに入ったアジアハイウェイ8号線は首都バクーを通り、アゼルバイジャンからイランに入ることで、起点から続いた欧州自動車道路との重複区間が終わる。イランに入ったアジアハイウェイ8号線はギーラーン州ラシュトでカスピ海を離れて南下し、ガズヴィーン州ガズヴィーンで アジアハイウェイ1号線と合流してテヘランに向かう。その後、アジアハイウェイ8号線はテヘラン西郊を通って再び南下し、イラク国境に近い港町であるフーゼスターン州バンダレ・エマーム・ホメイニーが終点となる。
なお、アジアハイウェイ8号線はイラン国内の一部区間を除き、他のアジアハイウェイ及び欧州自動車道路との重複区間となっている。
経路
ロシア連邦
- ロシア連邦道路M10(欧州自動車道路E18号線との重複区間) : レニングラード州ヴィボルグスキー地区トルフィノブカ(フィンランド・ロシア国境) - ヴィボルグ - ヴセボロジスキー地区 - サンクトペテルブルク
- ロシア連邦道路M10(欧州自動車道路E105号線との重複区間) : サンクトペテルブルク - ノヴゴロド州ノヴゴロド - トヴェリ州トヴェリ - モスクワ州ゼレノグラード - モスクワ
- ロシア連邦道路M4(欧州自動車道路E119号線との重複区間) : モスクワ - カシーラ
- ロシア連邦道路M6(欧州自動車道路E119号線との重複区間) : カシーラ - タンボフ州タンボフ - ヴォロネジ州ボリソグレフスク - ヴォルゴグラード州ヴォルゴグラード
- ロシア連邦道路M6(欧州自動車道路E40号線、E119号線との重複区間) : ヴォルゴグラード - カルムイク共和国ツァガン・アマン - アストラハン州アストラハン
- ロシア連邦道路R215(欧州自動車道路E119号線との重複区間) : アストラハン - カルムイク共和国ラガンスキー地区 - ダゲスタン共和国キズリャール - マハチカラ
- ロシア連邦道路R217(欧州自動車道路E119号線との重複区間) : マハチカラ - デルベント - マガラムケンツキー地区マガラムケント
アゼルバイジャン
イラン
- 国道49号線 : アルダビール州アスタラ - ギーラーン州ラシュト - ルードバール郡エマームザーデ・ハシェム
- 高速道路1号線 : ルードバール郡エマームザーデ・ハシェム - ガズヴィーン州ガズヴィーン
- 高速道路2号線( アジアハイウェイ1号線との重複区間) : ガズヴィーン - テヘラン州テヘラン22区チットガル
- テヘラン環状道路 : 22区チットガル - テヘラン州シャフリヤール郡
- 高速道路5号線( アジアハイウェイ2号線との重複区間) : テヘラン州シャフリヤール郡 - マルキャズィー州サーヴェ - ゴム州サラフチェガン
- 国道56号線 : サラフチェガン - マルキャズィー州アラーク - ロレスターン州ボルージェルド
- 国道37号線 : ボルージェルド - ホッラマーバード
- 高速道路5号線 : ホッラマーバード - フーゼスターン州アンディーメシュク
- 国道37号線 : アンディーメシュク - アフヴァーズ
- 高速道路5号線 : - アフヴァーズ - バンダレ・エマーム・ホメイニー
国境
通過国1 | 通過国2 | 位置 |
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( フィンランド) | ロシア | 北緯60度36分16.8秒 東経27度52分24.5秒 E18号線との重複区間 |
ロシア | アゼルバイジャン | 北緯41度38分15.0秒 東経48度25分04.7秒 E119号線との重複区間 |
アゼルバイジャン | イラン | 北緯38度26分27.1秒 東経48度52分33.1秒 E119号線との重複区間 |
脚註
- “Asian Highway Handbook” (PDF). UNESCAP (2003年). 2012年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月10日閲覧。
関連項目
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