MOTHER (LUNA SEAのアルバム)
MOTHER(マザー)は、日本のロックバンド・LUNA SEAの4枚目のオリジナルアルバムである。初回限定盤は、透明帯・ピクチャーレーベル・ブックレット付き。
『MOTHER』 | ||||
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LUNA SEA の スタジオ・アルバム<meta itemprop='albumReleaseType' content='アルバム' /> | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
ポストパンク プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ユニバーサルミュージック | |||
プロデュース | LUNA SEA | |||
チャート最高順位 | ||||
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LUNA SEA アルバム 年表 | ||||
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『MOTHER』収録のシングル | ||||
2007年12月5日、最新リマスタリング音源、「ROSIER」「TRUE BLUE」「MOTHER」のPVが収録されたDVDとの2枚組で、ユニバーサルミュージックより再発された。
概要
「前アルバムの製作によって得たものを次作に生かしてきたという意味で、『LUNA SEA』『IMAGE』『EDEN』という“3部作”が完結したと思っている。でも、これで終わるのではなく、より“本物”を目指したい」というメンバーの思いの下、製作が行われた。メンバーの一人、SUGIZO曰く「バンドマジックが生まれた」作品に仕上がった[1]。
また、マニピュレーター兼キーボーディストであるd-kikuこと菊地大輔が製作に関わり始めたのもこの頃である[1][2]。
収録曲
- LOVELESS
- SUGIZO原曲。SUGIZO曰く「この曲よりも、始まりにふさわしい曲はない」[1]。初の東京ドームライヴである「LUNATIC TOKYO」をはじめ、様々な場面でオープニングとして演奏された[3]。また、イントロやアウトロで「eins...zwei...」とドイツ語で繰り返し呟いているのはSUGIZOである。ライヴでは、SUGIZOがトリプルネックギター(PR -TRIPLE NECK-(ESP))を(12弦、フレットレス、フロイドローズ付き6弦を使い分ける曲であるため)、INORANが12弦のエレアコを用いて演奏する[3]。ベストアルバムやライブアルバムでもファーストトラックでの収録が通例である(ベストアルバム『PERIOD 〜THE BEST SELECTION〜』を除く)。
- ROSIER
- FACE TO FACE
- INORAN原曲。冒頭では真矢がドラを叩き、INORANはギターシンセサイザーを使っている。2019年の武道館公演ではINORANがパーカッションを演奏。
- CIVILIZE
- SUGIZO原曲。SUGIZOが愛用しているワーミーペダルのリフが際立っている曲。曲の構成がシンメトリーとなっているため、始めから曲の真ん中までと、真ん中から終わりまでが対称になっている。
- GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜
- AURORA
- SUGIZO原曲。過去に、ビデオ『Sin After Sin』のエンディングで流れていた「AFTER SIN」を原曲にして作られた。
- IN FUTURE
- J原曲。2ビートナンバー。歌詞は、全て漢字とカタカナで書かれている。ライブの際、ギターソロが終わった直後のリフをSUGIZOが一回ずつ止めて、ファンの反応を楽しむことが多い。
- FAKE
- INORAN原曲。途中でSUGIZOがヴァイオリンを弾いている。LUNA SEAの楽曲の中で唯一ライブで一度も演奏されていない曲である。
- TRUE BLUE
- J原曲。4thシングル。
- MOTHER
- INORAN原曲。本作のタイトル曲。途中からSUGIZOによるヴァイオリンのパートがある。ライブでは、ヴァイオリンソロの前にSUGIZOはギターを置き、真矢がドラムで繋いでいる間にヴァイオリンに持ち替え、ヴァイオリンソロを弾き、そのままヴァイオリンを曲の終わりまで弾き続ける。後に、5thシングルとしてリカットされるが、アルバムに収録されているものとシングルとはミックスが違う。
参考資料
- BAND SCORE LUNA SEA / MOTHER(ドレミ楽譜出版社、1994年12月30日)ISBN 4-8108-3893-5
- Days of LUNA SEA (シンコーミュージック、2001年4月)ISBN 4-401-62224-3
- 「LUNATIC TOKYO〜1995.12.13 TOKYO DOME〜」「CAPACITY∞LIVE!」「THE FINAL ACT TOKYO DOME」「GOD BLESS YOU 〜One Night Dejavu〜」
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