Cocohana
『Cocohana』(ココハナ)は、集英社が発行する大人の女性を対象読者とする日本のヤング・レディース誌。月刊。発売日は前々月28日(日曜日の場合はその前日)。キャッチコピーは「ココロに花を」。
ココハナ | |
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Cocohana | |
ジャンル | ヤング・レディース |
読者対象 | 女性 |
刊行頻度 | 月刊 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
定価 | 500円(通常号) |
出版社 | 集英社 |
編集部名 | Cocohana編集部 |
発行人 | 今井孝昭 |
編集長 | 河野万里子[1] |
雑誌名コード | 13775 |
刊行期間 |
『コーラス』 1994年5月28日 - 2011年9月28日 『Cocohana』 2011年11月28日 - |
発行部数 | 30,000部(2023年1月 - 2023年3月日本雑誌協会調べ) |
レーベル | ヤングユーコミックス、コーラス・クイーンズコミックス |
ウェブサイト | Cocohana ココロに花を。 |
概要
前身は1994年創刊(『ザ・マーガレット』増刊としての発刊は1992年)の『コーラス』で、2011年11・12月合併号の別冊付録『Cocohana』0号(創刊準備号)を経て2012年1月号(2011年11月28日発売)より現在の雑誌名へ改題・新装刊した。雑誌コードは『コーラス』のものを継承しているが、通巻号数については『コーラス』時代の巻号をリセットして2012年1月号を「1巻1号」としている。
2015年の元『Cocohana』編集者 (当時マーガレットの編集長) へのインタビューによれば、Cocohanaの読者層は30代のため、Cocohanaでは「人生に寄り添うような」話を担当作家にお願いしていたと述べている[2]。
沿革
- 1992年 - ザ・マーガレット特別編集2月増刊『コーラス』として創刊。
- 1993年 - 4月増刊、10月増刊を発行。
- 1994年 - 5月28日、月刊誌として新創刊(7月号)。キャッチコピーは「少女まんがもオトナになる」。大人の女性が少女だった頃の人気漫画家(代表は一条ゆかり、くらもちふさこ、槇村さとる)の作品を掲載し、読者・作者共に年齢に合った作品を読め、描ける雑誌を目指す。
- 2002年 - 2月にリニューアル(4月号)。執筆陣を変え、冊子がより薄くなる。新しくマスコットのおんぷちゃんが登場。
- 2005年 - 11月、『ヤングユー』の休刊に伴いリニューアル(2006年1月号)。『ヤングユー』の連載作品の一部が引き継がれ、執筆陣が変わる。
- 2011年 - 9月28日に発売された11・12月合併号が『コーラス』としての最終号となり、11月28日発売の2012年1月号より雑誌名を『Cocohana』へ改題・新装刊。
- 2013年 - 11月28日に発売された2014年1月号が、ふろく付き通常版とふろく無し縮小版の2種類の形態で発売される。違いはふろくの有無のみで、縮小版が100円安い[3]。
主な掲載作品
連載中の作品
2023年8月号現在。
- あだち「まだ真剣に生きてないだけ。〜30代女漫画家の独り立ち日記〜」
- 安理由香「ワークラブアンバランス」
- いくえみ綾 「1日2回」
- ウオズミアミ「冷たくて 柔らか」
- おかくーこ 「おつかれミッドナイト」
- くらもちふさこ 「とことこクエスト」
- こう森 「焦がれあい」
- 里村 「岬くんの不器用な溺愛」
- 高梨みつば 「乙女椿は笑わない」※休載中
- 谷川史子 「はじめてのひと」※隔月連載→毎月連載[4]
- 稚野鳥子 「家族スイッチ」※不定期連載、休載中
- 永田正実 「甘いのはお好き?」※隔月連載
- 中原アヤ 「狼に鈴」
- 葉月めぐみ「マリリンは、いなくなった」
- 榛野なな恵 「Papa told me」
- ヒガアロハ 「しろくまカフェ today's secial」※『月刊フラワーズ』(小学館)連載「しろくまカフェ」の続編
- 東村アキコ 「美食探偵 明智五郎」※読切『美食探偵』を連載化、休載中 / 「銀太郎さんお頼み申す」
- 槇村さとる 「モーメント 永遠の一瞬」
- 美森青 「抱きしめて ついでにキスも」
- 森本梢子 「じゃのめのめ」※休載中 / 「たまのこしいれ 〜アシガール シーズン2〜」
- 八神星子「熟×彼」
- 山川あいじ 「2.43 清陰高校男子バレー部」※休載中
- 吉住渉 「キャラメル シナモン ポップコーン」
- よしながふみ「環と周」
連載が終了した作品
- 朝倉世界一 「そよそよ。」「俺輪 おれりん」「アトランティス会館」
- 芦原妃名子 「Bread & Butter」
- 有田直央 「キャラメルタイム」「きみは毛布にくるまって」
- いくえみ綾 「ケチャップマヨネーズ」 「G線上のあなたと私」
- 石井まゆみ 「ロッカーのハナコさん」「キャリア こぎつね きんのまち」
- 磯谷友紀 「ぼくの夜に星の出る」※不定期連載
- 板羽皆 「サムライカアサン」「サムライカアサンプラス」「トギー博士と夢みるトン子とノンちゃん」「サムライカアサンNEO」
- 一条ゆかり 「正しい恋愛のススメ」「恋のめまい愛の傷」「天使のツラノカワ」「有閑倶楽部」「プライド」
- 伊藤理佐 「ヒゲぴよ」
- ウオズミアミ 「三日月とネコ」
- 内田春菊 「南くんは恋人」
- 羽海野チカ 「ハチミツとクローバー」
- 逢坂みえこ 「たまちゃんハウス」
- 小沢真理 「ニコニコ日記」「花物語」(原作:吉屋信子 )
- オノヤマコズエ「恋をふたさじ」
- 勝田文 「ちくたくぼんぼん」「マリーマリーマリー」
- かねこゆかり「ジカジョの惑星」
- かねもりあやみ 「梢の森」
- 川端志季 「僕のオリオン」
- 北沢バンビ 「永田町ワールドフェイマス」
- KUJIRA 「よっつの季節」
- 楠本まき 「赤白つるばみ」「赤白つるばみ・裏」
- くらもちふさこ 「花に染む」「百年の恋も覚めてしまう」「天然コケッコー」「α」「駅から5分」「asエリス」
- 現代洋子 「ともだちなんにんなくすかな♪」「お迎えまで8時間」
- こう森 「きみのすきなひと」
- 小夏 「完全ニャる飼育」
- コナリミサト 「ピンクビールアワー」
- 五郎丸えみ 「あぐりとたね」
- 佐野未央子 「君のいない楽園」「鬼宿の庭」「チマちゃんの和簞笥」
- 式田奈央 「トゥルーラブ・ノット」
- シタラマサコ 「婚活大陸」
- 下吉田本郷 「万福児」
- 高梨みつば 「スミカスミレ」
- たかはしみき 「うち旅」※イラストコラム
- 田島みみ 「東南角部屋」「わたしの上司」「嫁にしたい男」「今夜、小説家先生とナイショで」
- 谷川史子 「他人暮らし」
- ダビ・ナタナエル 「ボクは東京でリアル」
- 田村由美 「イロメン〜十人十色〜」
- 稚野鳥子 「クローバー」「クローバー trèfle(トレフル)」
- 筒井旭 「チョコレイト ジャンキー」「にもかかわらず」 「Jumping」※前後編『Jumping』を連載化
- 釣巻和 「あづさゆみ」
- てらいまき 「京都おとめがたり」※イラストコラム
- 中原アヤ 「おとななじみ」
- なかむらるみ 「持ちモノ観察帖」※エッセイ
- 中村みも 「丸ノ内さんっていう人は。」※不定期連載
- 西村しのぶ 「砂とアイリス」
- 萩尾望都 「王妃マルゴ」
- 羽柴麻央 「花と天秤」
- ひうらさとる 「もしも神様」
- 東村アキコ 「ママはテンパリスト」「かくかくしかじか」「ハイパーミディ 中島ハルコ」
- 聖千秋 「正義の味方」「四百四病の外(しひゃくしびょうのほか)」
- 藤村真理 「きょうは会社休みます。」
- 槇村さとる 「イマジン」「YES!」
- 松田奈緒子 「レタスバーガープリーズ. OK, OK!」
- 水城せとな 「脳内ポイズンベリー」「デジログ恋愛生活」「お迎え渋谷くん」
- 美森青 「彼と恋なんて」
- 宮川匡代 「ヘヴンリー・キス」
- 宮脇明子 「流れ庭師 仁和左衛門」
- 森下えみこ 「森下えみこの女子力アップけものみち」
- 森本梢子 「アシガール」
- もんでんあきこ 「太陽と雪のかけら」「竜の結晶」「アイスエイジ」「アイスエイジ2」
- 山口いづみ 「思い出のとき修理します」※不定期連載
- ヤマシタトモコ 「裸で外には出られない」※不定期連載、「くうのむところにたべるとこ」
- 吉住渉 「ママレード・ボーイ little」
- よしまさこ 「うてなの結婚」「一丁目の楽園」
- 和田尚子 「チ・カ・ラ」
コーラス・コミック・アワード
コーラス・コミック・アワードは、『コーラス』が行う漫画新人賞。プロ・アマは問わず、他誌で描いている漫画家でも応募が可能である。
発行部数
- 2003年9月1日 - 2004年8月31日、151,250部[5]
- 2004年9月 - 2005年8月、145,833部[5]
- 2005年9月1日 - 2006年8月31日、164,583部[5]
- 2006年9月1日 - 2007年8月31日、162,916部[5]
- 2007年10月1日 - 2008年9月30日、160,417部[5]
- 2008年10月1日 - 2009年9月30日、150,417部[5]
- 2009年10月1日 - 2010年9月30日、136,250部[5]
- 2011年10月1日 - 2012年9月30日、98,364部[6]
- 2012年10月1日 - 2013年9月30日、78,834部[6]
- 2013年10月1日 - 2014年9月30日、76,917部[6]
- 2014年10月1日 - 2015年9月30日、76,000部[6]
- 2015年10月1日 - 2016年9月30日、67,333部[6]
- 2016年10月1日 - 2017年9月30日、60,833部[6]
- 2017年10月1日 - 2018年9月30日、55,000部[6]
- 2018年10月1日 - 2019年9月30日、53,483部[6]
- 2019年10月1日 - 2020年9月30日、49,708部[6]
- 2020年10月1日 - 2021年9月30日、44,792部[6]
- 2021年10月1日 - 2022年9月30日、36,417部[6]
脚注
- 『ザ マーガレット』と兼任。
- マーガレットコミックス特集 ~あの頃も、これからも!一生少女マンガ宣言~ 番外編 マーガレット&別冊マーガレット編集長インタビュー (2/3) ナタリー 2015年
- “ココハナ : 付録なし100円引きで異例の縮小版 女性誌に続きマンガ誌でも”. MANTAN WEB : 毎日新聞デジタル (2013年11月28日). 2013年11月28日閲覧。
- 『Cocohana』2023年5月号、集英社、2023年3月28日、ASIN B0BXTCHP72。表紙より。
- 日本雑誌協会マガジンデータによる。前身誌『コーラス』のデータ。
- 日本雑誌協会マガジンデータによる。
外部リンク
- Cocohana ココロに花を。 - 公式サイト
- Cocohana ココロに花を。 - Facebookページ
- 最新話試し読み - Facebookアプリ
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- Chorus Lovers - コーラス時代の公式サイト
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