AFCユース選手権1990 (予選)

AFCユース選手権1990予選は、32チームが参加[1]して7つのグループに分けて各地で行われ、予選を突破した7チームと開催国のインドネシア代表インドネシアで開催されるAFCユース選手権1990本大会に出場した。

グループ1

サウジアラビアターイフで開催[1]バーレーンが本大会出場を決めた。

バーレーン 2–1 オマーン
サウジアラビア 1–1 バーレーン
サウジアラビア 1–0 オマーン

グループ2

カタールが本大会出場を決めた。クウェート湾岸戦争のため棄権した[1]

グループ3

シリアアレッポで開催[1]シリアが本大会出場を決めた。

シリア 1–0 イエメン
イラン 10–1 イエメン
シリア 1–1 イラン

グループ4

ネパールコーリコードで開催[1]パキスタンは当初このグループに参加する予定だったが、インドとの緊張関係からグループ5に変更された。

チーム試合得点失点勝点
 インド3210715
 ネパール3120104
 モルディブ3102232
 スリランカ3012061
ネパール 1–0 モルディブ
インド 5–0 スリランカ
インド 2–1 モルディブ
スリランカ 0–1 ネパール
スリランカ 0–1 モルディブ
ネパール 0–0 インド

グループ5

バングラデシュダッカで開催[1]韓国が1位となり本大会出場を決めた。

バングラデシュ 0-1 タイ
韓国 3-0 マレーシア
バングラデシュ 0-0 マレーシア
パキスタン 0-4 韓国
韓国 3-0 タイ
マレーシア 3-0 パキスタン
バングラデシュ 1-1 韓国
タイ 6-1 パキスタン
バングラデシュ 4-1 パキスタン
タイ 4-1 マレーシア

グループ6

中華人民共和国昆明市で開催。

チーム試合得点失点勝点
 北朝鮮32102225
 中国32102015
 香港310211112
 マカオ30030390
中国 11-0 マカオ
北朝鮮 3-1 香港
中国 1-1 北朝鮮
香港 10-0 マカオ
中国 8-0 香港
北朝鮮 18-0 マカオ

グループ7

日本高知県で開催。当初このグループは日本香港フィリピンミャンマーインドネシアの5チームが参加する予定だったが、インドネシアが本大会の開催国に決まり、台湾(チャイニーズタイペイ)がアジアサッカー連盟(AFC)に復帰したため、改めて組み分けが行われ、日本、チャイニーズタイペイ、フィリピンの3チームに変更された。さらにフィリピンが棄権したため、このグループは2チームのみが参加した[2]

日本 2–0 チャイニーズタイペイ
藤田俊哉 80分にゴール 80分
京谷和幸 89分にゴール 89分
[3]
チャイニーズタイペイ 1–6 日本
ゴール [3] 戸澤誠 14分にゴール 14分
山口敏弘 36分にゴール 36分, 52分, 71分
京谷和幸 42分にゴール 42分
藤田俊哉 49分にゴール 49分

AFCユース選手権1990出場国

出典

  1. Technical Report Portugal '91
  2. 国吉好弘『日本サッカーユース代表の誇り-アンダーを紐解く』ベースボールマガジン社、2013年、120-123頁。ISBN 978-4583106113。
  3. 『日本代表公式記録集2008』日本サッカー協会、2008年、292頁。

参考文献

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