2024年パリオリンピックのバスケットボール競技

5人制バスケットボールは、男女各12チームが出場。決勝トーナメントはベルシー・アレナで実施。予選リーグはポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場に設置されるパリ南アリーナを使用する計画であったものの、フランス主力選手やFIBAからの反発を受け、パリから約200km北のリールに位置するスタッド・ピエール＝モーロワに移された[3][4]。

男子は開催国と2023年FIBAバスケットボール・ワールドカップにおいて各大陸（アフリカ、アメリカ大陸、アジア、ヨーロッパ、オセアニア）最上位1チームとヨーロッパとアメリカ大陸の2番手チーム、それに世界最終予選から4チームに出場権が与えられる。

女子は開催国と2022年FIBA女子バスケットボール・ワールドカップ優勝国以外の10チームは世界最終予選で決定するが、アジア・オセアニア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカ大陸の4地域から確実に出場国が出るようにする。

3x3は、コンコルド広場で実施され、男女各8チームが出場。

開催国枠は男女いずれかのうち、世界ランキング[5]上位の1チームのみに与えられる。2023年11月1日の世界ランキング上位国のほか、複数回の予選により、出場権が与えられる。

対象[6]		日程	開催地	枠数	出場国・地域
開催国		2023年6月30日[7]	-	1	フランス
2023年ワールドカップ	アフリカ	2023年8月25日‐9月10日	フィリピン  日本  インドネシア	1
	アメリカ			2
	アジア			1
	欧州			2
	オセアニア			1
世界最終予選		2024年		1
				1
				1
				1
合計				12

世界最終予選（男子）

2023年FIBAバスケットボール・ワールドカップでオリンピック出場権を得た国を除く上位19か国（アフリカ、アメリカ大陸、アジアの最上位国を含む）と、1次予選を通過したアフリカ1か国、アメリカ大陸1か国、ヨーロッパ2か国、アジア・オセアニア1か国の計24か国が出場する。（1次予選の出場国はワールドカップの予選で敗退した国を対象として、予選の成績により選ばれる。）

24か国は6か国ずつに分けられ、それぞれの大会で優勝した国がオリンピック出場権を獲得する。

対象[6]	日程	開催地	枠数	出場国・地域
開催国	2023年6月30日[7]	-	1	フランス
2022年ワールドカップ	2022年9月22日‐10月1日	オーストラリア	1	アメリカ
世界最終予選	2024年		2
			3
			2
			3
合計			12

世界最終予選（女子）

開催国フランス、直近のバスケットボール欧州選手権の上位5か国と、1次予選を通過したアフリカ2か国、アメリカ大陸4か国、アジア・オセアニア4か国の計16か国が出場する。なお、2022年FIBA女子バスケットボール・ワールドカップの優勝国（アメリカ）も本予選に出場する。（1次予選の出場国は2023年の各大陸選手権の成績により選ばれる。）

16か国は4か国ずつに分けられ、それぞれの大会の上位3か国がオリンピック出場権を獲得する。ただし、開催国フランスか、ワールドカップ優勝国（アメリカ）を含む大会は上位2か国のみとなる。

予選の出場国（男女とも）

いずれも、オリンピック出場権を得ていない場合のみ出場できる。

• ユニバーサリティ・オリンピック予選1

予選開催国と世界ランキング上位7か国（ただし、過去2回のオリンピックで5人制バスケットボール競技に出場した国を除く）の計8か国が出場する。なお、各大陸（アジア・オセアニア、アメリカ大陸、ヨーロッパ、アフリカ）からの出場は最大4か国に制限される。

• ユニバーサリティ・オリンピック予選2

アジア・オセアニア、アメリカ大陸、ヨーロッパ、アフリカの2023年の各大陸選手権の最上位国、予選開催国、オリンピック開催国フランスと2023年FIBA3x3ワールドカップの成績上位国の計8か国が出場する。

• オリンピック予選

予選開催国、オリンピック開催国フランス、世界ランキング上位国の計16か国が出場する。なお、出場国は各大陸（アジア・オセアニア、アメリカ大陸、ヨーロッパ、アフリカ）から最低2か国、最大10か国が出場するように選ばられる。