2005年ポーランド議会選挙
基礎データ
主要政党
与党
- 民主左翼連合(Sojusz Lewicy Demokratycznej、略称: SLD)
- ポーランド共和国社会民主主義(SdRP、旧ポーランド統一労働者党)を軸に、左派諸政党が結集して1991年7月に結成された同名の政党連合が、1999年4月に政党へと改編されて発足した中道左派政党。前回2001年の選挙で、左派政党の労働連合と選挙連合(民主左翼連合/労働連合、ポーランド語略称: SLD-UP)を結成して選挙に臨み、216議席を得て第1党になり、PSLと連立政権を発足させた。しかし、政策の対立から2003年3月にはPSLが連立を離脱、以来、Samoobronaの閣外協力を得て、議会運営を行った。
野党
- 市民プラットフォーム(Platforma Obywatelska、略称: PO)
- 法と正義(Prawo i Sprawiedliwość、略称: PiS)
- 2001年4月結成。右派、キリスト教民主主義。
- 自衛(Samoobrona Rzeczypospolitej Polskiej、略称: Samoobrona)
- 1992年6月に政党登録、農業政策を重視する立場を採っている。
- ポーランド家族同盟(Liga Polskich Rodzin、略称: LPR)
- ポーランド農民党(Polskie Stronnictwo Ludowe、略称: PSL)
少数民族政党
- ドイツ少数民族(Mniejszość Niemiecka、略称: MN)
- ポーランド国内に居住するドイツ系住民の立場を代表する政党。MNは少数民族政党として認定されているため、議席阻止条項の適用は受けない。ドイツ系住民の政治的・法的地位の確立などを訴えている。
選挙結果
- 投票日: 2005年9月25日
- 登録有権者数: 30,229,031名
- 投票率: 40.57%
- 投票総数
- セイム: 12,244,903票
- セナト: 12,239,019票
- 有効投票総数
- セイム: 11,804,676票
- セナト: 11,812,965票
党派(政党連合) | 得票 | % | 議席数 | % | |
---|---|---|---|---|---|
■ | 法と正義 (PiS) | 3,185,714 | 26.99 | 155 | 33.70 |
■ | 市民プラットフォーム (PO) | 2,849,259 | 24.14 | 133 | 28.91 |
■ | 自衛 (Samoobrona) | 1,347,355 | 11.41 | 56 | 12.71 |
■ | 民主左翼連合 (SLD)[1] | 1,335,257 | 11.31 | 55 | 11.96 |
■ | ポーランド家族連盟 (LPR) | 940,762 | 7.97 | 34 | 7.39 |
■ | ポーランド農民党 (PSL) | 821,656 | 6.96 | 25 | 5.43 |
■ | ドイツ系少数民族 (MN) | 34,469 | 0.29 | 2 | 0.43 |
460 | 100.00 | ||||
党派 | 議席数 | % | |
---|---|---|---|
■ | 法と正義 (PiS) | 49 | 49.00 |
■ | 市民プラットフォーム (PO) | 34 | 34.00 |
■ | ポーランド家族連盟 (LPRP) | 7 | 7.00 |
■ | 自衛 (Samoobrona) | 3 | 3.00 |
■ | ポーランド農民党 (PSL) | 2 | 2.00 |
■ | 諸派 | 5 | 5.00 |
合計 | 100 | 100.00 | |
脚注
- 左派政党の労働連合 (UP) はSLDのリストで参加した。
関連項目
- 2005年ポーランド大統領選挙 - 11月9日に第1回投票、11月23日に決選投票が行われ、「法と正義」のレフ・カチンスキが当選。
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