2005年のNFL

2005年のNFL2005年9月8日NFL86回目のレギュラーシーズンが開幕し、2006年2月5日ミシガン州デトロイトで開催された第40回スーパーボウルを経て、2月5日ハワイ州ホノルルでプロボウルが開催されて終了した。

2005年のNFL
レギュラーシーズン
日程 2005年9月8日 - 2006年1月1日
プレイオフ
開幕日 2006年1月7日
AFC優勝 ピッツバーグ・スティーラーズ
NFC優勝 シアトル・シーホークス
第40回スーパーボウル
開催日 2006年2月5日
開催都市 ミシガン州デトロイト
スタジアム フォード・フィールド
チャンピオン ピッツバーグ・スティーラーズ
プロボウル
開催日 2006年2月12日
開催都市 ハワイ州ホノルル
スタジアム アロハ・スタジアム
サラリーキャップ
8,850万ドル(約92億円)[1]
NFLシーズン
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ドラフト

2005年4月23日-24日にニューヨークのジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターでドラフトが行われ、7巡255名が指名された。全体1位アレックス・スミスサンフランシスコ・フォーティナイナーズに指名された。全体上位指名が予想されたアーロン・ロジャースは全体24位でグリーンベイ・パッカーズに指名された。

主なルール変更

ホースカラータックルが反則となり、15ヤードの罰退が与えられることとなった[2]

背後から腰回りにブロックするピールバックブロックが反則となり、15ヤードの罰退が与えられることとなった[3]

日程

レギュラーシーズン

2005年のレギュラーシーズンは9月8日に開幕し、翌年1月1日に全17週の日程を終了した。

各チームの16試合の対戦相手はNFLの規則に基づき、前年度の成績や地区ごとのローテーションで自動的に決定された。

  • 同地区(ホーム&アウェイ、6試合)
  • カンファレンス内他の1地区総当り(4試合)
  • カンファレンス内上記除く他地区の前年同順位(2試合)
  • 他カンファレンスの1地区総当り(4試合)

2005年の地区外との対戦ルールは以下のようである。

   カンファレンス内
AFC東地区 vs. AFC西地区
AFC北地区 vs. AFC南地区
NFC東地区 vs. NFC西地区
NFC北地区 vs. NFC南地区

   カンファレンス外
AFC東地区 vs. NFC南地区
AFC北地区 vs. NFC北地区
AFC南地区 vs. NFC西地区
AFC西地区 vs. NFC東地区

(例)前年王者ペイトリオッツの対戦相手
AFCNFC
前年西地区南地区北地区東地区西地区南地区北地区東地区
1位 チャージャーズコルツスティーラーズペイトリオッツシーホークスファルコンズパッカーズイーグルス
2位 ブロンコスジャガーズレイブンズジェッツラムズセインツバイキングスジャイアンツ
3位 チーフステキサンズベンガルズビルズカージナルスパンサーズライオンズカウボーイズ
4位 レイダーズタイタンズブラウンズドルフィンズ49ERSバッカニアーズベアーズレッドスキンズ

 :1度対戦  :2度対戦

この年の10月に、メキシコシティサンフランシスコ・フォーティナイナーズアリゾナ・カージナルス戦が行われた。この試合は、アメリカ国外での初のレギュラーシーズンの試合となった[4]

レギュラーシーズン順位表

  • 背景色が緑のチームはプレイオフ進出チーム
  • 括弧内はプレイオフシード順
AFC東地区
チーム勝率得点失点
(4) ニューイングランド・ペイトリオッツ 106.625379338
マイアミ・ドルフィンズ 97.562318317
バッファロー・ビルズ 511.312271367
ニューヨーク・ジェッツ 412.250240355
AFC北地区
チーム勝率得点失点
(3) シンシナティ・ベンガルズ 115.688421350
(6) ピッツバーグ・スティーラーズ 115.688389258
ボルチモア・レイブンズ 610.375265299
クリーブランド・ブラウンズ 610.375232301
AFC南地区
チーム勝率得点失点
(1) インディアナポリス・コルツ 142.875439247
(5) ジャクソンビル・ジャガーズ 124.750361269
テネシー・タイタンズ 412.250299421
ヒューストン・テキサンズ 214.125260431
AFC西地区
チーム勝率得点失点
(2) デンバー・ブロンコス 133.812395258
カンザスシティ・チーフス 106.625403325
サンディエゴ・チャージャーズ 97.562418312
オークランド・レイダース 412.250290383
NFC東地区
チーム勝率得点失点
(4) ニューヨーク・ジャイアンツ 115.688422314
(6) ワシントン・レッドスキンズ 106.625359293
ダラス・カウボーイズ 97.562325308
フィラデルフィア・イーグルス 610.375310388
NFC北地区
チーム勝率得点失点
(2) シカゴ・ベアーズ 115.688260202
ミネソタ・バイキングス 97.562306344
デトロイト・ライオンズ 511.312254345
グリーンベイ・パッカーズ 412.250298344
NFC南地区
チーム勝率得点失点
(3) タンパベイ・バッカニアーズ 115.688300274
(5) カロライナ・パンサーズ 115.688391259
アトランタ・ファルコンズ 88.500351341
ニューオーリンズ・セインツ 313.188235398
NFC西地区
チーム勝率得点失点
(1) シアトル・シーホークス 133.812452271
セントルイス・ラムズ 610.375363429
アリゾナ・カージナルス 511.312311387
サンフランシスコ・49ers 412.250239428

プレイオフ

トーナメント表

                                   
2006年1月8日
ジャイアンツ・スタジアム
  1月15日
ソルジャー・フィールド
         
 5  パンサーズ  23
 5  パンサーズ  29
 4  ジャイアンツ  0     1月22日
クエスト・フィールド
 2  ベアーズ  21  
NFC
2006年1月7日
レイモンド・ジェームス・スタジアム
 5  パンサーズ  14
1月14日
クエスト・フィールド
   1  シーホークス  34  
 6  レッドスキンズ  17 NFC チャンピオンシップ
 6  レッドスキンズ  10
 3  バッカニアーズ  10   2月5日
フォード・フィールド
 1  シーホークス  20  
ワイルドカード・プレーオフ  
ディビジョナル・プレーオフ
2006年1月8日
ポール・ブラウン・スタジアム
 N1  シーホークス  10
1月15日
RCAドーム
   A6  スティーラーズ  21
 6  スティーラーズ  31 第40回スーパーボウル
 6  スティーラーズ  21
 3  ベンガルズ  17     1月22日
インベスコ・フィールド
 1  コルツ  18  
AFC
2006年1月7日
ジレット・スタジアム
 6  スティーラーズ  34
1月14日
インベスコ・フィールド
   2  ブロンコス  17  
 5  ジャガーズ  3 AFC チャンピオンシップ
 4  ペイトリオッツ  13
 4  ペイトリオッツ  28  
 2  ブロンコス  27  
  • 対戦カード及びスタジアムはシード順で決定され、そのラウンドに登場する最上位チームが最下位チームとホームで対戦、残った2チームが上位チームのホームで対戦する(つまり、ワイルドカードプレーオフの第3シード対第6シードの結果によって、ディヴィジョナルプレーオフの対戦カードが決まる)。
  • スーパーボウル開催地は事前にオーナー会議で決定。
  • チーム名の左の数字は、2005年レギュラーシーズンの結果に基づいて決定されたシード順。
  • * 延長戦決着
  • 日付はアメリカ東部時間

受賞者

受賞者ポジションチーム
スーパーボウルMVPハインズ・ウォードWRピッツバーグ・スティーラーズ
MVPショーン・アレキサンダーRBシアトル・シーホークス
最優秀コーチラビー・スミスHCシカゴ・ベアーズ
最優秀攻撃選手ショーン・アレキサンダーRBシアトル・シーホークス
最優秀守備選手ブライアン・アーラッカーLBシカゴ・ベアーズ
最優秀新人攻撃選手キャデラック・ウィリアムスRBタンパベイ・バッカニアーズ
最優秀新人守備選手ショーン・メリマンLBサンディエゴ・チャージャーズ
カムバック賞スティーブ・スミス
テディ・ブルスキ
WR
LB
カロライナ・パンサーズ
ニューイングランド・ペイトリオッツ

プロボウル

詳細は「2006年のプロボウル」を参照

脚注

  1. 日本円は当時のレートによる
  2. Eric O'Keefe (2005年5月27日). Roy Williams Will Play by Rules, Including His Own”. ニューヨーク・タイムズ. 2013年1月2日閲覧。
  3. ジェッツG、クッシングを今季絶望にしたブロックで罰金処分”. NFL JAPAN (2012年10月12日). 2012年10月21日閲覧。
  4. メキシコで公式戦開催決定 11月にテキサンズ対レイダース”. NFL JAPAN (2016年2月6日). 2016年2月12日閲覧。
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