香里園駅
香里園駅(こうりえんえき)は、大阪府寝屋川市香里南之町にある、京阪電気鉄道京阪本線の駅。駅番号はKH18。
香里園駅* | |
---|---|
香里園駅西口と桜の木(2012年4月) | |
こうりえん Korien | |
所在地 | 大阪府寝屋川市香里南之町19-1 |
駅番号 | KH 18 |
所属事業者 | 京阪電気鉄道 |
所属路線 | ■京阪本線 |
キロ程 | 17.6 km(淀屋橋起点) |
電報略号 | 香(駅名略称方式) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
59,025人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1910年(明治43年)4月15日 |
備考 | * 1938年に香里駅から改称 |
概要
寝屋川市最北端の駅であるが、香里団地からのバスが香里園駅を始終着とする便も多いため隣接する枚方市民の利用者も多い。市内最大の乗降客数を誇る寝屋川市駅に比肩する程の利用客がおり、同駅と並んで通勤快急以下の全種別が停車する。
到着時に「成田山不動尊へお越しの方は京阪バスにお乗り換えください」とアナウンスが添えられることがある。これは大阪から鬼門となる京阪沿線に鬼門除けとして成田山大阪別院明王院を京阪が勧進したことによる。また、同電鉄の営業用旅客車両のうち鋼索線を除く車両には成田山不動尊のお守りが飾り付けられている。
歴史
開業当時の地名は友呂岐村大字郡(こおり)であったが、開業時に京阪が遊園地を開設するに際し、阪神沿線の香櫨園遊園地に倣って「香里」の字を当て、それが駅名になった。遊園地は1912年に枚方に移転してひらかたパークとなった。一方、香里駅では1920年代に住宅地として駅東側の造成がおこなわれたのち、京阪の手で「香里園経営地」として住宅が分譲され[1][2]、1938年に「香里園」に改称した。したがって、香櫨園駅とは異なり、遊園地があった時代に「香里園」駅だったことはない。
年表
- 1910年(明治43年)4月15日:京阪本線開業と同時に、香里駅として設置[3]。
- 1930年(昭和5年)10月1日:急行停車駅となる[4]。
- 1938年(昭和13年)4月1日:香里園駅に改称[3]。
- 1939年(昭和14年)3月1日:午後に発生した大阪陸軍兵器支廠禁野倉庫の爆発事故により当駅より京都側が不通に3月4日午後8時より被災した光善寺-牧野間を通過で運行再開[5]。
- 1943年(昭和18年)10月1日:会社合併により京阪神急行電鉄の駅となる。
- 1949年(昭和24年)12月1日:会社分離により京阪電気鉄道の駅となる。
- 1963年(昭和38年)5月15日:隣の豊野駅廃止にともない待避線設置、豊野折り返し電車を当駅まで延長。駅舎を橋上駅舎に改築[3](京阪では最初の橋上駅舎)。
- 1971年(昭和46年)11月29日:学生専用出口開設[3]。
- 1974年(昭和49年)10月10日:陸橋階段増設[3]。
- 1976年(昭和51年)11月20日:京阪の駅で初めてホームに点字ブロックを設置[6]。
- 1983年(昭和58年)4月27日:有料駐輪場「駐輪センター」営業開始[7]。
- 1988年(昭和63年)1月12日:新駅舎完成、改札口移設[3]。
- 1994年(平成6年)11月25日:待合室を京都側へ移設、使用開始(冷暖房完備)[8]。
- 1995年(平成7年)4月1日:橋上駅舎とホーム・西口を結ぶ身障者対応エレベーター3基設置・駅舎内に車椅子対応トイレ設置[9]。
- 1998年(平成10年)4月1日:北駐輪場(自転車674台収容)を新設、使用開始[10]。
- 2000年(平成12年)11月22日:駅直結のフレスト香里園店オープン[4]。
- 2002年(平成14年)5月1日:改札前コンコース内にアンスリー香里園店オープン。
- 2003年(平成15年)4月1日:駅西側駅前広場が使用を開始。また、音羽町・石津方面への新バス路線開通。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)1月30日:AED(自動体外式除細動器)設置(関西医科大学附属香里病院から寄贈)。
- 2008年(平成20年)10月19日:新設された快速急行(及び通勤快急)の停車駅となる。
- 2009年(平成21年)3月29日:ジューサーバー閉店。
- 2010年(平成22年)7月1日:駅と関西医科大学香里病院とを結ぶ8号出口・連絡デッキが開通[11]。
- 2011年(平成23年)3月1日:駅東側の再開発事業の第1期工事が竣工、駅前広場が使用を開始。バスターミナルも移転して翌2日より新バスターミナルを使用開始[12]。
- 2014年(平成26年)3月25日:駅改札口に設置のバスロケーションシステムの運用が正式に開始される。
- 2016年(平成28年)3月15日:事故情報などをリアルタイムに知らせる「旅客案内ディスプレー」を設置[13]。
- 2017年(平成29年)11月1日:コンコースに宅配便受け取りロッカーを設置[14]。
駅構造
待避設備を備えた島式ホーム2面4線を有する橋上駅。改札口は1か所のみ。
駅入口のエレベーター設備は西口に1基、東口は駅に直結のフレストに1基設置されている。また府道八尾枚方線からのスロープが設けられている。8号出口のエスカレーターからペデストリアンデッキを経由して関西医大香里病院と直結している。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■京阪本線 | 上り | 三条・出町柳方面[15] |
3・4 | 下り | 淀屋橋・中之島線方面[15] |
- 地形の関係上、奇数番線(1・3番線)が本線、偶数番線(2・4番線)が待避線となっている。いずれのホームも8両編成の停車可能。
- 2番線は、大阪方面への出発も可能な構造になっている[16]。また、3番線と4番線から京都方面への出発も可能。
1番線の西側には桜並木(ソメイヨシノ)の植え込みがあり、桜に混じってキンモクセイが1本植えられている。このキンモクセイは、かつての京阪の社長である太田光凞の自宅から同じく社長だった村岡四郎の自宅を経て1968年(昭和43年)に移植されたもので、来歴を示す看板が横に設置されている。
利用状況
2019年(令和元年)度のある特定日における1日乗降人員は59,025人(乗車人員:29,475人、降車人員:29,550人)である。
近年の特定日における1日乗降・乗車人員は下表の通りである。
年度 | 特定日 | 出典 | ||
---|---|---|---|---|
調査日 | 乗降人員 | 乗車人員 | ||
1990年(平成 | 2年)11月 | 6日80,803 | 41,245 | [17] |
1991年(平成 | 3年)- | |||
1992年(平成 | 4年)11月10日 | 80,148 | 40,614 | [18] |
1993年(平成 | 5年)- | |||
1994年(平成 | 6年)- | |||
1995年(平成 | 7年)11月21日 | 74,373 | 37,141 | [19] |
1996年(平成 | 8年)- | |||
1997年(平成 | 9年)- | |||
1998年(平成10年) | 11月10日 | 70,407 | 35,443 | [20] |
1999年(平成11年) | - | |||
2000年(平成12年) | 11月 | 7日67,614 | 34,196 | [21] |
2001年(平成13年) | - | |||
2002年(平成14年) | 12月10日 | 64,781 | 32,696 | [22] |
2003年(平成15年) | 10月28日 | 65,760 | 33,006 | [23] |
2004年(平成16年) | 11月 | 9日64,509 | 32,345 | [24] |
2005年(平成17年) | 11月 | 8日63,951 | 31,948 | [25] |
2006年(平成18年) | 11月 | 7日61,709 | 30,896 | [26] |
2007年(平成19年) | 11月13日 | 62,295 | 31,163 | [27] |
2008年(平成20年) | 11月11日 | 62,230 | 31,172 | [28] |
2009年(平成21年) | 11月10日 | 59,900 | 29,782 | [29] |
2010年(平成22年) | 11月 | 9日60,893 | 30,511 | [30] |
2011年(平成23年) | 11月 | 1日60,597 | 30,255 | [31] |
2012年(平成24年) | 10月31日 | 59,559 | 29,686 | [32] |
2013年(平成25年) | 11月12日 | 57,808 | 28,818 | [33] |
2014年(平成26年) | 11月11日 | 59,276 | 29,629 | [34] |
2015年(平成27年) | 11月10日 | 59,421 | 29,686 | [35] |
2016年(平成28年) | 11月 | 8日57,453 | 28,581 | [36] |
2017年(平成29年) | 11月 | 7日59,084 | 29,429 | [37] |
2018年(平成30年) | 11月 | 6日56,407 | 28,143 | [38] |
2019年(令和元年) | 11月12日 | 59,025 | 29,475 | [39] |
特徴
発車メロディが導入されている。
日中時間帯は各駅停車が快速急行の待避を行っている。通過列車(快速特急「洛楽」・特急・ライナー)の待避は基本的に通勤準急以下の種別で行われている。また、朝夕を中心に快速急行・急行と準急・普通との緩急接続が行われている。ただし、通勤快急・深夜急行の緩急接続は行われていない。
平日朝の時間帯は、下り方面へのダイヤが過密になるため交互着発を行う。そのため、当駅での待避がなくとも4番線に入る列車も存在する[注 1]。
夜間に上りの当駅止まりの区間急行(当駅には21時台着)が1本設定されている。かつては平日朝などに、普通の下り方向の始発列車が設定されていたが、現行ダイヤでは存在しない。
以前のダイヤにおいては、昼間時に準急(それ以前の15分毎のダイヤでは普通)が特急の待避を行っていたが、2006年(平成18年)4月16日の改正からは当駅で昼間に急行が待避するようになった。普通は守口市駅まで先着し、普通との連絡は守口市駅にて行われていた。また、ラッシュ時には各駅停車が急行の待避及び接続を図ることが多いほか、準急が通過列車を待避していた。
駅周辺
駅から徒歩5分圏内
- フレスト香里園店 ※駅から直結
- 関西医科大学香里病院(東口利用、徒歩4分)
- 香里園かほりまちテラス(東口利用、徒歩4分)
- ザ・香里園タワー(東口利用、徒歩4分)
- TSUTAYA香里園店(西口利用、徒歩1分)
- 寝屋川市役所 香里園シティ・ステーション(東口利用、南へ徒歩3分)
- ライフ香里園店(西口利用、徒歩2分)
- ロイヤルメドゥ香里園タワー(西口利用、徒歩3分)
- アートタウン香里(西口利用、徒歩4分)
- トップワールド香里園店(西口利用、南へ4分)
- ティップネス香里園(西口利用、西へ徒歩2分)
- 寝屋川香里郵便局(東口利用、徒歩4分)
- 香里ダイエー本通商店街(西口利用、徒歩4分) - ダイエー撤退後も名称が残る
- 香里駅前通商店街(西口利用、徒歩1分)
- 香里中央商店街(西口利用、北へ徒歩6分)
- 香里新町商店街(西口利用、徒歩6分)
- 香里本通商店街(西口利用、徒歩3分)
- 寝屋川石田ボクシングクラブ
駅から徒歩5分以上[40]
- 成田山不動尊(成田山大阪別院明王院)(東口利用、バス9分、徒歩16分)
- 湯屋が谷弘法井戸
- 四方黒池(よもぐろいけ)
- 香里ヌヴェール学院中学校・高等学校(東口利用、南東へ徒歩11分)
- 同志社香里中学校・高等学校(東口利用、バスで11分、南へ徒歩19分)
- 友呂岐神社(徒歩10分)
- 平和堂 アル・プラザ香里園(西口利用、徒歩14分)
- 島忠ホームズ寝屋川店(ロピア寝屋川島忠ホームズ店など(西口利用、徒歩15分))
- オンキヨー技術センター
- 三井倉庫ロジスティクス大阪事業所
- 日本セレモニー京阪支店
- 香里能楽堂
バス路線
京阪バスにより運行されている。従来からの一般路線は東口のりば(停留所名:京阪香里園)を、かつてタウンくるとして運行されていた路線は西口のりば(停留所名:京阪香里園西口。ただし行先表示機や車内モニターなどでは全て東口と同様京阪香里園と表記される)を発着している。
東口発着路線は全便交野営業所が、西口発着路線は全便寝屋川営業所が管轄。
のりば | 路線名 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 寝屋川北部線 | 22号経路:寝屋川市駅(東口) | |
寝屋川団地線 | 25号経路:三井団地/三井秦団地 | ||
25B号経路:ビバモール寝屋川 | |||
2 | 香里団地線 | 1号経路:枚方市駅南口/藤田川 | 新香里経由 |
1A号経路:関西医大附属病院 | 新香里・枚方市駅南口経由、平日1本のみ | ||
1C号経路:野口北 | 深夜のみ、平日の便は2本とも深夜バス | ||
東中振山之上線 | い号経路:香里ヶ丘八丁目・淀見公園循環/香里ヶ丘八丁目 | 香里ヶ丘八丁目止まりは少数のみ | |
3 | 津田香里線 | 9号経路:高田/京阪交野市駅/交野車庫 | 平日の京阪交野市駅行き最終及び交野車庫行きは深夜バス |
9A号経路:枚方市駅南口/藤田川 | 高田経由 | ||
14号経路:津田駅 | |||
15号経路:星田駅 | |||
西口 | 寝屋川音羽町線 | 26号経路:寝屋川市駅(東口) | 音羽町経由 |
26A号経路:寝屋川市駅(東口) | 音羽町・寝屋川市役所経由、平日のみ | ||
寝屋川市内線 | 54号経路:西コミュニティセンター方面循環/西コミュニティセンター | 西コミュニティセンター止まりは最終便のみ | |
55号経路:寝屋川市駅(東口) | 木屋町経由 |
プロジェクト
- 香里園駅東地区再開発
- 隣接する関西医科大学香里病院の建替に伴う周辺の再開発において、東側バスターミナルが周辺道路を含め飽和状態であったため、道路の敷設・拡幅・移設・駅前広場の整備がされた。渋滞は解消しバスの遅延もなくなった。2013年1月以降は残りの街区の整備を実施した。(高層住宅・商業複合棟)
- 立体交差事業
その他
かつては成田山不動尊に参拝するための「途中下車指定駅[注 2]」に指定されていた。これは乗車券を改札で呈示するだけで途中下車し、また再度電車を利用する際はその乗車券を呈示し、電車を利用できた[注 3]。1995年11月に回数券の磁気券化に伴い、この途中下車制度は廃止された[42]。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- 久保純、安田孝、羽田和弘、出井正弘「7326 戦前期京阪電鉄の住宅地開発に関する一考察 : 香里園住宅地の開発」『学術講演梗概集. F, 都市計画, 建築経済・住宅問題, 建築歴史・意匠』第1994号、日本建築学会、1994年7月、651-652頁、NAID 110004205697。
- “寝屋川市香里園地域観光資源基礎調査報告書”. 寝屋川市. pp. 2-5 (2012年3月). 2015年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年2月24日閲覧。
- 出典:京阪電気鉄道開業100周年記念誌「京阪百年のあゆみ」(2011年3月24日刊)資料編139頁
- 出典:京阪電気鉄道開業100周年記念誌「京阪百年のあゆみ」(2011年3月24日刊)資料編・巻末年表
- 出典:京阪電気鉄道開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』(2011年3月24日刊)171頁「枚方陸軍火薬庫の爆発」
- 出典:京阪電気鉄道開業100周年記念誌「京阪百年のあゆみ」(2011年3月24日刊)370頁
- 出典:京阪電車開業80周年記念誌『過去が咲いている今』(1990年7月1日発行)の年表より
- 出典:駅置き広報誌「くらしの中の京阪」1995年1月号
- 出典:駅置き広報誌「くらしの中の京阪」1995年5月号
- 出典:駅置き広報誌「くらしの中の京阪」1998年4月号
- 出典:「K PRESS」2010年7月号 16面の広報コーナー「くらしのなかの京阪(第413号)」
- 出典:「K PRESS」2011年3月号 16面の広報コーナー「くらしのなかの京阪(第421号)」
- 出典・「K PRESS」2016年3月号16面の広報コーナー「くらしのなかの京阪(第481号)」
- 「オープン型宅配ロッカー」を新たに2駅設置します
- “香里園駅|駅構内図”. 京阪電気鉄道. 2022年9月20日閲覧。
- 上りの終着列車の中には、この渡り線を使って寝屋川車庫へ回送されて行くものも存在する。
- 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
- 成田山不動尊から四方黒池までは、駅置きの沿線情報誌「K PRRESS 2月号」6頁『気になるあの駅散策マップ』より
- 出典:「鉄道ピクトリアル」2014年10月号 115-121頁『JR西日本と中京以西の大手私鉄』の119頁の本文と120頁掲載の概略図より
- 出典:京阪電気鉄道開業100周年記念誌「京阪百年のあゆみ」(2011年3月24日刊)445頁 さらに446頁にも途中下車制度廃止を告げるチラシが掲載されている
外部リンク
- 香里園駅 - 京阪電気鉄道
- おけいはん.ねっと|駅情報局:香里園駅