養老 (市原市)

養老(ようろう[4])は、千葉県市原市加茂地区にある大字郵便番号は290-0557[2]

養老
養老の位置(千葉県内)
養老
養老
北緯35度21分12.0秒 東経140度09分01.3秒
日本
都道府県 千葉県
市町村 市原市
地区 加茂地区
人口
2022年令和4年)4月1日現在)
  合計 244[1]
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
290-0557[2]
市外局番 0436[3]
ナンバープレート 市原

概要

市原市南部にある。

地理

養老川を堰き止めた高滝ダムは当地にあり、ダム湖である高滝湖が地域の中央に存在する。加茂公民館や高滝郵便局のある中心集落は、高滝湖に突き出た半島状の地形(東側が高滝地区)の上にある。

北は久保、東は高滝、南は本郷、西は山口と接している。[5]

歴史

地名の由来

沿革

近世には上総国市原郡に属する小佐貫村・北崎村であった。

1875年(明治8年)11月、小佐貫村・北崎村が合併して養老村が発足した[6]

1889年(明治22年)の町村制施行に際し、高滝村・養老村・本郷村・大和田村・久保村・外部田村・駒込村・山口村・不入村が合併して新たに編成された高滝村の一部となった[注釈 1]

高滝ダムは養老川の治水と上水道・農業用水取水のために設けられた千葉県営の多目的ダムで[8]、1958年にダム候補地の選定が行われ、1990年に完成した[8]

年表

  • 1889年(明治22年) - 町村制実施により高滝村・養老村などが合併、養老は高滝村の大字となる。
  • 1954年(昭和29年) - 高滝村・富山村・里見村・白鳥村が合併し、加茂村の一部となる。
  • 1967年(昭和42年) - 加茂村が併合されたことにより、市原市の一部となる。

世帯数・人口

2022年4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁字世帯数人口
養老 130世帯 244人

通学区域

市立小学校市立中学校県立高等学校の通学区域は以下の通りである[9]

町丁字 範囲 小学校 中学校 高等学校
養老 全域 市原市立加茂小学校 市原市立加茂中学校 第9学区

施設

  • 高滝ダム管理事務所
  • 高滝ダム記念館
  • 加茂公民館
  • 加茂診療所
  • 高滝幼稚園
  • 高滝郵便局

交通

鉄道

高滝駅

小湊鉄道小湊鉄道線が通過する。地域の中心集落の中に高滝駅が所在しており、駅出口も養老地区側にのみ開かれているが、駅施設は住所の上では高滝に属する。

道路

脚注

注釈

  1. 町村制施行時に「養老村」が市原郡中部(現在の市原市三和地区)に編成されているが(養老川にちなんで新たに命名された[7])、本項の養老地区(旧養老村)とは別である。

出典

  1. 令和4年度千葉県市町村町丁字別世帯数人口”. 千葉県 (2022年4月1日). 2022年8月16日閲覧。
  2. 養老の郵便番号 - 日本郵便(2017年11月21日閲覧)
  3. 市外局番一覧 - 総務省(2017年11月21日閲覧)
  4. 地名・郵便番号案内 | 市原市ホームページ”. 2022年12月13日閲覧。
  5. Googleマップ - Google(2017年12月6日閲覧)
  6. 千葉県市原郡教育会 1916, p. 1257.
  7. 『明治22年千葉県町村分合資料 七』, 6コマ.
  8. 高滝ダムのおいたち”. 千葉県. 2021年10月5日閲覧。
  9. 小学校・中学校の所在地及び通学区域一覧 - 市原市(2017年11月21日閲覧)

参考文献

関連項目

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