韓賢熙

韓 賢熙(ハン・ヒョンヒ、朝鮮語: 한현희1993年6月25日 - )は大韓民国釜山広域市出身のプロ野球選手投手)。

韓賢熙(ハン・ヒョンヒ)
Han Hyeon-Hui
ロッテ・ジャイアンツ #16
ネクセン・ヒーローズ時代
(2013年5月12日)
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
出身地 大韓民国の旗 韓国釜山広域市
生年月日 (1993-06-25) 1993年6月25日(29歳)
身長
体重
182 cm
95 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2012年 KBO・新人ドラフト1次指名
初出場 KBO/ 2012年4月7日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

アマチュア時代

釜山広域市慶南高等学校出身[1]で、学生時代の通算成績はノーヒットノーラン達成を含めた38イニング63奪三振、防御率0を記録した。

ネクセン・キウム時代

2012年の新人ドラフトではネクセン・ヒーローズから1次指名を受け、契約金2億3,000万ウォンで入団した。

同年の示範競技で好投、ネクセンの新人で唯一開幕時に一軍登録され、4月7日の斗山ベアーズとの開幕戦でプロ初登板、1イニングを無安打、2奪三振、1死球の内容だった。6月22日の三星ライオンズ戦でプロで初の先発登板を果たし最高球速151km/hを記録、スライダー、スローカーブなどを投げて5イニング1失点の内容だったが勝敗はつかなかった。

2013年廉京燁監督の指示の下でリリーフとして活躍。李東鉉安志晩と激しい競争の末、KBOリーグ史上最年少で最多ホールドのタイトルを受賞した。さらに翌2914年も2年連続で最多ホールドの個人タイトルを獲得し、2014年アジア競技大会野球の韓国代表メンバーにも選ばれて金メダルを獲得、兵役免除となった。

しかし2015年シーズン中に肘の靭帯を切る大怪我を負い、手術を受けて2016年は1試合も登板できなかった[2]

2018年から本格的に先発へ転向。9月23日のSKワイバーンズ戦で最多ホールドの受賞経験者で初めて先発としてシーズン二桁勝利を記録した[3]

2019年はチーム事情から中継ぎに再び戻り、リーグ史上最年少で個人通算100ホールドを記録した。同年、2019 WBSCプレミア12 韓国代表に選ばれたが、同年の韓国シリーズで敗戦投手になるなど大乱調で、同僚の李承鎬と入れ替わり韓国代表から外れた。

2021年2020年東京オリンピックの野球競技・韓国代表に選ばれたが、大会前の同年7月にCOVID-19の防疫規定違反行為が発覚、呉昇桓と入れ替わりまたも韓国代表から外れ、同じく規定に違反した安右進とともにレギュラーシーズンで50試合の出場停止処分を科された。

2022年シーズン後に初のFAを行使した。

ロッテ時代

2023年1月17日にロッテ・ジャイアンツへの移籍が発表された。契約内容は3年最大40億ウォン[4]

通算記録

年度チーム平均自責点試合完投完封勝利敗戦セーブホールド勝率打者投球回被安打被本塁打四球死球奪三振失点自責点
2012ネクセン/キウム3.12430034070.42928169.15442211542624
20133.216900501271.00028767.1647258562724
20143.206600422310.66734278.2756314833028
20154.8245001140100.733542123.11261441131227066
20174.47380056550.455457106.2105141717796153
20184.793000117000.6117561692082249201059890
20193.416100750240.58325158501207492622
20204.98250079000.438587135.21411037141097775
20213.89180062010.75037285.2864306614137
20224.79210064000.80034877.2839248594441
通算10シーズン4.2641600654381050.6024221971.199291296108777501460

背番号

  • 63 (2012年、2013年途中 - 2016年、2021年 - 2022年)
  • 19 (2013年 - 同年途中)
  • 1 (2017年 - 2020年)
  • 16 (2023年 - )

脚注

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