防府貨物駅
防府貨物駅(ほうふかもつえき)は、かつて山口県防府市大字江泊にあった、日本貨物鉄道(JR貨物)山陽本線の貨物駅である。
防府貨物駅 | |
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ほうふかもつ Hōfu Kamotsu | |
所在地 | 山口県防府市大字江泊字西水尻2288-1 |
所属事業者 | 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | 山陽本線 |
キロ程 | 437.2 km(神戸起点) |
電報略号 | ホフカ |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1986年(昭和61年)11月1日[1] |
廃止年月日 | 2012年(平成24年)度内 |
併設されていたオフレールステーションのみ残存。 |
現在は併設されていた防府貨物オフレールステーション(現在は防府貨物新営業所)のみが、コンテナ集配施設として存続している。
概要
1998年(平成10年)から貨物列車の発着がなくなり、2006年(平成18年)からオフレールステーション(ORS)として稼動していた。また、駅構内の信号機等も使用停止中になっていたが、本線の出発信号機のみ2009年度まで使用されていたため、採時駅となっていた(いわゆる信号場扱い)。
しかし、2010年(平成22年)1月現在、構内のレール・本線とのポイントの撤去が進められ、同年3月13日ダイヤ改正時には全てのポイントが撤去された末に場内・出発信号機も閉塞信号機に変更され(そのため、富海駅 - 防府駅間では閉塞信号機の番号が振り直された)、運転時刻表からも「防府貨物」の欄は消滅した。このため、鉄道の停車場としては事実上の廃止状態となった。
その後も登記上駅は存続していたが、2012年(平成24年)度内(日時不明)に貨物駅としては廃駅扱いとなり[2]、防府貨物ORSは貨物駅ではないコンテナ集配施設としての扱いに移行したようである。
歴史
貨物駅時代の駅構造
- 1面のコンテナホーム、1本のコンテナ荷役線を有していた。本線に到着した貨物列車は、一旦防府駅方の引き上げ線に入った後、推進運転でホームへ進入する構造となっていた。
脚注
- “日本国有鉄道公示第107号”. 官報. (1986年10月9日)
- 鉄道貨物協会「貨物時刻表」の「JR貨物全営業線」において、山陽線の駅は2012年度版まで16駅(全路線総駅数253駅)であったのが、2013年度版より15駅(全路線総駅数252駅)に減少しており、防府貨物駅は駅として計上されなくなった模様。また、JR貨物公式サイトの環境・社会報告書によると、2012年4月1日時点では駅数が253駅であり、この時点では登記上存続している。
- 石野哲『駅名来歴事典 国鉄・JR・第三セクター編』p.87 JTBパブリッシング刊 2022年、ISBN 978-4-533-15118-7
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