金守珍
人物
東海大学工学部電子工学科を卒業後、大山という名前で蜷川スタジオに在籍。本名で役者をやりたいと思い、状況劇場に移籍。1987年には自身が代表となり、劇団・新宿梁山泊を旗揚げし、演出を手がける。2001年には日韓合作映画『夜を賭けて』で監督を務めた[2]。この作品は東京武蔵野館を皮切りに全国公開され、第57回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人監督賞[3]、2002年度第43回日本映画監督協会新人賞[4]を受賞した。2005年12月17日、監督を務めた映画『ガラスの使徒』(つかい)が公開された[5]。
第3回ワンコリアフェスティバルより、演出を担当している。
2007年、新宿梁山泊が、元団員の鄭義信作『それからの夏』を上演しようとし、鄭は自身の著作権を主張してこれを差し止めたが、新宿梁山泊は、この戯曲が劇団の共同制作であることを主張し、自主上演権を求めて裁判所に提訴し、東京地裁で和解、上演を中止した。
受賞歴
- 1989年、『千年の孤独』でテアトロ演劇賞を受賞。
- 2002年、第57回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、第43回日本映画監督協会新人賞を受賞。
映画
脚注
- 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.540
- 新宿梁山泊代表 金守珍プロフィール
- 毎日映画コンクール 第57回日本映画大賞
- 日本映画監督協会WEBサイト 日本映画監督協会新人賞
- Movie Walker ガラスの使徒
外部リンク
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