酒を飲む時の歌

酒を飲む時の歌(さけをのむときのうた、英語: drinking songs)では世界の各国で、様々な言語で酒類を飲むときに伝統的に参加者が一緒に歌う、吟ずるをアルファベット順に集めている。

哲学科学生たちが「円卓」で歌う」(Georg Mühlberg画、1900年頃)

歴史

飲酒を讃える歌は、ヨーロッパでは12世紀ごろの『カルミナ・ブラーナ』にもみられる[1]中国では、唐時代の王翰の「涼州詞」、李白の「両人対酌」などにも歌われた。日本では、平安時代の『万葉集』に大伴旅人邸で行われた「梅花の宴」での歌がある。

世界の酒を飲む時の歌

  • 青柳梅との花を折りかざし飲みての後は散りぬともよし(Aoyanagi ume tono hana wo ...) - 万葉集820、「梅花の宴」32首の一首[2]

脚注

  1. Carmina Burana. Die Lieder der Benediktbeurer Handschrift. Zweisprachige Ausgabe, ed. and translated by Carl Fischer and Hugo Kuhn, dtv, Munich 1991
  2. 万葉集「梅花の歌32首」現代語訳と解説 大伴旅人序文「令和」の出典
  3. Ergo Bibamus (ドイツ語原文、Wikisource)
  4. Ergo Bibamus (英語訳、Wikisource)

外部リンク

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