谷古宇勘司
谷古宇 勘司(やこう かんじ、1950年(昭和25年)12月15日[1] - )は、日本の政治家(第101代埼玉県議会議長[2]、元草加市議会議員[3])。社会福祉法人理事長[1]。草加市体育協会第4代会長[4]。
谷古宇 勘司 やこう かんじ | |
---|---|
生年月日 | 1950年12月15日(72歳) |
出生地 | 埼玉県草加市 |
出身校 |
獨協大学法学部 慶應義塾大学大学院 |
前職 |
埼玉県議会議員 社会福祉法人理事長 |
所属政党 |
(自由民主党→) (旧日本維新の会→) 日本維新の会 |
選挙区 | 南1区 |
当選回数 | 8回 |
在任期間 | 1983年4月 - 2012年12月 |
人物
埼玉県草加市出身。実業家・谷古宇甚三郎の息子である。父・甚三郎は、20社以上の関連企業を率いた谷古宇産業グループのオーナーで、田中角栄元首相の側近であった[5]。
草加市立谷塚小学校、明治大学付属中野中学校・高等学校、獨協大学法学部卒業[6]。最後の直弟子として田中角栄総理に学び、政治の道に入る[6]。
1983年4月から2012年12月まで8期埼玉県議会議員をつとめた[6]。1999年、埼玉県議会第101代議長に就任[2]。草加市文化協会理事、草加市野球連盟会長、草加市立松江中学PTA会長などをつとめた[7]。
2012年12月、日本維新の会衆議院埼玉県第3区支部長[6]。同年同月衆議院議員選挙に埼玉3区から日本維新の会公認で立候補したが、落選した。2015年3月、慶應義塾大学大学院法学研究科修了(法学修士)[6]。大学院では、日本政治論の研究室にて憲法と公共政策を中心に学んだ[6]。
2017年10月、衆議院議員選挙に埼玉3区から日本維新の会公認で立候補したが、落選した。2019年5月、草加市体育協会第4代会長に就任[4]。好きな作家は、ヴィクトール・フランクル、亀井勝一郎、江藤淳、司馬遼太郎[6]。趣味はスキー、テニス、野球、芸能鑑賞[6]。
政策・主張
谷古宇は自身の公式ウェブサイトで「古い法律、制度、がんじがらめの今の日本を変えなければならない」と述べている。2017年の衆院選の時、候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査)に対して谷古宇は以下のように回答している。
- 幼稚園・保育所から大学まで教育を無償化すべきことには賛成[8]。
- 長期的に消費税率を10%よりも高くすることにはどちらとも言えない[8]。
- 所得や資産の多い人に対する課税を強化すべきことにはどちらとも言えない[8]。
- 男性同士、女性同士の結婚を法律で認めるべきことにはどちらとも言えない[8]。
- 選択的夫婦別姓についてはどちらとも言えない[8]。
- 外国人労働者の受け入れを進めるべきことにはどちらとも言えない[8]。
- 首相の靖国神社参拝にはどちらとも言えない[8]。
- 非核三原則を堅持すべきことにはどちらとも言えない[8]。
- 日本の防衛力はもっと強化すべきことには賛成[8]。
- 他国からの攻撃が予想される場合には先制攻撃もためらうべきではないことにはどちらとも言えない[8]。
- 北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきことにはどちらとも言えない[8]。
- 安倍内閣の北朝鮮問題への取り組みを評価しない[8]。
- 安倍内閣の森友学園・加計学園問題への対応を評価しない[8]。
- アベノミクスを評価しない[8]。
- 共謀罪法をどちらかといえば評価しない[8]。
- 安全保障関連法案の成立をどちらかといえば評価しない[8]。
- 被選挙権を得られる年齢を引き下げるべきことにはどちらとも言えない[8]。
- 原発ゼロか存続かについてはどちらとも言えない[8]。
脚注
- 候補者プロフィール 衆議院選挙特設ホームページ2017日本維新の会公式サイト。2019年8月24日閲覧。
- 第101代 谷古宇勘司議長埼玉県議会公式サイト。2019年8月24日閲覧。
- 交際費の執行状況(平成17年10月-12月)市長交際費草加市公式サイト。2019年8月24日閲覧。
- 沿革、公益財団法人 草加市体育協会公式サイト。
- 『消えゆく日本の廃墟 廃墟が語る日本の裏歴史』68 - 69頁。
- プロフィール やこう勘司 人柄と経歴谷古宇勘司公式サイト。2019年8月24日閲覧。
- プロフィール、谷古宇勘司公式ブログ。
- 2017衆院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査)、朝日新聞デジタル公式サイト。
参考文献
- 『消えゆく日本の廃墟 廃墟が語る日本の裏歴史』大洋図書、2014年。
外部リンク
- 谷古宇勘司公式サイト
- 谷古宇勘司公式ブログ
- 谷古宇勘司 (yakoukanji.jp) - Facebook
- 谷古宇勘司 (@yakou_kanji) - Twitter
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.