興安

現在の中国東北部の地名。満州語で丘陵を表すヒンガン（満州語:ᡥᡞᠩᡤᠠᠨ、転写：hinggan）の漢字転写に由来する。中国語読みではシンアン（Xing'an）となる。

• この名がついた山脈に大興安嶺山脈、小興安嶺山脈、外興安嶺山脈（スタノヴォイ山脈）、内興安嶺山脈（シホテアリニ山脈）がある。日本では大興安嶺山脈と小興安嶺山脈の総称として興安嶺（こうあんれい）が用いられる[1][2]。
  • 大興安嶺地区 - 黒竜江省の地区の一つ。
• 興安省 - かつて満州国および中華民国が置いていた省。現在は内モンゴル自治区に含まれる。
  • 興安総省 - かつて満州国が置いていた省。
• ヒンガン盟（興安盟） - 内モンゴル自治区の盟（アイマク）の一つ。
• 興安（興安街） - 興安盟の首府であるウランホト市の旧称。
• 興安区 - 黒竜江省鶴崗市の区の一つ。
• 興安郷 (開魯県) - 内モンゴル自治区通遼市開魯県の郷の一つ。
• 興安郷 (集賢県) - 黒竜江省双鴨山市集賢県の郷の一つ。

• 興安県 (曖昧さ回避)
  • 興安県 - 中国広西チワン族自治区桂林市の県の一つ。
  • 興安県 (河北省) - かつて中国河北省承徳市に存在した県。
• 興安里 (沙鹿区) - 台湾台中市沙鹿区の行政区の一つ。
• 興安里 (文山区) - 台湾台北市文山区の下部行政区域の一つ。
• 興安街道 (曖昧さ回避)
• 興安鎮 (曖昧さ回避)
• 興安郷 (曖昧さ回避)