紀元前5千年紀
紀元前5千年紀(きげんぜんごせんねんき)は、西暦による紀元前5000年から紀元前4001年までを指す千年紀(ミレニアム)である。現在からおよそ6000年〜7000年前に当たる。
千年紀: | 前6千年紀 - 紀元前5千年紀 - 前4千年紀 |
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時代
できごと
- 紀元前5000年頃 - 紀元前3400年頃 - メキシコ南部のオアハカの低地(テワカン谷)の人々がトウモロコシの栽培を始めた。[1]最初は野生のトウモロコシを採集していたが、紀元前3000年頃には野生種に改良が加えられ、穂軸が大きく、粒の落ちにくい栽培種ができあがる。
- 紀元前5000年 - 紀元前3000年 - フランスのブルターニュ地方のカルナック列石が作られる。
- 紀元前5000年頃
- ユリウス暦紀元前4713年1月1日正午(世界時)= -4712年1月1日正午(世界時) - ユリウス通日の起算日時
- 紀元前4600年頃‐紀元前4200年頃 - ヴァルナ墓地遺跡と呼ばれる金石併用時代の200基以上に及ぶ墳墓群が、黒海沿岸(現在のヴァルナ)に築かれる。
- 紀元前4500年 - メソポタミアでスサ文明およびキシュ文明。
- 紀元前4500年頃 - 紀元前3500年頃 - ウクライナと南ロシアのドニプロ川中流域からドン川下流域でスレドニ・ストグ文化。
- 紀元前4500年頃 - 紀元前2000年頃 - マルタ共和国のマルタ島とゴゾ島で人類最古の石造建築物といわれるマルタの巨石神殿群が建設される。
- 紀元前4500年頃 - 黄河上流から中流にかけて、鮮やかな文様を描いた陶器が盛んに作られ、使われる。これを彩陶(さいとう)と言う。
- 紀元前4300年頃 - 鹿児島県の大隅半島南端佐多岬の南西約40kmの鬼界カルデラが大爆発する。その火砕流は半径100kmの範囲を覆い、またその火山灰は西日本各地に大量に降り注いだ。
- 紀元前4200年頃 - ノルウェー最北部で「アルタの岩絵」が描かれ始める。
そのほか
出典
- ビル・プライス 2015, p. 50.
参考文献
- ビル・プライス、2015、『図説 世界史を変えた50の食物』、原書房 ISBN 978-4-562-05108-3
関連項目
外部リンク
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