筒井町 (神戸市)
地理
中央区東南部、旧・葺合区域東部の市街地南寄り、JR東海道本線の南側に位置する。工場・商店・飲食店・住宅が建ち並ぶ商業・工業地域。東は脇浜町一丁目、南は同三丁目、西は南から順に日暮通・八雲通・東雲通、北はJR線上の若菜通が隣接する。一~三丁目に分かれて住居表示する。
歴史
町名は江戸期から明治20年まであった筒井村に因む。筒井村の由来は、筒井八幡神社にあった古い筒型の井戸だと伝えられる。福原京のあった頃、公卿中山忠親の日記『山槐記』に「筒居」を通って福原に行ったとあることから平安時代末期には地名が知られていた事がわかる。筒井村の枝郷に下筒井村・西筒井村があり本村は上筒井村とも呼ばれた。筒井町の町域は元々下筒井村などだった。
人口統計
脚注
- “神戸市町別世帯数・年齢別人口(国勢調査)”. 神戸市. 2009年3月7日閲覧。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1988
参考文献
- 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 竹内理三 編『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803。
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