福山港
福山港(ふくやまこう)は、広島県福山市にある港湾。港湾管理者は広島県。1963年4月1日に港湾法上の重要港湾に指定されている[5]。このほか港則法上の特定港にも指定されている。
福山港 | |
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福山港国際コンテナターミナル | |
所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 広島県福山市 |
座標 | 北緯34度27分31.3秒 東経133度24分25.8秒 |
詳細 | |
開港 | 1622年 |
管理者 | 広島県 |
種類 | 重要港湾 |
泊地面積 | 被覆内 2,340,500m2[1] |
統計 | |
統計年度 | 2015 |
貨物取扱量 | 43,412,912 フレートトン[2] |
コンテナ数 | 506,032 フレートトン[2] |
主要輸出品 | 鋼材[3] |
主要輸入品 | 石炭、鉄鉱石[4] |
また、隣接する岡山県の笠岡港港町地区は、港則法・関税法・検疫法・入国管理法・港湾運送事業法の各法上、福山港に含まれている。
概要
箕島(みのしま)地区・箕沖(みのおき)地区・鞆(とも)地区の3地区に分かれる。
なお、江戸時代に開かれた港を起源とする旧福山港との混同を避けるため旧福山港を内港と呼び分けている[6]。ちなみに内港は現在では港湾施設としての役目はなく、周辺地区のエリア名として使用されている。
鞆地区は、1961年6月に福山港へ編入された。
備後都市圏の物流を支える重要な港湾である。1997年には日韓定期航路および日中定期コンテナ港路が開設される。2005年3月に広島県営の国際コンテナターミナル(第1バース)が完成した[7]。JFEスチール西日本製鉄所福山地区の取扱い量が大半を占めるが、中国地方の港湾輸出入額では岡山県の水島港に次ぐ規模となっている[2]。
こうした背景もあり貿易量取扱い量は年々増加していき、地元経済界から第2バース着工の要望が出され、2007年から整備を開始、2011年4月に供用された[7]。しかし、皮肉にも貨物取扱量は第2バース整備開始の2007年をピークに減少し、2015年現在で第1バース供用時とほぼ変わらないレベルとなっている[2]。
旅客航路
運行している航路
関連施設・企業
脚注
- 第60回広島県統計年鑑(平成27年版) 港湾 2017年1月6日閲覧。
- “港湾取扱貨物量等の現況<平成27年>” (PDF). 国土交通省. 2017年1月6日閲覧。
- “港湾統計年報 平成27年 輸出貨物品種別仕向国別表” (PDF). 国土交通省. 2017年1月6日閲覧。
- “港湾統計年報 平成27年 輸入貨物品種別仕出国別表” (PDF). 国土交通省. 2017年1月6日閲覧。
- “港湾管理者一覧表(平成23年4月1日現在)” (PDF). 国土交通省港湾局. 2011年12月4日閲覧。
- 内港に対して現福山港(主に箕島地区)も外港と呼ぶ場合がある。
- “競争力のある港づくり 福山港”. 国土交通省中国地方整備局広島港湾・空港整備事務所. 2017年1月6日閲覧。
関連項目
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