目黒区役所

目黒区役所(めぐろくやくしょ)は、特別地方公共団体特別区)である目黒区の行政組織が入る行政施設である。区の総合庁舎としては本館が2003年1月から、別館が同年4月から業務を開始した。

目黒区役所
Meguro City Office Complex
情報
旧名称 千代田生命保険本社ビル
用途 目黒区行政の中枢施設
旧用途 千代田生命保険本社
設計者 村野藤吾(村野・森建築事務所)
改修設計:安井建築設計事務所
施工 大成建設
改修施工:フジタ・青木・三海JV
建築主 千代田生命保険
目黒区
構造形式 本館鉄骨構造鉄骨鉄筋コンクリート構造鉄筋コンクリート構造
別館鉄骨構造鉄筋コンクリート構造
敷地面積 18,312 m²
建築面積 6,512 m²
延床面積 46,814 m²
階数 本館地上6階、地下3階
別館地上9階、地下3階
竣工 1966年6月
改築 2002年4月-2003年3月
所在地 153-8573
東京都目黒区上目黒二丁目19番15号
位置 北緯35度38分28秒 東経139度41分55秒

庁舎

現庁舎は元々、旧千代田生命保険(現ジブラルタ生命保険)の本社ビルとして1966年に竣工したものである。このビルは村野藤吾の設計による外壁の白色アルミ鋳物製ルーバーが印象的な建築物で、1969年にBCS賞(第10回)を受賞した。

竣工以降千代田生命保険の本社として使用され続けていたが、2000年10月、千代田生命保険は更生特例法の適用を申請し経営破綻した。破綻後、管財人目黒区に本社敷地・建物の売却を打診した。

当時の目黒区役所庁舎は目黒区中央町2-4-18にあったが、目黒区はかねてからこの旧庁舎の手狭化に直面していた。そこで、区はこの物件を取得して新庁舎として使用することを決定し、2002年4月から翌2003年1月にかけて内装等を中心に大規模改修を行い、区役所機能を移転した。

なお、完全移転後もしばらく旧庁舎建物は残っていたが、その後中央町さくらプラザとして建て替えられ、目黒区中央町社会教育館・五本木区民センターが併設されている。

総合庁舎には、他に目黒区保健所、東京都目黒都税事務所が入居している。 

アクセス

目黒区総合庁舎本館・別館
中目黒駅より徒歩5分

不祥事

  • 2017年12月 - 健康福祉部生活福祉課の男性職員(50代)が、生活保護受給者の預金心身障害者福祉手当を不正に引き出すなどして、444万1276円を着服していた。区は男性職員を12月5日付で懲戒免職処分とした[1]

関連項目

脚注

  1. 目黒区職員が生活保護受給者の預金など444万円着服 懲戒免職”. 産経新聞 2017.12.8 14:28. 2020年9月6日閲覧。

外部リンク

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