町屋斎場
概要
東京都に6つの斎場を有する東京博善株式会社(広済堂ホールディングスグループ)が経営している。その中では最も規模が大きい斎場である。1994年(平成6年)10月に斎場棟や休憩室も含め全面改築され、他の斎場とほぼ同じデザインになった。現在は火葬棟が中央にあり、それを挟み込む形で左右に斎場棟が配置される。
ここは荒川区の史跡となっており、歴史を説明した下記の荒川区の説明板が斎場の西に掲げられている。
- あらかわの史跡・文化財
- 町屋火葬場は江戸五三昧の歴史を伝える。江戸五三昧とは、千駄木(駒込)・桐ヶ谷(荏原)・渋谷(代々幡)・炮烙新田(葛西)・小塚原(千住)にあった火葬場をいう。小塚原の火葬場は寛文九年(1669)に下谷・浅草あたりの各寺院から移されたもので、火葬寺・火屋などともよばれた。明治二十年、周辺の市街化により廃止、二年後に町屋に移転した。一方、火葬場の増設許可が下り、同二十年、東京博善社が日暮里火葬場を新設。その後、同火葬場は町屋火葬場の隣地に移ることになり、同三十七年の移転とともに、町屋火葬場と合併した。荒川区教育委員会
所在地
- 〒116-0001 東京都荒川区町屋一丁目23番4号
建物内
- 火葬炉 12基 (最上等:8基 特別室:2基 特別殯館:2基)燃料:都市ガス、炉形式:ロストル式
- 休憩室 13室
- 斎場(式場) 10室(東西に5室ずつに分かれて配置されている。控室も同様の配置。)
- 控室 10室
- コーヒーコーナー 2ヵ所
- 売店 4ヵ所
通夜・告別式
葬儀・火葬が行われた有名人
利用する際の注意点
町屋斎場は、斎場の提供と火葬の業務を行うまでなので、利用するには、葬儀社を通して申し込む必要がある。
脚注
- “町屋斎場”. テレビ東京 (2013年3月18日). 2022年10月16日閲覧。
- “稲川英雄氏死去 元TBSアナウンサー”. 共同通信社. (2004年3月5日). オリジナルの2014年5月18日時点におけるアーカイブ。 2019年4月14日閲覧。
- “稲川英雄さん死去”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 39. (2004年3月6日)
- “落語家の古今亭円菊氏が死去 初めて手話落語手掛ける”. 日本経済新聞 (2012年10月13日). 2022年10月16日閲覧。
- “大鵬さんに国民栄誉賞!告別式に1500人”. 日刊スポーツ (2013年2月1日). 2022年10月16日閲覧。
- “清原氏 相馬さん告別式参列「野太い声が今でも耳に残っている」”. スポーツニッポン (2013年6月6日). 2022年10月16日閲覧。
- “尾崎行雄氏 しめやかに通夜 張本、高田氏ら500人が参列”. スポーツニッポン (2013年6月18日). 2022年10月16日閲覧。
- “三笑亭夢丸さん死去「ルックルック…」「連想ゲーム」など出演”. スポーツニッポン (2015年3月8日). 2022年10月16日閲覧。
- “松⽅弘樹さん死す…“豪快⼈⽣”恋、酒、マグロ⼀本釣り (2/4ページ)”. 産経新聞社 (2017年1月24日). 2019年4月14日閲覧。
- “青島幸男さんの長男、利幸氏が肺がんのため死去 テレビ番組の構成作家”. サンケイスポーツ (産経新聞社). (2017年11月9日) 2019年4月14日閲覧。
- “アンナ、涙のあいさつ「最高のパパでした」 梅宮辰夫さん密葬、棺に調味料、お菓子…”. スポーツニッポン (2019年12月15日). 2022年10月16日閲覧。
外部リンク
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