甲浦港
甲浦港(かんのうらこう)は、高知県安芸郡東洋町にある地方港湾。港湾管理者は高知県。港則法の適用港である。
甲浦港 | |
---|---|
甲浦港周辺の空中写真。画像中央やや左、二手に分かれた入り江の奥の住宅が密集している一帯が甲浦港。画像右の島(島の北西部で本土と橋で結ばれた島)が竹ヶ島。この甲浦港と竹ヶ島の中間に徳島県と高知県の県境がある。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 1975年撮影の2枚を合成作成。 | |
所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 高知県安芸郡東洋町 |
座標 | 北緯33度32分48.4秒 東経134度18分4秒 |
詳細 | |
管理者 | 高知県 |
種類 | 地方港湾 |
統計 | |
統計年度 | 2015年度 |
発着数 | 2,432隻(37,278総トン)[1] |
航路
1950年代から室戸汽船が大阪への航路を運航していた。1975年に神戸港発着に変更してフェリー化、1995年には阪神淡路大震災の影響により再び大阪港発着となった。1997年、明石海峡大橋架橋を控え、旅客減と原油価格高騰の影響を受け航路休止が検討されたが、第三セクターの新会社高知シーラインを設立して航路存続が図られた。1998年4月から高知シーラインが航路を継承したが、1999年7月に「フェリーむろと (3代)」が当港で座礁事故を起こした影響もあり、2001年12月9日に航路休止となった。 その後、大阪 - 高知航路を運航していた大阪高知特急フェリーが、2004年8月より隔日で寄港を開始したが、こちらも経営破綻により、2005年6月30日に航路休止となり、当港を発着する定期旅客航路は消滅した。
室戸汽船・室戸シーライン
- 神戸港(東神戸フェリーセンター) - 甲浦港(1975年7月 - 1982年12月)
- 神戸港(東神戸フェリーセンター) - 甲浦港 - あしずり港(1982年12月 - 1995年1月)
- 大阪南港 - 甲浦港 - あしずり港(1995年1月 - 2001年12月)
脚注
- 港湾統計(平成27年度)第3部第1表
参考文献
- 『港湾統計(年報)』国土交通省、2016年 。2017年6月7日閲覧。
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.