毛の生えた拳銃
『毛の生えた拳銃』(けのはえたけんじゅう)は、1968年の日本の映画。監督は大和屋竺[1]。別題『犯す』(おかす)[2]。1960年代後半のアングラシーンを代表する麿赤兒と大久保鷹が殺し屋コンビの役で出演している。
毛の生えた拳銃 | |
---|---|
監督 | 大和屋竺 |
脚本 | 大山村人 |
製作 | 若松孝二 |
出演者 |
吉沢健 麿赤兒 大久保鷹 |
音楽 | 相倉久人 |
撮影 | 伊東英夫 |
製作会社 | 若松プロダクション |
公開 | 1968年 |
上映時間 | 70分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
本編は永らくソフト化されず幻の傑作と言われていたが、2017年4月、幻の映画復刻レーベルDIGよりDVD化された[3]。
あらすじ
司郎(吉沢健)は、自らの恋人を襲った組織に復讐するために、ボスを刺し、その手下を撃った。組織は、高(麿赤兒)と商(大久保鷹)という殺し屋2人組を雇い、司郎を始末するよう命じる。しかし、高と商は、追跡を続けるうち、司郎に親しみをおぼえはじめる。
キャスト
脚注
- 佐藤忠男 編『日本の映画人 日本映画の創造者たち』日外アソシエーツ、2007年、652頁。
- 上島春彦. “映画の中のジャズ、ジャズの中の映画 第15回 山下洋輔大復活祭と「ミナのセカンド・テーマ」(後編)”. 映画の國. マーメイドフィルム. 2014年7月25日閲覧。
- “毛の生えた拳銃”. 幻の映画復刻レーベルDIG. 2021年11月9日閲覧。
- 高崎俊夫 (2012年11月1日). “大和屋竺という映画作家がいた時代”. 高崎俊夫の映画アットランダム. 清流出版. 2014年7月25日閲覧。
外部リンク
- 毛の生えた拳銃 - 日本映画データベース
- Ke no haeta kenjû - IMDb(英語)
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.