松ヶ瀬隆弥

小学4年10歳の時に友達の家で、みんなで入門書を読みながら麻雀を始め、中学校に入っても友達の家で麻雀をしていた[5]。高校入学してからは部活が忙しくなり麻雀をやらなくなっていった[5]。高校卒業後、調理師専門学校に入学[5]。1999年に調理師専門学校を卒業[5]したことで調理師免許を取得した。卒業後は道内の和食グループ会社に就職するも半年くらいで退職[6]。その後、札幌市内にあるホテルの料亭を経て、株式会社モンテローザに入社[5]。居酒屋チェーン店の社員となり厨房など、500席くらいある店の店長[6]や新店舗立ち上げなどを任されるようになった[5]。10年間飲食の仕事に携わったが、2009年に株式会社モンテローザを退職[5]。

29歳の時に松ヶ瀬が調べた試験日の早い順番で片っ端からプロテストを受けてみようと、試験だけ受けるため北海道から上京した[7]。日本プロ麻雀協会の試験を受けるも不合格となり、後にRMUの試験を受け[5]、面接で面接官だった多井隆晴から『明日、リーグ戦出れる？』と聞かれ、松ヶ瀬はその日に帰る予定だった[7]。事実上、RMUを合格した松ヶ瀬は翌日にRMU所属としてリーグ戦に参加した[7]。リーグ戦が終了し松ヶ瀬は北海道に帰った[7]。

2011年に当時最高峰リーグだったR1リーグ[注 1]まで3年で上り詰め、クライマックスリーグ優勝を果たす[1]。当時ライセンスを保持していなかった松ヶ瀬は、規定によりRMUリーグ[注 2]入りが叶わなかった。この優勝によってB級ライセンスを取得。

2012年に第7期最高位戦Classicのタイトルを獲得し[1][8]、2014年に2度目のクライマックスリーグ優勝を果たし、悲願のRMUリーグへの昇級を果たす[1]。3年後の2017年に令昭戦戦Aリーグ優勝し、令昭位の座を獲得した[1]。翌2018年に第9期RMUリーグで優勝し[9]、A級ライセンスを取得した[10]。

2019年にRMUのライセンス規定変更によって、S級ライセンスを取得[11]。

2021年には麻雀プロリーグ・Mリーグのチーム「EX風林火山」新メンバーオーディションでリーグ予選会の4回戦南3局に役満四暗刻を自摸和了や決勝の第4回戦東4局1本場で再び役満の四暗刻を単騎待ちで和了などして優勝を果たし、2021シーズンでドラフト指名を受けることが決定した[12]。

2022年にSS級ライセンスを取得[13]。7月20日に自身のYouTubeチャンネル『私立松ヶ瀬学園』を開設[2]。

2023年5月2日のMリーグセミファイナルシリーズ第1試合東2局1本場で松ヶ瀬は4・7索待ちのテンパイとなり、6筒を引いたところで6筒の単騎待ちへと変化させた。そこから2巡して瀬戸熊から7索が捨てられ、松ヶ瀬は『ロン』と言ってしまった[14]。倒牌をしていないことからアガリ放棄で試合継続となった[15]。しかし、人生初の出来事も焦ることなく、この試合はトップを獲得した[16]。試合後のインタビューは『誤発声をしてしまいまして場を壊す寸前だったんで、申し訳ございませんでした。』と謝罪からインタビューが始まった[14]。

• 万能型[3][17]。本人からすれば守備型[18]。
• 好きな手役は立直[19]。
• 対局中に大切にする事として対局者の癖や普段と違った動きなどの情報を見逃さない事を挙げている。

• 姉と弟の3人兄弟[5]。
• 風林火山に入団する前の通り名は『一騎当千[1]』だったが、風林火山入団に伴って風林火山のサロン会員・スタッフ・選手の候補20案の中から松ヶ瀬本人が選んだのが『繊細なる超巨砲』だった[4]。
• 多井隆晴に次ぐRMUの二番手であり[20]、2018年の麻雀駅伝時に『松ヶ瀬は近い将来、私を越えてうちの看板になる選手』と言われている[21]。
• 趣味は料理[17]（麻雀プロになってから料理が趣味になる[5]）、試合観戦に行くほどプロレス好き、メガネ、スニーカーが好きで欲しいと思ったら抽選や店で並んで買ったりする[22]。
• 調理師免許を持っており[7]、得意料理は魚料理で、魚を捌いてお造りや綺麗に盛り付けるのが好き[5]。
• 小学校では野球と柔道を始め、柔道は高校卒業まで続けた[5]。柔道二段[5]の腕前で電話帳を破くことができた[19]。
• 対局（Mリーグ以外）の際には色付きメガネを着用しているが[7]、Mリーグ出場の時は規則で透明色のメガネを着用している[7]。

• 第7期最高位戦Classic 優勝[3]
• 第9期令昭位
• 2011 クライマックスリーグ 優勝[3]
• 2014 クライマックスリーグ 優勝[3]
• 2016後期クライマックスリーグ 優勝[3]
• 2017後期クライマックスリーグ 優勝[3]
• RMUアワード2013 平均順位[3]
• RMUアワード2014 最多得点[3]
• RMUアワード2018 最優秀選手賞[3]

• 個人賞は規定打荘数（20半荘）以上の選手が対象
• 着順の1.5、2.5、3.5は1着同着、2着同着、3着同着

• 選手紹介
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