李明起

李 明起(イ・ミョンギ、1985年12月26日 - )は、大韓民国仁川広域市出身のプロ野球選手外野手)。

李 明起
Lee Myung-Ki
ハンファ・イーグルス #14
基本情報
国籍 大韓民国の旗 韓国
出身地 仁川広域市
生年月日 (1987-12-26) 1987年12月26日(35歳)
身長
体重
183 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション コーナー外野手
プロ入り 2006年 2次ドラフト6位
初出場 2008年
年俸 1億ウォン(2023年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

SK時代

2006年2次ドラフトで指名を受けて契約金4億5千万ウォンの条件SKワイバーンズに入団した。

2008年に初めて一軍に出場した。しかし頻繁な負傷と不足した守備力に対する改善がなされず、結局レギュラーをつかむことはできなかった。

2011年に公益勤務要員として入隊した。翌年に除隊されチームに復帰した。

除隊後の2013年は26試合に出場し、100打数34安打、打率0.340、出塁率0.391、長打率0.440で良い活躍を見せていたがシーズン途中で負傷し長期離脱し二軍に降りた。その後一軍に上がってくることはできず、そのまま2013シーズンを終えた。

2014年はリハビリを繰り返した末に2014年6月からSKの主戦外野手に昇格。その年には7月7日から9月14日まで朴栽弘とチームトップタイになる28試合連続安打を記録した。

2015年になると李明起は自身の弱点である守備を克服していった。2015年には鄭義潤アンドリュー・ブラウンとともに打線の中核をなすようになり、チームで唯一規定打席3割を越える選手になった。

2016年は開幕戦で4打数3安打の高打撃を見せたがその後は打撃が低迷し、打率1割台に留まるなど極度のスランプに陥り、出場機会をつかめなかった。しかし試合に出ている間は俊足を生かして1番打者として主に出場した[1]

起亜時代

2017年4月、金珉植崔炡敏盧官賢とともに盧壽匡尹晶右李晟宇李弘救との4対4トレードで起亜タイガースへ移籍した[2]

起亜では主に1番打者として活動し、2017年の優勝に大きく貢献した。

NC時代

2019年7月、李遇成とのトレードでNCダイノスへ移籍し、主力として活躍を続けた。 2021年7月14日にチームの規制を破って同僚の朴錫珉権熙東朴珉宇及び部外者2人の計6人で密会を行い、さらに球団に虚偽報告をした上に朴珉宇以外の5人がCOVID-19の陽性反応者となっていたことが発覚[3]、7月16日に他のNCの選手4名と同じくKBOより72試合の出場停止処分が科された[4]

ハンファ時代

2023年2月14日、FAでハンファ・イーグルスに1+1年1億ウォンの条件で移籍した[5]。これは「サインアンドトレード」方式で、いったん前所属球団とFA契約してからトレードで移籍という形式である[6][7]。このトレードでは李財鏞とともにハンファに移籍し、NCは趙賢振2024年ドラフト7巡目指名権(全体61番目)を得た[8]

詳細情報

年度別打撃成績

年度所属打率試合打数得点安打二塁打三塁打本塁打塁打打点盗塁盗塁死四球死球三振併殺失策
2008SK0.25061223000320110200
20090.2004501000100100200
20100.2504411000100001000
20130.340261002134321441164902211
20140.3688328554105132413428862114773
20150.31513752188164302320735221035118672
20160.27299287297874196221482343734
2017起亜0.33211546479154244921363872835725
20180.302120447881352864187421254036452
2019NC0.2931394848814217321713614448466122
20200.306136477821461832177451275047861
20210.29356191305612027414633712721
20220.26094300387813209523543035684
通算13シーズン0.3071097357757210971652828140232110760322355445325

背番号

  • 49 (2006年)
  • 58 (2007年 - 2008年)
  • 35 (2009年 - 2010年途中)
  • 40 (2010年途中 - 同年終了)
  • 17 (2013年 - 2017年途中)
  • 27 (2017年途中 - 2018年)
  • 61 (2019年 - 同年途中)
  • 33 (2019年途中 - 2022年)
  • 14 (2023年 - )

脚注

  1. https://m.khan.co.kr/view.html?art_id=201605061855011
  2. KIA 이홍구·노수광↔SK 이명기·최정민 등 4대4 트레이드 - 연합뉴스
  3. https://n.news.naver.com/sports/kbaseball/article/109/0004441692
  4. https://www.koreabaseball.com/News/Notice/View.aspx?bdSe=8110
  5. https://v.daum.net/v/uqoJqV7ABP
  6. https://v.daum.net/v/p1X13B3oO6
  7. 韓国プロ野球ではシーズンオフ期間における他球団からのFA選手との契約人数に上限があり、2023年のハンファは呉先真李太陽蔡銀成とすでに上限の3名と契約していたため通常のFA契約では李明起と契約できなかった。
  8. https://v.daum.net/v/5jQFMoMTuo
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