日本精工ブレイブベアリーズ

日本精工ブレイブベアリーズ(にっぽんせいこうブレイブベアリーズ、: NSK Brave Bearies)は、滋賀県湖南市を拠点とする女子ソフトボールチーム。JDリーグ所属。

日本精工ブレイブベアリーズ
基本情報
正式名 日本精工女子ソフトボール部
愛称 ブレイブベアリーズ
運営母体 日本精工
創設年 1972年
所属リーグ
リーグ JDリーグ西地区
本拠地
本拠地 日本の旗 滋賀県湖南市
組織
部長 藤岡俊久
監督 森澤隆行
成績
2022 西地区7位
リーグ優勝 1回 (1985年)
獲得タイトル
全日本総合選手権優勝 (2回)
1984年・1985年
国民体育大会優勝 (1回)
1984年
外部リンク
公式サイト

概要

1972年に同好会として発足し、2年後にソフトボール部に昇格。1980年代に日本リーグ全日本総合選手権国体などのタイトルを獲得したが、1990年代以降は主に2部リーグでプレー。2022年からJDリーグ西地区所属。

チームスローガンは「Teamwork in Motion ~チーム力で歯車を動かせ~」。一体感のあるチームになり、強豪チームに果敢に挑んでいく。ユニフォームには、日本精工の主力製品であるベアリングがデザインされている。マスコットは「ベアリー」で、湖南市の鳥であるうぐいすがモチーフ[1][2][3][4]

歴史

  • 1972年 - 日本精工石部工場女子ソフトボール同好会(日本精工石部)として発足
  • 1974年 - 日本精工石部工場女子ソフトボール部に昇格
  • 1984年 - 全日本総合選手権国体の2冠達成
  • 1985年 - 日本リーグ1部初優勝、全日本総合選手権2連覇(2年連続で2冠達成)
  • 1990年 - 日本精工女子ソフトボール部に名称変更
  • 2016年 - 日本リーグ2部優勝。1994年以来23年ぶりの1部復帰を決める
  • 2017年 - セカンドネーム登録に伴い日本精工Brave Beariesとなる
  • 2022年 - JDリーグ創設に伴い、同リーグ西地区に所属となる

成績

日本リーグ戦績

日本リーグ1部に決勝トーナメント方式が導入された1994年から、JDリーグ創設前の最終シーズンとなった2021年までの戦績。

年度所属リーグ総合順位試合リーグ順位全日本総合備考
1994日本リーグ1部12位1611506位[注 1]不明2部リーグ降格決定
1995日本リーグ2部4位14680不明
1996日本リーグ2部8位142120不明3部リーグ降格決定
1997日本リーグ3部・西日本2位10721-2部リーグ昇格決定
1998日本リーグ2部8位143110-
1999日本リーグ2部5位146801回戦
2000日本リーグ2部5位14680-1回戦
2001日本リーグ2部5位14680-1回戦
2002日本リーグ2部4位16790-1回戦
2003日本リーグ2部8位165110--3部リーグ降格決定
2004日本リーグ3部1位7610--2部リーグ昇格決定
2005日本リーグ2部7位143110--
2006日本リーグ2部8位16880--
2007日本リーグ2部10位17890-2回戦
2008日本リーグ2部15位176110--
2009日本リーグ2部4位161240--
2010日本リーグ2部AS6位[注 2]1441006位[注 3]2回戦
2011日本リーグ2部AS4位[注 2]169704位[注 3]1回戦
2012日本リーグ2部4位1410402位[注 3]-
2013日本リーグ2部AS4位[注 2]149504位[注 3]-
2014日本リーグ2部6位124804位[注 3]1回戦
2015日本リーグ2部7位127503位[注 3]1回戦
2016日本リーグ2部1位1010001位[注 3]1回戦1部リーグ昇格決定
2017日本リーグ1部12位22121012位2回戦日本精工Brave Bearies
2部リーグ降格決定
2018日本リーグ2部2位1212001位[注 3]2回戦
2019日本リーグ2部1位1212001位[注 3]1回戦1部リーグ昇格決定
2020日本リーグ1部[注 4]11位1129011位開催中止[注 5]
2021日本リーグ1部12位22319012位2回戦
  • 決勝トーナメント方式が導入された1994年以降、「総合順位」の1-4位はリーグ上位4チームによる決勝トーナメントの結果で決定。5位以下は「リーグ順位」に同じ[注 6]
  • 「リーグ順位」は、決勝トーナメント方式が導入された1994年以降の、リーグ戦における順位。上位4チームは決勝トーナメントに進出[注 6]

JDリーグ戦績

年度所属リーグ総合順位試合リーグ順位全日本総合備考
2022JDリーグ-298210西7位1回戦

選手・スタッフ

2022年4月現在[5]
ポジション # 名前 年齢 身長 投打 出身校 備考
選手
投手 16有元茜23163cm右·左明石商業高→神戸親和女子大新加入
19栗原ななみ19173cm右·左飛龍高新加入
20山田玲菜25155cm右·右福岡大附属若葉高→東海学園大
29後藤明日香24163cm右·右岐阜女子高→環太平洋大新加入
捕手 2重石華子25159cm左·左創志学園高
25桑畑詩乃24163cm右·右神戸野田高→環太平洋大
内野手 1沢柚妃22161cm右·右比叡山高
4須藤祐美25159cm右·右帝京安積高→淑徳大
5黒木美佳23157cm右·左兵庫大附属須磨ノ浦高副主将
6南方麻留実25160cm右·左創志学園高
8上原依万里29158cm右·左花咲徳栄高
10松尾ほの華 キャプテン27162cm右·左神戸野田高→立命館大主将
11松本由佳29151cm右·左目黒日本大高→東京国際大
15久保和咲23166cm右·右福岡大附属若葉高→環太平洋大短大
24岡田莉歩25159cm右·左岡山東商業高→環太平洋大
外野手 7於保伊吹20159cm右·左鹿島高
9田中瑠莉29158cm右·左福岡大附属若葉高→園田学園女子大
17髙原侑里29160cm右·左厚木商業高→東北福祉大副主将
21宮村美葵20161cm右·左滑川高
26酒井愛香21162cm右·左神村学園高
監督・コーチ
監督 30森澤隆行56--高知商業高
コーチ 31田邊奈那34--福岡大附属若葉高→環太平洋大
32永溝早紀32--福岡大附属若葉高→環太平洋大

歴代所属選手

投手

脚注

注釈

  1. 1994-1998年は1部リーグを2グループに分けて開催されたため、所属グループにおける順位
  2. 2010-2013年は、アドバンスセクション(AS)、ホープセクション(HS)の3位以下は、順位決定プレーオフを実施していない
  3. 2010-2019年は2部リーグを2グループに分けて開催されたため、所属グループにおける順位
  4. 新型コロナウイルスの影響により全11試合での開催
  5. 新型コロナウイルスの影響により開催中止
  6. 2020年、2021年は、上位5チームによる決勝トーナメントを実施

出典

関連項目

外部リンク

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