押立

押立（おしたて）は、東京都稲城市の町名である。郵便番号は206-0811[2]。

地理

押立は稲城市内の北東部に位置し、北側に多摩川を流れる。当町周辺では、西側には東長沼、南側や東側には矢野口と接する。この他、北側は多摩川を越えて同じ都内である府中市押立町と調布市上石原・下石原とも隣り合う。

1889年（明治22年）4月1日、町区域新設で押立を起立する。当初は町村制施行により成立した神奈川県北多摩郡多磨村（多摩川対岸の現・府中市押立町付近を中心とする）だったが、のちに南多摩郡稲城町に移管された。
1971年（昭和46年）11月1日、市制施行により稲城市となり、同市の中の町名として現在に至る。

2017年（平成29年）12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。

大字	世帯数	人口
押立	2,069世帯	4,829人

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]

番地	小学校	中学校
全域	稲城市立稲城第四小学校	稲城市立稲城第四中学校

稲城市コミュニティバス「iバス」の市内循環路線（Aコース・Bコース）と南多摩駅・よみうりランド路線（Dコース・Eコース）が、当町内にはいちょう並木通りを通過し、またD・Eコースは四中通りを経由する。行き先は南多摩駅・矢野口駅（共にJR 南武線）や稲城駅（京王相模原線）方面へ各コースとも廻り、またD・Eコースは稲城長沼駅（JR南武線）や京王よみうりランド駅（京王相模原線）方面も廻る[6]。

当町内に鉄道路線は通っていないが、南方にJR南武線が横断しており、当町の南東側には矢野口駅、南西側には稲城長沼駅がそれぞれ距離的に近い。なお上記のiバスを利用して各駅への移動も可能である。

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