広野ゴルフ場前駅

• 1936年（昭和11年）12月28日：三木電気鉄道の鈴蘭台駅 - 当駅間が開業に伴い、駅開業[1][3][5]。三木電気鉄道開業当初の終着駅であった[1][3]。また、電化が間に合わなかったため翌年4月15日まで芸備鉄道からガソリンカーを借り入れてしのいだ[1]。
• 1937年（昭和12年）12月28日：当駅 - 三木東口駅（現在の三木上の丸駅）まで延伸、途中駅となる[3][5]。
• 1942年（昭和17年）12月22日：駅名を広野新開駅（ひろのしんかいえき）に改称[1][4]。
• 1947年（昭和22年）1月9日：神戸有馬電気鉄道と合併し、神有三木電気鉄道に社名変更[5]。同社の駅となる[3]。
• 1949年（昭和24年）4月30日：神戸電気鉄道に社名変更[5]、同社の駅となる。
• 1951年（昭和26年）4月1日：駅名を広野ゴルフ場前駅に改称[1][4]。
• 1984年（昭和59年）10月5日：交換設備の使用を開始[1]。
• 1988年（昭和63年）4月1日：神戸電鉄に社名変更[5]、同社の駅となる。
• 2000年（平成12年）4月1日：無人駅となる[4]。

プラットホーム

改札口

券売機

島式1面2線のホームを持つ行違い可能な地平駅[1]。ホーム有効長は5両。駅舎は下り線西側にあり、ホームとは鈴蘭台寄りの構内踏切で連絡している[1]。このほか、構内踏切に隣接して、駅利用者以外の歩行者専用踏切が設置されている[6]。

沿線光ネットワークに接続された駅務遠隔システムが導入されており、センター駅から自動券売機、自動改札機、自動精算機、TVカメラ、インターホン、シャッターが遠隔操作される。そのため駅員巡回駅となっており、構内売店も設けられていない。隣の緑が丘駅とは700mしか離れていない。

当駅より北隣の志染駅の間はカーブや勾配の多い神鉄では珍しく直線区間になっているので、この区間（広野ゴルフ場前 - 志染間）を走る列車は粟生線内では最速となる時速80キロで走行している。

「三木市統計書」によれば、2019年の年間乗車人数は173千人（474人 / 日）である[8]。 兵庫県立三木北高等学校の生徒の利用も多い。

また、1日当たりの平均乗降人員は、1999年度（平成11年度）には2,162人だったが、2008年度（平成20年度）には1,218人となっている[9]。

東側は住宅地である。西側はゴルフ場である。

• 広野ゴルフ倶楽部[1][6][10]
• 三木市立緑が丘小学校
• 三木特別支援学校
• ときわ病院
• 兵庫県立三木北高等学校

駅前を発着する路線バスは1本もない。なお2009年11月からは平日の火曜日・木曜日だけであるがみっきぃバス三木南ルートの運行がはじまったが、本数は少ない。

神戸電鉄

■粟生線

■準急・■普通

緑が丘駅 (KB48) - 広野ゴルフ場前駅 (KB49) - 志染駅 (KB50)

• 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日。ISBN 978-4-7770-1336-4。

• 日本の鉄道駅一覧
• 古賀ゴルフ場前駅 - 当駅同様名称に「ゴルフ場」を含んだ駅（2007年廃止）

• 広野ゴルフ場前駅 - 神戸電鉄

神戸電鉄 粟生線
（新開地・湊川方面<<） 鈴蘭台 - 鈴蘭台西口 - 西鈴蘭台 - 藍那 - （川池信号所） - 木津 - （見津信号所） - 木幡 - 栄 - 押部谷 - 緑が丘 - 広野ゴルフ場前 - 志染 - 恵比須 - 三木上の丸 - 三木 - 大村 - 樫山 - 市場 - 小野 - 葉多 - 粟生