平成9年台風第20号

平成9年台風第20号(へいせい9ねんたいふうだい20ごう、国際名:David / デイヴィッド)は、1997年9月に発生し、関東地方に接近した台風である。関東地方の沿岸部に暴風雨をもたらし[1]、後に局地激甚災害に指定された[2]

台風第20号(David)
カテゴリー2の タイフーンSSHWS
発生期間 1997年9月13日3時 - 9月20日3時(JST)
寿命 7日間
最低気圧 945 hPa
最大風速
(日気象庁解析)
85 knot
プロジェクト : 気象と気候/災害

概要

進路図

1997年9月11日にマーシャル諸島の近海で熱帯低気圧が発生し[3]、13日に台風20号に昇格した[3]。台風は発達しながら北上し、大型で非常に強い勢力となった。16日には南鳥島付近を通過し、18日は大型で強い勢力で小笠原諸島父島の北に進み、北に進路を変えて伊豆諸島の東海上を通過。勢力を保ったまま関東地方の東海上へと進んだ。その後、20日に北海道の東海上において温帯低気圧に変わった[1]

被害

この台風により、死者1人・負傷者2人の人的被害と一部破損1棟・床上浸水3棟・床下浸水51棟の住家被害が生じた[1]。この台風による災害は、後に局地激甚災害に指定された[2]

脚注

外部リンク


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