市原市立千種小学校

市原市立千種小学校(いちはらしりつ ちぐさしょうがっこう)は、千葉県市原市青柳にある公立小学校[1]文部科学省学校コードはB112210004413、旧学校調査番号は121059[2]。現在の学校は4代目である[3]

市原市立千種小学校〈4代目〉
地図北緯35度29分56.2秒 東経140度3分31.5秒
国公私立の別 公立学校
設置者 市原市
併合学校 市原市立朝山小学校
設立年月日 1971年昭和46年)4月1日
共学・別学 男女共学
学期 2学期制
学校コード B112210004413
校地面積 24,769m2
校舎面積 6,388m2
所在地 299-0102
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校

概要

千葉県市原市北西部の五井地区に位置する[1]。現在の学校は4代目で、市原市立千種小学校〈3代目〉と市原市立朝山小学校が統合して出来た新設校ある[3]。千種小学校〈3代目〉と朝山小学校が分離する前とほとんど同じ、旧千種村のほぼ全域を通学区域としている[1]

市原市では全ての市立学校において2学期制を採用している[4]

沿革

初代(1873年 - 1874年)

1873年明治6年)に青柳にある光明寺を仮校舎として千種小学校〈初代〉が開校した[3]1874年(明治7年)には青柳の青柳小学校と今津朝山の田中小学校に分離して消滅している[3]

2代目(1887年)

1887年(明治20年)に、両校は再び統合すると同時に千種尋常小学校〈2代目〉に改称した[3]。しかし、同年に千種尋常小学校〈2代目〉は田中尋常小学校〈2代目〉と千種南尋常小学校に分割され再び消滅している[3]。その後、1889年(明治22年)に千種南小学校は松ヶ島を通学区域に編入して千種東尋常小学校と改称した[3]

3代目(1901年 - 1971年)

田中尋常小学校と千種東尋常小学校は、1901年(明治34年)に再び併合して千種尋常小学校〈3代目〉となった[3]1941年昭和16年)には、国民学校令の公布により千種国民学校〈3代目〉に改称し、1947年(昭和22年)に学校教育法施行により千種村立千種小学校〈3代目〉となっている[3]1955年(昭和30年)に千種村が実質的に姉崎町五井町に分割される形で併合すると、五井町立千種小学校〈3代目〉と姉崎町立朝山小学校の2校に分離した[3]。1963年(昭和38年)には市原市が発足し、2校はそれぞれ市原市立千種小学校〈3代目〉と市原市立朝山小学校に改称した[3]

4代目(1971年 - 現在)

千種小学校〈3代目〉と朝山小学校は、それぞれそこまで児童数が多くなく、しかし2校は近い距離に立地していたことから、1970年(昭和45年)に両校は統合し、市原市立千種小学校千種校舎と朝山校舎となった[3]。1971年(昭和46年)に統合新校舎が完成すると、3代目は閉校して新たに市原市立千種小学校〈4代目〉となっている[3]

年表

年表は以下の通りである[3]

  • 1873年(明治6年) - 光明寺を仮校舎として千種小学校〈初代〉が開校。
  • 1874年(明治7年) - 青柳小学校と田中小学校に分かれて消滅。
  • 1887年(明治20年) - 青柳小学校と田中小学校が併合し千種尋常小学校〈2代目〉に改称。その後再び分離。
  • 1901年(明治34年) - 千種東小学校と田中小学校が併合し千種尋常小学校〈3代目〉に改称。
  • 1941年(昭和16年) - 国民学校令により千種村国民学校〈3代目〉に改称。
  • 1947年(昭和22年) - 学校教育法施行により千種村立千種小学校〈3代目〉に改称。
  • 1955年(昭和30年)
    • 3月30日 - 千種村が五井町に編入し五井町立千種小学校〈3代目〉となる。
    • 3月31日 - 学区内の今津朝山・白塚・柏原が五井町から姉崎町に編入。五井町立千種小学校〈3代目〉と姉崎町立朝山小学校に分離する。
  • 1963年(昭和38年)5月1日 - 市原市市制施行により,それぞれ市原市立千種小学校〈3代目〉と市原市立朝山小学校となる。
  • 1970年(昭和45年)4月1日 - 市原市立朝山小学校と市原市立千種小学校が統合して、それぞれ市原市立千種小学校朝山校舎と千種校舎となる。
  • 1971年(昭和46年)4月1日 - 市原市立千種小学校〈3代目〉の千種校舎と朝山校舎が統合して市原市立千種小学校〈4代目〉が開校。
  • 2006年 - 千葉県体育功労賞受賞。

校則

校章

校歌

校歌についての情報は以下の通りである[5]

  • 作詞:小出ひろし
  • 作曲:高梨桂二

施設

敷地

敷地の詳細は以下の通りである[6]

  • 所在地:〒299-0102 千葉県市原市青柳1801番地
  • 所有者:市原市
  • 敷地面積:24,769m2
  • 用途地域:第一種低層住居専用地域
  • 指定建蔽率:30%
  • 指定容積率:50%
  • 取得価格:1,223,666,816円

建物

敷地内に以下の建物が存在する[6]

棟番号 棟名称 構造 階数 延床面積 建築年 耐震情報 備考
001 校舎-1・2 RC造 地上3階建て 3,659.00m2 1971年 IS値0.73
002 校舎-5 RC造 地上3階建て 1,829.35m2 2011年 新耐震
003 体育館 RC造 地上2階建て 929.00m2 1974年 IS値1.58
004 校舎-3 RC造 地上2階建て 496.00m2 1976年 IS値0.80
005 校舎-4 RC造 地上3階建て 404.00m2 1983年 新耐震
006 渡り廊下ー1 RC造 地上3階建て 174.00m2 1983年 新耐震
007 渡り廊下ー2 RC造 地上3階建て 120.00m2 2011年 新耐震
008 倉庫・物置 S造 地上1階建て 74.00m2 1978年 -
009 倉庫・物置 S造 地上1階建て 40.36m2 2011年 -
011 校舎・園舎 S造 地上1階建て 35.28m2 2011年 -
012 体育館 S造 地上1階建て 31.00m2 2012年 -
016 倉庫・物置 木造 地上1階建て 26.00m2 1989年 -
018 倉庫・物置 木造 地上1階建て 20.00m2 1988年 -
019 倉庫・物置 木造 地上1階建て 20.00m2 1982年 -
020 倉庫・物置 S造 地上1階建て 6.00m2 1971年 -

併設施設

  • 千種小学校第一児童クラブ(学童保育
  • 千種小学校第二児童クラブ(学童保育)
  • 千種小学校第三児童クラブ(学童保育)

規模

2022年(令和4年)4月1日現在、全校児童701名、学級数27となっている[1]

諸活動

通学区域

以下の町丁字とその範囲を通学区域として指定している[7]

通学区域内施設

中学校区

隣接小学校区

アクセス

  • 姉ケ崎駅西口から徒歩38分
  • 五井駅西口から徒歩50分
  • 小湊鐵道バス(五23系統)
    • 「千種通り角」バス停下車、徒歩4分
    • 「青柳西」バス停下車、徒歩7分

出身有名人

脚注

  1. 千種小学校”. 市原市ホームページ. 市原市. 2022年12月29日閲覧。
  2. 市原市立千種小学校の学校コード | 文部科学省 学校コードに基づく学校コード検索”. “学校コード検索". 2022年12月29日閲覧。
  3. 千種小学校沿革”. 2020年6月23日閲覧。
  4. 小中学校2学期制について”. 市原市. 2023年1月10日閲覧。
  5. 千種小学校校歌(アーカイブ)”. warp.da.ndl.go.jp. 2023年2月27日閲覧。
  6. 市原市公共施設カルテ学校教育施設”. 市原市. 2022年8月25日閲覧。
  7. 通学区域一覧.

関連項目

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