小野上駅

小野上駅(おのがみえき)は、群馬県渋川市村上にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)吾妻線である[1]

小野上駅
駅舎(2021年7月)
おのがみ
Onogami
祖母島 (4.2 km)
(1.8 km) 小野上温泉
所在地 群馬県渋川市村上3330-2
北緯36度33分8.75秒 東経138度55分19.47秒
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 吾妻線
キロ程 11.9 km(渋川起点)
電報略号 ノミ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
113人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1945年昭和20年)11月20日[1][2]
備考 無人駅[1](乗車駅証明書発行機 有)

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅[1]。ただし、島式ホームの外側(一番山側)の3番線にあたる線路には通常ホッパー車(ホキ800形貨車)が留置され、ホームにはフェンスが設けられている。また、渋川方の本線に合流できなくなっており、旅客列車は使用しない。互いのホームは跨線橋で連絡している。貨車の入れ替えがあるため側線がある。

中之条駅管理の無人駅で、乗車駅証明書発行機が設置されている。2007年に木造駅舎が解体され、その後コンパクトな新駅舎が完成した。

駅の脇にある山で安山岩等の採掘をしており、JR東日本高崎支社管内の鉄道施設に使う砕石を当駅から搬出するため、貨物用の設備がある。吾妻線は貨物営業をしない線区であるが、砕石輸送のため高崎操車場 - 小野上駅間には不定期運転の工事列車が設定されている。そのため、高崎車両センターに所属するホキ800形貨車については、当駅常備とされている。

のりば

番線路線方向行先
1 吾妻線 下り 長野原草津口方面
2 上り 渋川高崎方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

群馬県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度一日平均
乗車人員
2002年127
2003年125
2004年123
2005年127
2006年119
2007年124
2008年125
2009年134
2010年124
2011年113

駅周辺

駅の所在地は渋川市だが、すぐ近くを流れる吾妻川が吾妻郡東吾妻町との境界になっており、東吾妻町の施設でも当駅が最寄りとなるものがある。旧小野上村の中心は東に約1km離れており、また吾妻川と山に挟まれた立地条件から駅の周辺に民家は少ない。公共施設は祖母島駅との間付近に多い。

  • 吾妻川
  • 国道353号(駅前広場が国道に面している)
  • 中央橋
  • 東吾妻町立東小学校
  • 箱島郵便局
  • 渋川市役所小野上総合支所(旧・小野上村役場)
  • 渋川市立小野上小学校
  • 小野上郵便局

バス路線

「小野上駅」停留所にて、関越交通が運行する路線バスが発着する。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
吾妻線
祖母島駅 - 小野上駅 - 小野上温泉駅

脚注

  1. 『週刊 JR全駅・全車両基地』 12号 大宮駅・野辺山駅・川原湯温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月28日、24頁。
  2. 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、456頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
  3. (PDF)『吾妻線にSuicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2014年5月26日。 オリジナルの2019年6月29日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190629084454/https://www.jreast.co.jp/press/2014/20140513.pdf2020年5月24日閲覧

関連項目

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.