家庭教師 (アルバム)

家庭教師』(かていきょうし)は、岡村靖幸の4枚目のオリジナル・アルバム1990年11月16日EPIC/SONY RECORDSから発売された。

家庭教師
岡村靖幸スタジオ・アルバム<meta itemprop='albumReleaseType' content='アルバム' />
リリース
録音
ジャンル ファンク
時間
レーベル EPIC/SONY RECORDS
プロデュース 岡村靖幸
チャート最高順位
岡村靖幸 アルバム 年表
早熟
(1990年)
家庭教師
(1990年)
禁じられた生きがい
(1995年)
『家庭教師』収録のシングル

概要

初のベスト・アルバム『早熟』を経て、岡村にとって1年4ヶ月振り、4枚目のアルバム。

岡村はデビュー後、順当に『yellow』『DATE』『靖幸』とアルバムをリリースしてきたが、本作リリース以降は寡作傾向であり、次作『禁じられた生きがい』発表まで5年を要した。

本作も岡村が全ての作詞・作曲・編曲を行なっている。

逸話

本作を発売当時、親友であった尾崎豊に聞かせたところ、「気持ち悪い。」と一言言われたそうである。

Mr.Children桜井和寿は、本作を聞き、「僕は、この日本におけるミック・ジャガーでも、ブルース・スプリングスティーンでもエルヴィス・コステロでもデヴィッド・バーンでもポール・ウェラーでもなく、岡村靖幸Part.2になりたいと、悪戦苦闘しながら音楽と愛し合っている」と尊敬の念を評した。

リリース変遷

2012年2月15日に、Blu-spec CDで再発。砂原良徳によるリマスタリング

収録曲

全作詞・作曲・編曲:岡村靖幸

  1. どぉなっちゃってんだよ
  2. カルアミルク
  3. (E)na
    • 「カッコイーナ」と読む。MV版では曲のアレンジが若干異なる。
    • イントロの「ナーナカ〜」は、プリンスの曲『アメリカ』の12インチ・シングルバージョンからの引用。
  4. 家庭教師
  5. あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
    • ストリングス・アレンジ:清水信之
    • 自身もやっていたというバスケットボールを題材にした青春謳歌。
    • 『どんなものでも君にかないやしない〜岡村靖幸トリビュート』にて直枝政広/ブラウンノーズ名義でカバー。
  6. 祈りの季節
  7. ビスケット Love
    • シングル「だいすき」でも使用された子供声のコーラスが、(背伸びして)先輩の彼女に甘い言葉を囁く、といった歌詞の内容にユニークなエッセンスを添えている。
    • 2000年に黒田倫弘がカバー。
  8. ステップ UP↑
    • 『どんなものでも君にかないやしない〜岡村靖幸トリビュート』にてBLACK BOTTOM BRASS BAND&ターザンボーイズ&ガールズ名義でカバー。
  9. ペンション

脚注

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