宮竹駅

宮竹駅（みやたけえき）は、かつて石川県能美郡辰口町宮竹（現：能美市宮竹町）に位置していた、北陸鉄道能美線の駅（廃駅）である。

宮竹駅
みやたけ Miyatake
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所在地	石川県能美郡辰口町宮竹北緯36度27分7.1秒東経136度35分18秒
所属事業者	北陸鉄道
所属路線	能美線
キロ程	3.6 km（鶴来起点）
開業年月日	1925年（大正14年）6月5日
廃止年月日	1980年（昭和55年）9月14日
備考	路線廃止に伴い廃駅

駅構造

全盛期は列車交換機能を有する閉塞取り扱い駅で[1]、貨物側線があった頃は、主に米、肥料、織物の積み降ろしが行われていた[2]。また、駅舎の近くには専属の保線員が常駐する建物があった[2]。晩年は単式ホーム1面1線の構造で、ホームの上に木造の駅舎があった[2]。

歴史

1925年（大正14年）6月5日：能美電気鉄道により開業。
1931年（昭和6年）12月18日（届出）：列車交換設備を新設[1]。
1939年（昭和14年）8月1日：金沢電気軌道が能美電気鉄道を吸収合併。
1941年（昭和16年）8月1日：北陸合同電気（現在の北陸電力）が金沢電気軌道を合併。
1942年（昭和17年）3月26日：事業譲渡により北陸鉄道となる。
1968年（昭和43年）9月1日 - 9月6日：閉塞の取り扱いと列車交換機能及び貨物側線を廃止、単式ホーム1面1線となる[1]。無人駅化[1]。
1980年（昭和55年）9月14日：能美線廃止に伴い廃駅。

駅周辺

宮竹郵便局
宮竹保育園
能美市立宮竹小学校
北陸先端科学技術大学院大学
東京プロセスサービス
石川ハイテク交流センター
正林寺
宮本酒造店

現状

鉄道廃止後、駅跡は公園として二次利用されている[2]。

隣の駅

北陸鉄道

能美線

灯台笹駅 - 宮竹駅 - 三ツ口駅

脚注

RM LIBRARY 230 北陸鉄道能美線（寺田裕一・著　ネコ・パブリッシング　2018年10月1日初版）p.42
“『能美電ものがたり』運行時の各駅と現在”. 石川県能美市 (2014年). 2022年2月20日閲覧。

関連項目

北陸鉄道能美線（廃線）
鶴来 - 本鶴来 - 岩本 - 灯台笹 - 宮竹 - 三ツ口 - 加賀岩内 - 火釜 - 来丸 - 辰口温泉 - 上開発 - 徳久 - 湯谷石子 - 加賀佐野 - 末信牛島 - 本寺井 - 寺井西口 - 五間堂 - 中ノ庄 - 加賀福岡 - 新寺井

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