宮崎市フェニックス自然動物園
宮崎市フェニックス自然動物園(みやざきしフェニックスしぜんどうぶつえん)は、宮崎県宮崎市にあるフェニックス・シーガイア・リゾートに隣接する動物園。
宮崎市フェニックス自然動物園 | |
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施設情報 | |
正式名称 | 宮崎市フェニックス自然動物園[1] |
所有者 | 宮崎市 |
管理運営 | 宮崎市フェニックス自然動物園管理株式会社(指定管理者)[2] |
開園 | 1971年3月 |
所在地 | 宮崎県宮崎市大字塩路字浜山3083-42 |
位置 | 北緯31度58分57.0秒 東経131度28分43.8秒 |
1971年(昭和46年)3月24日にフェニックス自然動物園として開園後、2001年(平成13年)9月8日から宮崎市が所管する宮崎市フェニックス自然動物園となった[3]。指定管理者制度に基づき、宮崎市が出資する第三セクターの宮崎市フェニックス自然動物園管理株式会社が管理・運営している。
概要
1971年(昭和46年)3月24日に宮崎県内初の動物園「フェニックス自然動物園」として開園した[4]。日本で初めて本格的な野生動物を混合飼育した生態動物園でもある[4]。
開園と同時にフラミンゴショーを開始し、2012年には「フライング・フラミンゴショー」となった[4]。また、1974年(昭和49年)には日本初のダチョウの人工ふ化に成功した[4]。
2001年(平成13年)2月、運営会社のフェニックス国際観光などシーガイアグループが会社更生法の手続の申立てを行った[3]。一方で既に宮崎市による動物園の買収計画が持ち上がっており、会社更生法の手続で動物園はフェニックス国際観光から切り離されることになった[3]。同年8月7日、宮崎市と宮崎銀行の出資により宮崎市フェニックス自然動物園管理株式会社が設立された[3]。
そして、2001年8月31日にフェニックス自然動物園は閉園し、翌9月1日から宮崎市フェニックス自然動物園条例が施行され、9月8日に宮崎市フェニックス自然動物園が開園した[3]。
沿革
飼育状況
ダチョウ
1974年(昭和49年)に日本初のダチョウの人工ふ化に成功し、日本動物園水族館協会の飼育動物繁殖賞(昭和50年度)を受賞した[4]。
その他の動物
- レッサーパンダも飼育されており、口移しで離乳食を与える様子が発見されたこともある[3]。
園内
動物展示ゾーン、遊園地ゾーン、レストランゾーン、入園・イベントゾーンからなる[6]。
遊園地
- 遊園地エリア - 遊園地は15種の遊具を備えている[7]。
- マッドマウス
- パラグライダー
- おとぎ列車
- メリーゴーランド
- スカイバルーン
- スワンカップ
- フアフア
- スーパーダンボ
- スカイタワー
- ゴーカート
- ハニーハッチ
- ビックリハウス
- スペースドラゴン
- ピエロ列車
- モノレール
- 流れるプールエリア
トピック
メディア
脚注
- 宮崎市フェニックス自然動物園条例
- 指定管理者制度について
- 出口智久. “宮崎市の動物園の歩み”. 宮崎県立図書館. 2023年2月22日閲覧。
- “宮崎市フェニックス自然動物園 50年の歩み”. 宮崎市. 2023年2月22日閲覧。
- “国内で2頭だけ、マサイキリンの雌を無償譲渡…繁殖のために「嫁入り」”. 読売新聞. 2023年2月22日閲覧。
- “園内マップ”. 宮崎市フェニックス自然動物園. 2023年2月22日閲覧。
- “園内マップ(遊園地ゾーン)”. 宮崎市フェニックス自然動物園. 2023年2月22日閲覧。
- “レストラン・ショップ”. 宮崎市フェニックス自然動物園. 2023年2月22日閲覧。
- 放送当時の企画名は「宮崎シーガイア」。
- この企画は後に水曜どうでしょうDVD全集の第5弾に収録され、DVD化されている。
- 「チンパンジーが施設脱走 宮崎 動物園内うろうろ」『産経新聞』2019年4月20日
- 「チンパンジー水路から脱走か 泳いで電気柵くぐり抜け? フェニックス自然動物園 /宮崎」『毎日新聞』2019年4月10日