宮城交通川崎案内所
概要
川崎町の中心街からやや外れた場所にあり、川崎町における定期券販売窓口となっていた。
以前は現在の川崎裏丁にあり、宮城交通トラベル(現・宮交観光サービス)川崎案内所としてJR券や旅行商品などの取次販売を行っていたが、宮城交通トラベルの業務縮小に伴いそれらの取扱いは廃止。最末期は、宮城交通運転士OBが窓口業務を受託していた。
案内所は事務室・乗務員休憩室のほか、3人ほどでいっぱいになる待合室があり、そこに窓口がある。営業時間は平日の8時30分から16時00分までで、定期券・メルシーカードのみ取り扱っていた。
宮城交通運営前は陸前川崎駅として運営を行っていた。川崎町は山形市と仙台市の中間にある立地条件から、宿場町として栄えた。[2]
沿革
- 1928年(昭和3年)4月15日 - 島津伊平が川崎村(現・川崎町)- 生出村(現・仙台市太白区)赤石間に乗合自動車を開業。
- 1934年(昭和9年)2月13日 - 仙南温泉軌道が買収。
- 1937年(昭和12年)8月25日 - 仙南温泉自動車に社名変更。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 企業統合により、仙南交通自動車が社名変更。
- 1959年(昭和34年)7月1日 - 秋保電気鉄道との会社合併により、仙南交通に社名変更。
- 1970年(昭和45年)10月1日 - 宮城バス・宮城中央バスとの合併により、宮城交通が発足。川崎案内所となる。
- 1995年(平成7年)ごろ - 場所を川崎町前川字裏丁より川崎町前川字北原へ移す。
- 2015年(平成27年)12月5日 - この日をもって閉鎖。[1]
発着路線
停留所名は「川崎」。バスは行き先に関わらず待合室前に停車する(基本的に当停留所で時間調整を行う)。発車時刻表・主要停留所運賃表は待合室内に掲示している。
大河原・村田方面からのバスは当停留所が終点となる。
廃止路線
- 本砂金線
- 川崎(旧)- 朴の木
- 笹谷線
- 川崎(旧)- 野上かみ - 笹谷
- 秋保線
- (仙台駅前 - )野上入口 - 青根温泉
※すべて川崎町民バスに移管。
その他
脚注
- http://www.miyakou.co.jp/cms/uploadfiles/output/564fd366-cc54-41bd-a89c-5c1ac0a802f1/ 川崎案内所をご利用のお客さまへ(閉鎖のお知らせ) (PDF)
- (日本語) 山形市広報フィルム「笹谷トンネル」 2020年8月10日閲覧。
参考資料
- 全国乗合自動車総覧(昭和9年、鉄道省)
- 宮城のバス路線ご案内(1982年、宮城県バス協会)
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