安行 (川口市)
安行(あんぎょう)は、埼玉県川口市の大字。郵便番号は334-0059[2]。
安行 | |
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埼玉県花と緑の振興センター | |
安行 安行の位置 | |
北緯35度51分2.96秒 東経139度45分22.80秒 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | 川口市 |
地区 | 安行地区 |
面積 | |
• 合計 | 0.694 km2 |
人口 | |
• 合計 | 1,863人 |
• 密度 | 2,700人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
334-0059[2] |
市外局番 | 048 (川口MA)[3] |
ナンバープレート | 川口 |
地理
川口市の北東部に位置する。東京都心へ直通する埼玉高速鉄道戸塚安行駅からほど近く宅地化が進むが、鉄道開通以前は園芸農業が発達していた地域で多くの自然が現存していた。また、安行地区の南部は埼玉県立安行武南自然公園の区域でもある[4]。安行は植木の産地としても知られ、埼玉県植物振興センターが所在する。安行地区の北部は南部とは対照的に平坦な土地が多い。
沿革
もとは江戸期より存在した足立郡安行領に属する安行村、古くは戦国期より見出せる安行であった。地名は『新編武蔵風土記稿』によると「中田安斎入道安行」が当地を支配していたことによる[5][6]。
- 1871年(明治4年)11月13日 - 第1次府県統合により埼玉県の管轄となる。
- 1879年(明治12年)3月17日 - 郡区町村編制法により成立した北足立郡に属す。郡役所は浦和宿に設置。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行より、北足立郡安行村(旧)が合併により安行村(新)が成立し、旧安行村域は大字安行となる。
- 1923年(大正12年) - 地内に植物検査所が設置される[5]。
- 1956年(昭和31年)4月1日 - 安行村が川口市に編入され、大字安行は川口市の大字となる。また、同日大字安行の一部を大字安行吉岡として分立[7]。
- 1985年(昭和60年)8月10日 - 大字安行の一部が安行出羽の一部として分立[8]。
道路
施設
- 川口市立安行東中学校
- 安行郵便局
- 川口市北部土地区画整理事務所
- 国際興業バス 鳩ヶ谷営業所(一部)
- 持宝院
- 安行氷川神社
- 埼玉県 花と緑の振興センター(埼玉県植物振興センター)[11]
- ふるさとの森[12]
- 猿貝貝塚(県選定重要遺跡)[13]
- 安行馬除第2公園
- 安行ふれあい広場
脚注
- “かわぐちの人口第5表町丁字別人口”. 川口市 (2018年3月8日). 2018年3月22日閲覧。
- “郵便番号”. 日本郵便. 2018年3月22日閲覧。
- “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年3月22日閲覧。
- 埼玉県の自然公園 - 埼玉県ホームページ、2015年3月15日閲覧。
- 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 89-90頁。
- 新編武蔵風土記稿 安行村.
- 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 991頁。
- 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 増補6頁。
- “町丁字別人口世帯数の推移”. 川口市. 2013年2月9日閲覧。
- “住所から基本学区の学校を探す”. 川口市 (2008年2月28日). 2018年3月22日閲覧。
- 埼玉県 花と緑の振興センター花と緑の振興センター.2021年5月20日閲覧。
- 緑と植木エリア川口市観光物産協会.2021年5月20日閲覧。
- “川口市指定文化財等一覧表(令和2年10月1日現在)” (PDF). 川口市. 2021年5月20日閲覧。
参考文献
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県(増補版)』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
- 「安行村」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ139足立郡ノ5、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763997/103。
関連項目
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