天児

天児(あまがつ)は、幼児の枕元に飾られる厄除け魔除けの人形である。『源氏物語』などで言及されている[1]。十字形の木の棒に布で作った顔をはめて作る。胴部分に着物などの衣装を着せることもある。天倪とも表記する。

這子との違い

天児と這子は同じ人形とする説もあるが、形状や素材などが異なる。這子は布製である一方、天児は木製である。また天児は、十字形の木の棒に布で作った顔をはめたものであるという点で、這子とは異なる[2]

脚注

関連項目

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