大阪府道15号八尾茨木線

大阪府道15号 八尾茨木線(おおさかふどう15ごう やおいばらきせん)は、大阪府八尾市から茨木市に至る府道主要地方道)である。

主要地方道
大阪府道15号標識
大阪府道15号八尾茨木線
制定年 1983年
起点 八尾市恩智中町
国道170号交点【北緯34度36分28.0秒 東経135度37分55.9秒
主な
経由都市
東大阪市
大阪市鶴見区
門真市
守口市
寝屋川市
摂津市
終点 茨木市三咲町・西河原西交差点
国道171号大阪府道46号交点【北緯34度49分53.9秒 東経135度34分11.4秒
接続する
主な道路
(記法)
国道170号
国道308号
国道163号
国道1号
国道171号
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路

概要

名前からすると2つの都市を結ぶ幹線道路で、有料道路区間もあるが、住宅街の中などの狭い生活道路も多く、他の幹線道路で分断されるなど、つぎはぎだらけの道といった印象を受ける。所々に一方通行区間や自動車通行不能区間(該当区間は備考を参照)があるため、どちらの方向からでも自動車での全線走破はできない。

ただし、本道の指定ルートには根拠があり、東大阪市御厨付近から終点まで、さらに北の大阪府道46号茨木亀岡線の安威川沿い、大阪府道1号茨木摂津線の忍頂寺付近までは「枝切街道」とよばれる旧街道にほぼ忠実に沿っている。本道に沿って道幅の広いバイパスが供用されても指定区間の切り替えがされていない。

茨木市大住町附近から終点まで不自然に道が広がっているが、都市計画道路茨木寝屋川線の計画に沿ったもので、大住町から先の大阪府道19号茨木寝屋川線として指定される区間が未開通となっている。

路線データ

管理者

歴史

  • 1982年昭和57年)4月1日 - 建設省(現・国土交通省)が一般府道恩智吉田線、一般府道大阪枚岡奈良線の一部、一般府道布施仁和寺線、一般府道茨木仁和寺線を主要地方道八尾茨木線に指定。
  • 1983年(昭和58年)1月31日 - 大阪府が主要府道八尾茨木線(整理番号159)を認定。
  • 1993年平成5年)5月11日 - 建設省から、主要府道八尾茨木線が八尾茨木線として主要地方道に再指定される[1]

路線状況

有料道路区間

別名

  • 枝切街道(小阪街道・茨木街道)
  • 花博道路(一部区間)
  • 恩智街道(信貴山越:一部区間)
  • 大阪東部新道線(島南口〜大阪外環状線接続点)

重複区間

地理

通過する自治体

交差する道路

八尾市

大阪府道15号線起点(本道は写真の四つ辻右方向。写真奥 - 手前方向は旧国道170号)

東大阪市

大阪市鶴見区

門真市

守口市

守口市と門真市の境界付近

寝屋川市

摂津市

茨木市

支線
  • 大阪府道149号木屋門真線・大阪府道18号枚方交野寝屋川線(寝屋川市高柳・高柳2交差点)
  • 大阪府道18号枚方交野寝屋川線(寝屋川市対馬江東町・対馬江東町東交差点)
  • 大阪府道13号京都守口線・(寝屋川市宝町・新宝町交差点)
  • 国道1号・大阪府道15号八尾茨木線(寝屋川市仁和寺本町・新橋東交差点)

沿線施設

鳥飼仁和寺大橋(大阪府摂津市-寝屋川市) 本道は八尾市内では玉串川に沿って通る。沿線は桜並木となっている。
鳥飼仁和寺大橋
(大阪府摂津市-寝屋川市)
本道は八尾市内では玉串川に沿って通る。沿線は並木となっている。

※終点側より記す。

備考

徳庵駅前商店街のアーケード。商店街内は本道を挟んで西側が大阪市鶴見区、東側が東大阪市となる。商店街内は自動車は北向きの一方通行。ここも府道15号である。
  • 近鉄河内花園駅付近では、踏切の南は自動車通行不可の狭いアーケード商店街となっている。さらに、駅前北側の再開発ビルの建設により、踏切の北側で完全に分断されてしまった。なお、西側にバス通りとなっているバイパスがある。この踏切は2014年9月に高架化されて無くなった。
  • 大阪市鶴見区の徳庵橋北詰付近では指定部分が歩行者用階段と自転車用のスロープになっており、自動車は走行不可である。

脚注

  1. s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省

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外部リンク

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