呪怨 パンデミック

呪怨 パンデミック[2]』(じゅおん パンデミック、原題: The Grudge 2)は、2006年制作のアメリカ合衆国の映画。日本映画『呪怨』のハリウッド・リメイク作品『THE JUON/呪怨』(2004年)の続編である。

呪怨 パンデミック
The Grudge 2
監督 清水崇
脚本 スティーヴン・サスコ
製作 ロブ・タパート
一瀬隆重
サム・ライミ
製作総指揮 ジョー・ドレイク
ネイサン・カヘイン
ロイ・リー
ダグ・デイヴィソン
音楽 クリストファー・ヤング
撮影 柳島克己
編集 ジェフ・ベタンコート
製作会社 ゴースト・ハウス・ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗 コロンビア ピクチャーズ
日本の旗 ザナドゥー/エイベックス
公開 アメリカ合衆国の旗 2006年10月13日
日本の旗 2007年8月11日
上映時間 92分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
日本語
製作費 $20,000,000[1]
興行収入 $70,711,175[1]
前作 THE JUON/呪怨
次作 呪怨 ザ・グラッジ3

キャッチコピーは「ついに始まる、恐怖の爆発感染」。

ストーリー

東京に暮らす学生アリソンは友人のヴァネッサとミユキに連れられ、呪われた幽霊屋敷といわれる有名な一軒家を訪れる。ヴァネッサとミユキはふざけてアリソンを2階の押し入れに入れると扉を閉め、彼女を閉じ込めた。しかし、手を放しても扉が開かなくなってしまう。

一方、カリフォルニア州に住むオーブリーは日本にいる姉のカレンが入院したと聞き、彼女の入院先を訪れる。しかし、そこでカレンに自殺を図られたオーブリーは、「呪われた家」での事件について調べる香港人記者のイーソンと出会う。

シカゴのアパートに住む小学生のジェイクは、隣の部屋から聞こえる壁を叩くような不審な音を気にしていた。それ以降、アパートの住民が異常な行動をとるようになる。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
劇場公開版ソフト版
オーブリー・デイヴィスアンバー・タンブリン箕輪はるか恒松あゆみ
アリソン・フレミングアリエル・ケベル近藤春菜小島幸子
トリッシュジェニファー・ビールスまちゃまちゃ幸田夏穂
イーソンエディソン・チャンあべこうじ平川大輔
カレン・デイヴィスサラ・ミシェル・ゲラー村上知子水谷優子
ヴァネッサテリーサ・パーマー大島美幸須藤絵里花
レイシーサラ・ローマー黒沢かずこ世戸さおり
ミユキ宇野実彩子
ジェイクマシュー・ナイト亀岡真美
ビルクリストファー・カズンズ
中川秀人刑事石橋凌
佐伯俊雄田中碧海
佐伯伽椰子藤貴子
瀧澤京香(少女期)
佐伯剛雄松山タカシ
伽椰子の母キム・ミヨリ
民間伝承の男梶原善

日本版との違い

前作『THE JUON/呪怨』は日本版『呪怨』のリメイクだったが、今作は日本版『呪怨2』のリメイクではない。そのため、映画の内容全体が日本版とはまったく異なるオリジナルストーリーとなっているが、ビルとトリッシュの夫婦の描写が日本版の北田洋・良美夫婦の描写に通じるなど、劇中に日本版とリンクする場面はいくつか登場している。なお、日本版の撮影にはアトリエミカミのBスタジオが使われているが、今作では構造そのものが違うセットとなっている。

関連商品

小説『呪怨 パンデミック』
著:大石圭 / レーベル:角川ホラー文庫 ISBN 978-4043572168

関連イベント

いずれもお化け屋敷

東京ドームシティラクーアザ・13ドアーズ」『呪怨 パンデミックの部屋』
「闇の歯科病棟」でクイズの正解者のみ入場できる。
ナムコナンジャタウン『呪怨 パンデミック』
「佐伯家」を再現し、映画の名場面をイメージする。
道頓堀極楽商店街『呪怨 パンデミック』
「佐伯家」を再現し、映画の名場面をイメージする。佐伯俊雄は人形のみだが、佐伯伽椰子は役者が演じるものもあり、随所に登場する。園内の割引サービスと併設された。

脚注

  1. The Grudge 2”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年4月20日閲覧。
  2. パンデミック」を和訳すると「爆発感染」という意味になるが、本来これは感染症や伝染病などが爆発的に蔓延する際に使用される単語である。

外部リンク

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